江戸期からの歴史ある黒い湯の温泉、銭湯!温泉はパワースポット

今回のブログは、蛇骨湯という温泉というべきか、銭湯というべきか悩むのですが、パンフレットには、「健康増進型銭湯」という蛇骨湯です。

 

とにかく、無くなってしまうというお風呂屋さんの話です。

歴史ある店舗、建造物がまたひとつ東京からなくなるわけです。

浅草の地にあるので、外国人観光客も利用していたという温泉なのですが、たしかに、蛇骨湯の周りはごちゃごちゃしていて、火事でも起きたら大変かもしれません。

しかし、温泉、それも黒褐色の温泉は、もったいない。

いずれ、リニューアルして、何かしら利用されないかと期待しているのですが。。。。

 

さて、蛇骨湯ですが場所がわかりにくい、ということは、前もって知っていたのです。

本当に、ここでいいのか?と思いながらも入ってみた路地裏が、蛇骨湯の前でした。それくらい細い路地裏にあります。

 

私の場合、見つけることができたのは、ちらっと横をみたら、たまたま「蛇骨湯」と書いてある木製の看板が見えたからにほかなりません。

 

私は、田原町駅のほうから行きましたが、つくばエクスプレスの浅草駅の方面に向かって歩いていき、グーグルマップを頼りに、適当に歩いていきました。

 

後で見たら、私は食通街という通りを歩いていたようです。すし屋通りに出る直前に、ビルとビルの間に入ってみて(わかりにくいと聞いていたので、きっと路地裏だろうという単なる勘だけで)、ダメだったら、引き返せばいいやと歩いてみたら、見つかったというラッキーな出会いでした。

 

蛇骨湯のことは、ちょうど浅草に行く用事があって、そういえば、浅草に温泉があったけど、なくなっていないかなぁと思っていたところだったのです。

今、思い出せば、それは別の銭湯のことでしたが、その間違いが縁でネットで偶然、知ったのです。

 

歴史ある江戸時代から続く都内でも屈指の銭湯である蛇骨湯が、5月末までだったことを。

 

ツイッターでも調べてみたら、その情報は流れていたのですね。

お風呂の中は写真撮影禁止なので、お風呂の写真やお湯の写真はありませんが、令和元年5月31日までに行ってみてください。

 

黒褐色の天然温泉は、蛇口からも、シャワーからも出てきた

浅草の三社祭の直前に行ったので、暖簾のところに、白い紙が見えますね。

 

で、パワースポットと温泉は、関係あるのか?と思いますよね。

私の敬愛する李家幽竹氏が書籍を出しています。

 

パワースポット温泉です。

 

李家幽竹 パワースポット温泉


九星気学の先生方も、吉方位に言ったら、温泉に行け、神社に行けというくらい、温泉は大事なのです。

 

パワースポットなのですよ。地の気が流れているのでしょう。身体に気を取り込むには、温泉が一番良いのです。

だからこそ、このパワースポットばかり行っているブログにて、紹介なのです。

 

そういえば、もらっておいたパンフレットを読んだら、蛇骨湯の黒湯は、火山性の温泉とは異なり、古生代に埋もれた草や木の成分が地下水に溶け込むことによってできた冷鉱泉だそうです。

これは、神奈川県横須賀、鎌倉周辺から、東京湾岸にそって、温泉脈が分布しているそうですよ。

特徴は、身体の芯まで温まり、入浴後も湯冷めをしないのが特色だとのこと。

 

たしかに、時間がなくて、サウナを体験しなかった私ですが、けっこうのぼせてしまって、サウナに貼っていたら、身体が燃えるのではないかと思うくらい、身体の芯から温まりましたね。

お湯は、すべて地下水からのもので、温泉法2条に適応する「メタケイ酸」および「重炭酸ソーダ」の天然温泉です。黒褐色、透明、微塩味、無臭の「黒湯」ということです。

 

食券を買うようにして、入浴券、お風呂チケットを買う

三社祭の前なので、暖簾のところに紙が下がっています。

 

入り口に見えるでしょうか。食券のような自動販売機を。

大人(12歳以上)は、460円です。

無料で使えるシャンプーとボディーシャンプーはありました。

しかし、女性で髪にこだわる人は、前もって自分用のものを持っていったほうがいいかも。シャンプーやボディーシャンプーには、期待しないほうがいいです。

 

なお、6歳以上12歳未満の小学生は180円、乳幼児は、80円です。

手ぶらセットという、小さいタオルとカミソリ、歯ブラシ、手提げ袋が入ったセット(140円)も売っていますが、カミソリは、、、男性なら使うかな。

サウナ利用券は別途買う必要がありまして、200円です。

 

レンタルでのフェイスタオルが30円、バスタオルが60円で借りられます。

だから、手ぶらセットを買わなくても、タオルをレンタルすれば手ぶらで行くことができますね。シャンプーやボディーシャンプーは、浴室に備え付けありますから。

 

タオルは、買うこともできまして、風呂象(ふろぞう)くんのイラスト入りの袋に入って売っています。

小さなタオルが100円、大きめタオル(バスタオル?)が300円でした。

最後の記念に、タオルはいかが?

 

カミソリ(貝印カミソリ)とか、歯ブラシ、石鹸も何種類か売っていました。

大人入浴料と手ぶらセットが一緒になったものが600円、大人入浴料とサウナがセットになったものが660円です。

サウナ、入浴料、手ぶらセットという豪華なものが800円と、1,000円超えないのですよ。

タオルをレンタルしても1,000円超えないという。。

 

石鹸など、これが実物です。ボディーシャンプー、シャンプー、リンスも小型が売っていたのですね。

ふろぞう君かわいいでしょ?

 

自動販売機は、おつりが出るのでいいのですが、ドライヤーは、3分間20円、十円玉を入れるタイプですので、小銭の用意をしてから行きましょう(フロントに言えば、小銭にくずしてもらえるのかな)。

 

先ほども書いたように温泉は、「黒湯」といわれるタイプのお湯です。

それにしても今までいろんな温泉に入ってみたことがありますが、蛇口からもシャワーからも温泉のお湯が出たのは、始めてでした。

 

たいていは、お風呂の中に入ってから、温泉を楽しむのが普通です。

お風呂の外に出て、身体を洗うときには、ふつうのお湯ですよ。それが、温泉が出てくるのですから驚きです。

 

はじめて、日本の温泉に入ったという外国人観光客からしたら、これが日本では普通のことである、と勘違いしないかと心配なくらい、温泉の大盤振る舞いです。

それにしても、浅草の地に、こういう温泉がなるなるのは、いかんでしょ。

 

サウナは時間がなくて入っていないが、電気風呂など堪能

写真をみてもわかるように、小さめの休憩室、フロント、大浴場、サウナ、(一応)露天風呂と、最近、流行りのスーパー銭湯にあるようなものは、そろっております。

豪華なタイプではありませんが、そこそこの設備ではないかなと。そういえば、携帯充電器もありましたね。スーパー銭湯にありがちの体重計、血圧計もありました。

 

脱衣場も広く取っていました(私が行ったのは、平日だったので、もしかしたら、土日は混雑しているのかもしれませんが)。

 

お風呂の中に入るとわかりますが、電気風呂という、入るとピリピリするものや、ジェットバスというのでしょうか。

 

ボタンを押すとジェット水流が流れるものが2箇所ありました(が~と流れる強いタイプと、それよりはマッサージになるかな程度の弱いタイプ)

一見すると、土足でも良さそうな下駄箱前ですが、土足厳禁です。ここに履いてきた靴を入れておきます。

お風呂が終わるまでなくさないようにしてくださいね。

 

毎日のように通ってきているお年寄りは、きっと回数券で買っているのだろうな。

私が行った時間帯は、お年寄りが多かったです。

 

お風呂の中は、撮影できないですが、メモにイラストを描いておいた

さすがにお風呂の中は、写真撮れなかったですが、あとになって、メモにざっと、どのような配置だったか、描いておきました。

そうそう、露天風呂ですが、半露天風呂となっていたので、天井だけ空いているタイプかなと思ったら、女湯に関しては、どこも露天風呂になっていませんでした。

 

しかし、一室のようになっていて、そこだけ庭がお風呂のそばにありました。庭と行ってもほとんどディスプレイ程度のものです。「露天」ではなかったですね。のぞかれたないので、安全でいいのですが、男湯側はどうなっていたのでしょうね。

 

仕方がないので、休憩室だけ写真を載せておきます。

休憩室のまわりは、金魚がいっぱいです。風水師は、金魚を飼うようにいいますよね。

室内に水を置くように、ともいいますし。しかし、この場合は、単に金魚を飼うのが好きだから、という配置のような。

よくわかりませんけど。

 

ちなみに、私は、風呂のあとの一杯を、牛乳で。コーヒー牛乳とかもありましたよ。

 

 

このように水槽の上には、温泉の表示なども、これらが見える休憩室です。こじんまりとした休憩室です。

 

昔の写真も休憩室にありました。けっこう立派だったのですね。浅草一帯に知られる温泉だったのでしょう。昔は、背中を洗う人もいましたから、人も雇っていたのかな。

 

水槽に、蛇骨湯という、千社札のシールもありますね。

 

この脇に、携帯電話の充電器がありました。無料だったのか、わすれてしまいましたが。

 

地図があってもわかりにくい場所なので、グーグル・マップなどで確認しながら行ってみることをおすすめ

最後の日までに行けるようにと、もらったリーフレットの地図を載せておきますが、これを見てもわかりにくいと思います。しかし、一応、頭におくと違うかなと思うので、確認してみてください。

 

こうやってみてみると、蛇骨湯のまわりに、コインランドリーが2つもあったのか。気づかなかったです。

 

こちらが記念に買っておいた、「ふろぞう」君の袋です。私は、小タオルが入ったものを買いました。

「手ぶらセット」ではありませんが、ふろぞう君のイラスト付きです。

 

今度、どこかの温泉に行くときにビニールのこの袋を活用します。

 

 

あとで、写真をみていたら、コインランドリーと書いてある場所も写っていましたが、営業していないような雰囲気ですね。

令和元年5月末日で終わりの蛇骨湯。

ぜひ、行ってみてください。

サイトはこちら→ 蛇骨湯

場所:台東区浅草1-11-11

祝日でなければ、火曜日が定休日

13時から24時までが営業時間です。23時30分には浴室退室とのこと。

最後の日は、どうなのかな。金曜日ですよね。フライデーナイトフィーバーかな。