猫空ロープウェイの駅

前回の最後の部分に書いた指南宮ですが、猫空ロープウェイで行きました。

関渡宮へ参拝に行った話をブログに。指南宮も追記

 

今回は、その猫空ロープウェイについて書きましょう。

同じく、観光名所の高い場所ということで、台北101についても書きます。

 

今回は、パワースポットというよりは観光名所、観光案内ということになります。

ですが、昨年自分に合ったパワースポットとかいう雑誌記事に、私の場合は高い場所、山やビル、タワーマンションのような高い場所に行くことがパワースポットになるとかで、そのことも気になっていたので、いい機会なので行ってみることにしました。

 

どちらも高い場所ですからね。

 

【台湾のパワースポット特集】

第1回目>>台湾(台北市、新北市)でもパワースポットに行ってきた!南山福徳宮などおすすめの場所

第2回目>>関渡宮へ参拝に行った話をブログに。指南宮も追記!台北パワースポット

第3回目、今回はこれ

第4回目>>台湾の新北投温泉で足湯めぐり(復興公園、泉源公園、硫磺谷)吉方位旅行に温泉

最終第5回目>>寧夏夜市でグルメ、永康路(東門)付近で買い物、松山空港

猫空(マオコン)への行き方ー私は地下鉄駅から徒歩で

私の行き方は地下鉄駅から徒歩にしました。

台北駅からだと、忠孝復興駅で乗り換えて、地下鉄の動物園駅で下車。

歩いて数分で、ロープウェイの動物園駅に到着します(上の写真がロープウェイのほうの動物園駅)。

 

デートスポットでもあるでしょうし、動物園も近いので、動物園のついでにロープウェイに乗る家族連れもいます。平日でもけっこうな人出ですから、休日はかなり行列を覚悟したほうがいいかも。

 

猫空ロープウェイには水晶車廂という下がガラス張り(クリスタル)のゴンドラあり

水晶ゴンドラ

猫空ロープウェイには欧州の安全基準に則ったという厚さ48ミリのガラスが床になる水晶車廂というガラス張りのゴンドラあります。

一般のゴンドラは下が見えませんが、これは下が透明なので高所恐怖症でなければ、いい眺めを楽しめます。

水晶のほうは5人まで乗れるとのこと。
人数は、絶対それ以上乗せない決まりのようでした。

 

猫空ゴンドラ

一般のほうは、6人から8人と幅ありました。たぶん、子どもが多めだと8人入れるかなと。

心臓病、高血圧、高所恐怖症の人は、乗らないでくださいとのことでした。

私が行った時は、水晶のほうと一般のゴンドラが別の列に並ぶようになっていて、水晶は時間がかかるよ、と言われました。一般のほうは、最高8人が1回で乗れますからね。

 

水晶は、31台あって、4分に1回来るのだと聞いていましたが、もっと長い間隔に思えました。

 

片道120元往復だと240元(2018年)と値段は高いが割引もあり

ロープウェイ台北自動販売機

切符の買い方は、番号どおり1,2,3、4と番号がついています。

 

私が行ったときは、動物園駅から猫空駅まで、120元でした。

他のサイトでは、50元となっていたので、値上げしていったのでしょう。

値段については、最新の情報を得てください。

ということで、2018年当時に料金についてです。

 

平日に悠遊カードを使うと20元割り引くそうです(休日、祭日は割引なし)。

私は、猫空ロープウェイの切符が見たかったので、わざと、悠遊カードを使わないで、自動販売機で買いました。買い方は簡単。自動販売機のところに、番号がありますよね。1番からその番号どおりにやっていくだけです。

 

でも、普通の観光でしたら、悠遊カードを使っておくほうがいいでしょうね。

平日なら安くなるし、第一、楽ちんです。切符を買うのに時間とられないで、そのままカードで通れます。悠遊カードを当てるところがあるので、そこに当てて中に入ります。(切符のほうは機械に通す)。

案内の人は何人もいますから、わからなければ聞きましょう。

 

あとそれと台北市民は、割引があるそうですよ。先程の写真、水晶車廂の立て看板の上のほうに台北市民は、証明書があれば云々と書いてありました。

 

これまた帰国後に知ったことなのですが、260元払うと(当日のみ有効)、乗り降り自由の一往復の券があるそうです。

私は、途中で指南宮に立ち寄ったので、こちらのほうが安かったわけですよ。なんと。

またもや予習をしないで、直前に決めると、こういうことになる、という事例です。

 

この猫空ロープウェイですが、火曜日から木曜日は、09:00 ~ 21:00の時間帯で運転しています。金曜日は、もう少し遅くの22時までです

土曜日と祝日は、08:30 ~ 22:00とのこと。日曜日と祝日の最後の日は08:30 ~ 21:00ということですが、これは新年(旧正月)の連休などで、最後の日だけは、早めに終わるということでしょう。

意外と台湾は、夜遅くまで開いているところが多いのですよね。

しかし、夜9時とか、猫空駅あたりの茶館はやっているのかな。夜道はどうなっているのでしょうね。

これは男性と一緒の時に行ってみたほうがいいような気がします。

 

切符の種類は、以下のページを見ておくといいです。

貓空纜車網站-票種介紹

 

ロープウェイ猫空駅まで乗車時間は約25分と長かった

行きは、急いでいたので、水晶のほうに並ばずに、一般のほうに並びました。そうしたら、平日だったからか、私一人で乗せてくれましたよ。私は、あいのりだと思っていたのですけどね。

一人旅は、こういうことがあります。

ただし、途中の駅で乗ってくる人がいまして、途中からは同行者ありになりました。

行程は全長4,033mといいますから、約4キロですね。

動物園駅から猫空駅まで思ったよりも長く感じました。私は日本で箱根など何度かロープウェイを乗ったことがありますが、台北のロープウェイは長く感じましたね。

 

緑が多い時期だったので、山の中に突き進む感じがしましたよ。

晴れの日に行ったのでそれはそれは、景色もよく。ただ、風が強かったかな。

そうそう、これが私が見たかったというロープウェイの切符です。駅で回収される前に記念写真を!

猫空ロープウェイ切符

 

カラフルで可愛い切符です。しかし、何度も乗り降りできる1日回遊券みたいなほうを選択しておけばよかったのに、ですね。帰国してから知ったので仕方ないですが。

動物園南駅、指南宮駅のほかにも、駅ではないのですが、駅みたいな下車できない場所がありました(この駅では、乗車下車できませんと書いてある駅っぽい場所)。

 

ロープウェイがまっすぐ直線的に行くのかと思いきや、L字のようなルートになっているため、角度を少しずつ変えるための下車できない駅が2つあるそうで、そこを通過しながら行きます。

最初見た時、すぐに駅だ!と思ってしまいました。

動物園駅→動物園南駅→指南宮駅→猫空駅(さらに途中2回の下車できない駅あり)

「動物園駅が海抜24.1m」とのことです。そして終点の「猫空駅は海抜299.3m」といいます。

ロープウェイからみていると、登山になるイメージでしたが、登山が趣味の人にとっては、楽勝の山なのかな。

途中で角度を変えていくので、ノンストップで猫空駅まで行くというものではありません。だからロープウェイから見ていても、終点があそこだ、というのがわかりにくかったです。

上の写真でもパッと見、山の上が終点のような気がしてしまうのですが、約25分(25分から30分くらいの幅あり)も乗るのだということを知っていおくといいでしょう。

 

猫空駅の回りには茶館があるが行く予定の茶館が工事中

茶館から茶畑と台北市内

猫空駅に着きました。上の写真は、別の場所(茶芸館)から見た台北市の様子です。目の前には、茶畑が広がります。

 

猫空駅の構内にも、観光案内所などありまして、食事できる場所もありました。

しかし、下車した多くの人は、回りの茶芸館やレストランに行くようです。猫空駅を出たら、左側に歩いてみたのですが、どれも観光客用のお店ばかりでした。

途中、お寺(お経が聞こえた)の前を通り、鉄観音のお茶センターとかいう場所を目指していったのですが、よくわからずに途中でひきかえしました。

 

その道すがらもけっこうな数のレストランも見ましたよ。

ガイドブックにおすすめのレストランや茶芸館が載っていることでしょう。たまに雑誌でも猫空駅近くの茶芸館を特集していることもありますから、そういうお店にいけば、日本人の観光客にも慣れているかと思います。

出たとこ勝負の私ですが、茶芸館はいくつか決めていて、そのうちの一つに行ってみたら、なんと工事中でした。

ここは名前を忘れてしまったのですが、たぶん「上易茶荘」というお店だったと思います。

猫空駅近くの茶芸館

冷茶をいただきました。

眺めは良くて風が通って気持ちいいです。

 

室内は木製のテーブルなのですが、外のベランダのテーブルは、石でできていて重たそうな感じでした。

お昼時間は過ぎていたのですが、私の隣ではちょうどお昼ごはんを食べていていい香りがしていました。お腹がすく。

私はのんびり冷茶を楽しみました。ただし、茶芸館に行ったことがある人ならわかりますが、お茶って意外と、お値段が高いのですよね。

特に、ホットのお茶は何度でも飲めるからか、けっこうなお値段がします。

そこに気をつけておいたほうが、いいと思います。ここのお店でもまわりのお店でもきっと日本で言う「観光地料金」でしょうから。

それにしてもこのような景色のいい高い場所は晴れた日に行くのがいいですね。曇り空や雨の日だと景色が楽しめません。ワンランクダウンといったところでしょう。

 

帰りは水晶車廂(クリスタル)に乗りまして下の景色を楽しむ

猫空ロープウェイ水晶

この前も書いたように、帰りは指南宮で一度降りました。

猫空駅には、バスも来ていて指南宮にも行くバスもあるようでしたが、バスを待っているよりもまたロープウェイに乗りたいと思ったので、ロープウェイの猫空駅に戻りました。

帰りは、行きの動物園駅よりも行列が短いと思ったので、水晶のほうに並びました。

こうやって、下が見えるのですよ。下は、茶畑でしょうか。

まったく何もない感覚ではなく、ガラスはあるなとわかるので、安心できますし、高いところからの景色が見られていいのですが、コレ、高所恐怖症の人はダメでしょうね。

指南宮の時も、このクリスタルなガラスからの眺めをお見せいたしましたが、私はドローンの写真をみているようで楽しかったです。

日本のリフトなんかに乗っているとリアルに下が筒抜け状態で、以前も高尾山のときに書いたかと思いますが、下にモノを落とす人も出てくるわけですよ。

それよりはガラスがあると思うせいか、それほど怖さを感じませんでした。

 

ロープウェイクリスタル

途中の指南宮での話は前回書いたのでカットです。

指南宮駅に戻ってからのほうがロープウェイに長く乗りました。ガラス床が耐えられない人は、一般のゴンドラに乗りましょう。そちらのほうが数は多いです。

高所恐怖症でない人は、ぜひ、水晶、クリスタルキャビンのゴンドラに乗ってみてください。

動物園駅で水晶のほうの行列ができていたとしたら、帰り道の猫空駅からが、狙い目かも。

猫空ゴンドラ

こちらは、動物園駅が近づいてきた時の写真だと思います。

指南宮駅から乗った時は、係員の方がカップルのゴンドラに乗せないようにとか、男性ばかりのゴンドラに乗せないようにとか、気を使ってくれまして、一人旅の私でも、家族連れならいいだろうと、家族3人乗っていたそのゴンドラに乗るようにと言われました。

そのため、何個かゴンドラが通ってから、やっと乗れるようになりました。終点、始発の駅だと列のところで、ひとりだけで乗って、とか言いやすいでしょうが、途中駅で乗車するとなると、タイミングを見計らいます。

まるで、大縄跳びしている時に、いつ入るか、いつ入るかと、身構えているような感覚です。

猫空ロープウェイの係員の方は、どの人も親切で、気配りもできていて、一人旅、それも女性の一人旅に気を使っていただきありがたいと感じます。日本の今の観光地は、これくらいの接客レベルになっているのだろうか。

 

ということで、次のページは、同じく高い場所の観光名所です。次ページへは、クリックを