勾玉とお守りで有名になった西叶神社と東叶神社
先日、横須賀市に行ってきました。その時、ついでに浦賀のほうまで、足を延ばしました。
なんでも、浦賀には、「叶神社」という何でも願いが叶いそうな神社があると聞きました。それも、2つの「叶神社」があるということ。叶姉妹は、2人のユニットですが、叶神社も2つの神社なのだそうです。
同じ叶神社では、間違いやすいということで、愛称と言いますか、呼び名と言いますか。西叶神社と東叶神社として、呼んでいるそうです。
浦賀に行く前に、少しネットで調べてみますと、なんと面白いことに、西叶神社で勾玉を買い、東叶神社でその勾玉をいれるお守りの袋が売っているので、買って、袋に勾玉をいれて、自分なりの「お守り」が作れるということを見つけました。
それで、西叶神社と東叶神社の両方に行くことにしました。
浦賀の駅に到着しまして、まずは、西叶神社から行きました。ちなみに、西叶神社から行っても、東叶神社から行ってもいいそうなのですが、ほとんどの方が、西叶神社に先に行って、勾玉を買っているみたいなので、私もそれにならいました。
上の写真が、西叶神社です。社殿はかなり年代が経っているような作りで、彫刻が見事でした。ここで、勾玉を買いました。神社裏手の山も登って、浦賀湾を眺めました。ここまでは、私の体力にも余裕があったのですが。。。
神社の歴史や彫刻については、横須賀市観光情報サイトが参考になります。
横須賀市観光情報サイト「ここはヨコスカ」
浦賀の渡し船
その後、渡し船に乗って浦賀湾を渡ります。私が行った時は、渡し船は対岸にありまして、ブザーを鳴らして、来てもらいました。なお、12時から13時まではお休みということです。時刻表のようなものは無く、呼び出しブザーがあるので、それを押すと来るといったやり方です。
3分ほどの船旅を終えて、向こう岸に着きました。ここから、東叶神社まで歩きます。
東叶神社の裏で、登山を
住宅街をずんずん歩き、東叶神社に到着です。駅から、ここまでもずっと歩きましたが、まだ体力に余裕がありました。
東叶神社の裏手には、山がありまして、私はすぐに頂上まで登れるだろうと、たかをくくっていました。
裏手の山の頂上に、勝海舟の断食修行の場所があるというので、せっかくだからと登ってみたのです。中ほどまでが、「恵仁志坂(えにしざか)」で、中ほどより頂上に向かう坂は「産霊坂(むすびざか)」というそうです。産霊と書いて、むすび、または、むすひと読むことは、どこかで見た覚えがあります。
しかし、登って行けども行けども、頂上は見えず、息も苦しくなってきました。そのうえ、6月だったのですが、やぶ蚊が立ち止まるたびにやってきます。やぶ蚊と戦いながら、なんとか、頂上へ。
上の写真が、頂上の様子です。とにかく、息が上がって、やぶ蚊との戦いもあり、本当なら、浦賀湾を眺めるといいのかもしれませんが、そこそこにして「下山」です。
膝が笑う、という言葉がわかるほどになって、やっと神社の下まで降りました。足がガクガクです。
下の社務所で、今度は、勾玉を入れる袋を買いました。上の写真は、銭洗弁財天の水だそうで、お金を洗うといいそうです。そもそもは、勝海舟が断食修行をした折に、使った水だそうで、金運、開運にいいと、立て札に書いてありました。
弁財天様がすぐ隣に、いらっしゃいまして、社務所でお話をした神社の方によりますと、この弁財天様は、かなりのパワーをお持ちのようです。今までにも「こちらの弁財天さまに呼ばれて来た」とおっしゃる人や、夢枕に立ったとかいう話を聞いたとかおっしゃっていました。わかる人には、わかるのかなぁと思い、写真をアップしておきます。
西と東の神社で、それぞれ買って、自分なりのお守りを作るというのも、面白いですよ。浦賀まで行くことがありましたら、ぜひ、両方の叶神社に行ってみてくださいね。