正月、五月、九月の正五九参りで、浅草まで法要に

以前にも書いたかもしれませんが、浅草の浅草寺の境内にある銭塚地蔵さんで、正月と五月と九月に大法要があります。

商売繁盛を願う人たちが多く集まるそうなので(また、テレビでもパワースポットとして紹介されたようなので)、参加してみることにしました。

この法要ですが、かなり前から受付していただけるらしいのですが、なかなか浅草に行ける機会がないので、私は当日、受付をしてもらいました。

 

しかし、ほとんどの人は前もって受付していたようです。私のような当日の人でも時間に余裕があれば大丈夫みたいです。最初なので、最低ランクの御札を申し込みました。こういうのは、徐々に上げていくのがいいと聞いていたので、まずは、身の丈にあったものから、です。

 

法要は、午後3時から始まります。正月、五月、九月のそれぞれ24日です。4のつく日がお地蔵様のご縁日ですものね。

地蔵経と観音経をみなさんで、唱えます。わからない人は、別に唱えなくてもいいかと思いますよ。

私は、両方持っていますので、せっかくなので、唱えました。

 

その間、お坊さんが蓮の葉のような紙、それも色紙をまわり撒き散らします。それがありがたいものらしく、みなさん、お経を唱えながらも、拾っているので、私もいただきました。

記念になりますよね。

 

私は、浅草寺のほうでは法要に参加したことがありますが、こちらは初めてです。以前にも書いたと思いますが、お堂の外からは法要を見たことがあります。なので、だいたいの進み方はわかります。

 

もし、法要に参加するのが初めて、という方がいて心配なら、はじめは外からお参りして(カンカン地蔵の前あたりに立ってみているといいかも)どんなものかわかったうえで、次回の法要に参加してみるとわかりやすいと思います。

 

法要が滞りなく終わりますと、お坊さんのお話です。私は、外からみていた時代から、この法要の後のお坊さんのお話が楽しみでした。

 

今回は、この銭塚地蔵のいわれとか、お話がありました。やはり、この銭塚地蔵は、大儲けをするだとか、宝くじに当たるだとかを願うお地蔵様ではなく、金銀融通ですね。最低の生活ができるようにという、慎ましやか生活に困らないように見守ってくれるお地蔵様のようです。

 

だから、商売繁盛は商売繁盛でもあるのですが、商売というのは、いい時もあれば悪い時もあるということで、安定して商売が続けられることを願うのにいいようです。

さて、銭塚地蔵では、参拝の時に100円払いまして、塩とお線香、お灯明のローソクを分けてもらってお供えをします。塩を置いておくので「塩なめ地蔵」と呼ばれています。

 

これは珍しいように感じたのですが、地方では他にも塩を御供えするところもあるようです。花祭りの時、お釈迦様に甘茶をかけるように、お地蔵様に塩をかけるところもあるそうです。そういえば、塩かけ地蔵というのを聞いたことがあります。聖天様には油をかけると言っていました。浴油祈祷といいますものね。

 

それから、弁天様には、お酒を御供えするのだと聞いて、なるほどと思いました。弁天様のところには、玉子とお酒が御供えされているのを見かけていたので、玉子は蛇が玉子が好きと聞いていたのでなんとなく理解できたのですが、お酒が謎でした。

それが今回、やっとわかりました。大黒様はお米ですし、それぞれお供えするものが違うのですね。

 

それと、お坊さんもおっしゃっていたのですが、銭塚地蔵のお隣にある、カンカン地蔵ですが、なぜかネットなどで、このカンカン地蔵を石で叩いて、そこから出た粉を財布につけるといいとか言われているそうです。しかし、それはやめてほしいとのことでした。みなさんで、叩くと無くなってきてしまうので、今ではそばに注意書きもしています、とおっしゃっていました。

 

お金に不自由しないとか言われているみたいですが、カンカン地蔵で粉を取る目的で激しく石で打つのは、やめておいたほうが無難です。お塩を御供えして、軽くかんかんと打てば十分ではないかと思いますよ。

最後に、御札と御供物をいただきました。

銭の形の干菓子、落雁ですね。寛永通宝ですか。写真ではわかりにくいですが、奥のほうには銭塚地蔵と書いてあります。

銭塚地蔵には、お稲荷さんの神社で見かけるような赤い旗も掲げてありまして、商売繁盛を願う会社さんからも熱く信仰されているようでした。