前回は、己巳の日に蛇窪神社に行ってきたことを書きました。白蛇信仰ですね。前回のブログ記事は、こちら

蛇窪神社に己巳の日に行って白蛇の御守(夢巳札)を買いました(上神明天祖神社)

 

金運アップを願うなら、己巳の日のお詣りです。

ヘビ尽くしの話ばかりですが、世の中、蛇神様の巳の日には参拝する人がこれほど多いのかと改めて感じました(上野の不忍池の巳成金だけではないのですね)

 

今回は、同じく己巳の日のお詣りなのですが、お寺さんです。

それも以前に何回か行ったことのある東京タワー近くの宝珠院です。

宝珠院には何回か行ったことがあるのに、巳の日限定の御朱印があるとか、巳成金のお守りがあるとか知らなかったのです(近くに蛇塚があるのは、知っていたのに)。

参拝した時に見ていたのかもしれませんが、忘れていたのでしょうね。

宝珠院のことは、港区七福神の時のブログ記事でも書きました。

港区七福神めぐりは気の流れや風水が良さげな場所が多め

 

「開運 出世 巳成金 弁財天」が書かれた看板は、以前もみたことがありました。

今更気づいたのは、祭礼日のこと。「1日、3日、15日、28日、巳日」と書かれています。

やはり己巳の日だけに限らずに、巳の日は祭礼日なのですね。

もう一方の閻魔大王(港区指定文化財)のほうは、祭礼日が1月15日、16日、7月15日、16日となっていました。

 

今回は、久しぶりに行ってみたら、宝珠院が建て替え工事中だったことも含めてブログに書きたいと思います。

建て替え工事が完了したので、それについても最後に追記しました。

 

宝珠院へ蛇の絵が記念になる御朱印を

上の写真は、以前の七福神めぐりの時のものです。

この時もすでに古めかしい寺院になっていました。

かなりガタがきていたのでしょう。建て替え工事です。

いつから工事中だったのか。

建て替えが終わったら、真新しい寺院で参拝できますね。現在は、ブログ冒頭の写真のようにプレハブ建ての仮寺院になっています。


 

増上寺方面から増上寺塔頭 三縁山 宝珠院へ行ってみた

 

知っている人は、知っているのですが、宝珠院は増上寺のすぐ近くにあります。

黒本尊の増上寺と一緒にお詣りしてきました。

宝珠院は、増上寺塔頭となっているように、塔頭寺院、本寺の境内にある小寺、いわゆる脇寺になります。

 

増上寺も宝珠院も、東京タワーが近いことを表すために、東京タワーと一緒に写真を載せておきます。

 

私は、増上寺に立ち寄ってから宝珠院に行ったのですが、増上寺の境内から近道があるかと思いこんでいて、道に迷ってしまいました。

通って宝珠院まで行けることは行けるのですが、わかりにくい道をとおります。

 

一旦、境内から外に出て再度、グーグルマップで調べてみました。

 

増上寺からのアクセスは、門が見えたら向かって右側へ歩いたほうがおすすめ

そうしたら、なぜか、旧台徳門霊廟惣門のほうを示していて、そのとおりに行ったのですが、こちらはあまり人が通っていませんでした。

 

もし、増上寺方面から宝珠院に行くつもりの人は、こちらの旧台徳門霊廟惣門のほうではなく、増上寺が見えたら、右側の通りから行ったほうが道がわかりやすいです。

その後、旧台徳門霊廟惣門の脇道を通ると、近道だとわかりました。

それについても、追記に書きました。

 

境内を通っていけないことはないのですが、本当にお寺の裏手(景光殿のほう)を通ることになります。

それでもあまり人がいない方面から増上寺を見ることができましたから、良しとします。


増上寺会館の方面が見える場所からの撮影です。少し高台ですね。

 

即位礼正殿の儀を記念した金色の御朱印(書き置き紙)もいただきに

なんとか、宝珠院に到着です。

以前、何回か来た時はいつも東京タワー方面から来たので入口がここかなと思い出しながら行きました。

さすがに巳の日限定の御朱印もいただきたい人も多いのか、長蛇の列です。蛇の日だけの、長蛇です。

 

宝珠院では、まず先にどの御朱印がほしいか伝えておき、その後御朱印帳をいただきに行きます。

私が行った夕方の時点で、すでに1時間待ちとのこと。

しかし、午前のほうが待ち時間が長かったのかもしれません。午後、それも夕方近いので少し人数は落ち着いているかなと思います。

 

それにしても、悩ましいのが御朱印の選び方。

通常の御朱印もあります。世の中のいわゆる御朱印といわれるシンプルなものもあるのですが、限定モノに弱い私は、悩む、悩む。

 

私の前に並んだ人は、これを選ぶのにかなりの時間を費やしていました。

しかし、その気持ちがわかります。どの人も急かすことなくどれにしようかと決心するのを待っています(すでに1時間待ちとのことなので、どうせここで急いでもということで、どの人も焦っていません)。

 

私はえいやっと決めまして、御朱印帳を預けてからは一度、宝珠院を後にしました。

ちなみに、番号札は先進的なもの。

この券と交換なので、無くなさいように大切に保管です(私はポケットに入れたが何度も確認してしまった)。

引き取りは、17時までとのことです。

携帯電話のQRコードだったのか、私のスマホでは読み取れませんでした。

私が行った時は、1時間待ちとのことだったので、1時間後に行きましたが、その前に出来上がっていたようです。聞いてみたら、番号がかなり後ろの番号でしたから。

 

他の人もどこかへ行っているようですが、そのちょっと前に戻ってきているようです。

一部にその場でずっと立ったまま待っている人もいたようです。雨の日だったので、どこかへ見学に行ってもと思ったのかもしれません。

 

宝珠院では見開きの季節の限定御朱印もあり

私は、季節の限定の御朱印もいただくことにしました。12月から変わるのだそうです。

ちなみに、11月は紅葉とシカです。

真ん中にシカがいまして、キレイな御朱印です。私は阿弥陀如来と弁財天様でいただきました。

ほかにも閻魔大王、薬師如来もあります。

家に帰って写真を見ていたら気づいたのですが、書き置きとなりますが、先月の10月のものもあったようです。

前月は、すすきとうさぎ、でうさぎ好きの私としては、同じシカのものを阿弥陀如来と弁財天様でいただくよりは、ひとつは書き置きでうさぎバージョンをいただけばよかったと後悔してました。

私みたいに後悔しないように、できる限りの御朱印の種類の写真を載せておきます(今、写真を見ていたら数字を数えてみると全部はなかったですね)。

 

勧進御姿御朱印は、金色でこれまた縁起良さそうですが、見開きの御朱印で1000円します(書き置き用)。

4種類いただいたら、一気に4,000円ですね。

創建333年記念事業の一環として授与されるそうです。

 

巳の日限定の御朱印は月参りする人は色の変化を楽しめます

巳の日限定の弁財天御朱印も書き置きと、直書きの2種類あります。

急いでいる人は書き置きだけとかするのでしょうか?

私は結局、両方をともにいただきました。

 

直書きだけにしようかなと思ったのですが、書き置きには、白蛇の絵が書いてあって、弁財天様の印もあり、そちらも欲しくなったのです。

「徳川家康公念持仏 開運 出世 大弁財天」となっています。

 

この巳の日限定の弁財天御朱印ですが、書き置きの紙の白蛇は、「春夏秋冬」で4バージョンあります。

白蛇様が春夏秋冬と違うだけでなく、月印(九月長月とか、11月霜月とか書いてある印)と、それとは別に「巳の日」と書いた印の色が月ごと、すなわち12ヶ月ごとに違うというものです。

これは月参りになりますね。

直書きの巳の日限定の御朱印も、中央にある三つ鱗の部分が季節ごとに変わり、書き置きと同じく、月印と巳の日の印の色が12ヶ月ごとに変わるという、これもまた月参りになるだろうなというものです。

おそらくどなたかは、毎月巳の日に行っているでしょうね。

 

 

慶祝令和の見開き御朱印(12月31日まで)は巳の日は巳の日バージョンに

 

もちろん、即位礼正殿の儀の御朱印も限定数のみとのことなので(こちらは、巳の日とは関係なし)こちらもいただきたいと考えました。

これとは別に12月31日までの慶祝令和のものもありますので、天皇陛下の御即位関連の御朱印は、大きく分けて2種類あるということです。

ひとつは、限定数量まで、というものと、もう一方は12月31日までのものです。

 

開運出世の巳成金のお守りは黄色が金運、白が勝負運、青が健康運

開運出世と大弁才天と書かれた「巳成金」のお守りです。真ん中に蛇神さまが描かれていますね。

こちらも、巳の日限定で配布です。

料金のところに、冥加料500円と書かれていました。

初穂料が神社で、お寺さんは、冥加料なのですね。

寺に寄進する金銭を冥加(みょうが)金とか冥加料というそうです。仏様からの陰のお力添えに感謝して渡す金銭のことらしいですね。

またひとつ知りました。冥加とも冥利ともいうそうですが「冥利につきる」とか知らないまま言ってました(役者冥利につきるとかの言葉)。

 

なお、お守りに関しては、巳成金のお守りは、巳の日限定ですが、そのほかにもお守りはたくさんあります。

 

宝珠院のお守りは金運アップだけでなく多種多様。護符もあり

一般のお寺と同じく、商売繁盛、えんむすび、結び守、開運厄除、学業御守、見まもり、子宝安産御守などがあります。

面白いのが、「へのかっぱ守り」心願成就だそうです。

健脚健康には、草履守。健康長寿は、福かめ守り。

金運アップ関係だと、宝船御守、巾着御守、虎目石瓢箪お守りですね。

巳成金のお守りがあるだけあって、福財布も売ってました。福財布も買えばよかったかな。

 

さすがに閻魔大王をお祀りするだけあって、「罪悪消去」の閻魔大王護符もありました。

すごいパワーがありそうな護符ですね。それだけでなく、「一切の災厄除け」という御守も。

護符は、そのほかに弁財天様ものもあります。弁財天護符です。

もちろん、御札、木札などありましたよ。

 

宝珠院仮本堂で、お寺の参拝作法を知る

よく神社の参拝方法(二礼二拍手一礼のようなもの)と間違えて、お寺さんでパンパン柏手を打つ人いますけど、お寺では静かにお詣りしましょう。

お寺の参拝作法は仮本堂のそばに書いてありました。

 

  1. 先ず、本尊と相対し、一礼する
  2. 次に、お賽銭を入れる
  3. 次に、静かに手を合わせ祈願する
  4. 最後に、感謝を込めて「南無阿弥陀仏」と唱えながら深く一礼する

 

仮本堂なので、本物の仏像ではなく、写真が飾ってあるだけです。

 

真ん中に阿弥陀如来で、向かって右に弁財天、閻魔大王と並び、左には薬師如来、子の権現のお写真です。

 

帰りは、もう暗くなっていたので、わかりにくい増上寺の境内を通らずに、増上寺宝物展示室などがならぶほうの通りを通って(こちらのほうがわかりやすい道で、人も多く通っている)、浜松町駅に向かいました。

 

暗いですが、少しだけ増上寺の中に入り、東京タワーとともに写真を撮りました。

今の時期は、増上寺は午後5時半には門が閉まるようです。

以下、新築の宝珠院に行ってきたので追記です。

建て替え工事完了で新築の宝珠院に巳の日に行ってきた

宝珠院新築

 

真新しい宝珠院に、令和元年最後の巳の日に行ってきました。

お正月前に新しい本堂になってよかったですね。

弁財天池の方から行きますと、まずは、閻魔大王のお出迎えです。

ガラスがあってわかりにくいですが、閻魔大王様がいらっしゃいます。

三緑宝珠院入口

 

この地図をみていて、そういえば、以前も三すくみの蛇、蛙、ナメクジがいたなと思い出しました。
この図のすぐ下に、蛙がいました。(結局、今回は、ナメクジがみつからず)。

三すくみの蛙

屋内の参道と、軒下の参道(参道と行っても神社のようなものではなく)がありまして、軒下の参道の突き当りが御朱印をいただく社務所になります。

列がふたつできていて、おそらく短いほうがこれから御朱印帳を預ける受付のほうの列です。

「御朱印はこちらで受付します」と声をかけてくれますので、わかるかと思います。

御朱印を待つ人と宝珠院

弁天池のほうからの写真です。以前と、本堂の場所が違っていませんか。

人間の記憶はあてになりませんけどね。しかし、以前の本堂を見たことがある私にはものすごくチェンジしてキレイすぎる本堂です。

 

長い列は、御朱印が出来上がるのを待つ人の列なので、そちらに並ばないようにしたほうがいいですよ。

私が行った時は、小雨が降っていたりしたので、余計、列がわかりにくかったこともあるでしょう。

宝珠院の番号札

 

なには、ともあれ、まずは、御朱印帳を預けまして、番号札をゲットです。

今回は、冬バージョンの蛇の絵です。冬というか、新春のイメージでした。

宝珠院新築の屋根

新しい本堂と周りの紅葉がキレイです。写真を撮っている人が多くいました。

以前のお寺の本堂と並べてみたいくらいの違いです。

新しい宝珠院

こちらは、子育、水子地蔵尊の小さなお堂です。

宝珠院地蔵様

 

そうそう、軒下の参道のところに、蛇がいましたよ。

三すくみの蛇

蛇と蛙は、見つかったのですが。ナメクジは?

本堂裏手には、信徒さまが駐車できるスペースもありました。

その裏にはお庭もありまして、中に入れるのかは、不明。

芝庭苑

ところで、冒頭の浜松町駅方面から行った時の近道についてです。

追記しておこうと思います。前回書いた時は、東京タワーも見えるし、増上寺に向かって右に流れたほうがわかりやすいと書きました。

私は、旧台徳門霊廟惣門を通って行ってしまったのですが、こちらの道路だと近道だったのです。

宝珠院への近道

ホテルや地下駐車場専用道路だとばかり思っていましたが、こちらを通ることもできます。

というか、こちらのほうが近道でしょう。しかし、やはりおすすめは、増上寺向かって右に回っていく東京タワーが見えるほうの道です。

しかし、近道なので、こちらの道も紹介します。

宝珠院近道

このように、レストランだとか、フロントとか書いているので、専用通路かと思ってしまっていた私です。

 

増上寺の脇道

こちらの道は、地下を通るイメージになってしまいます。

しかし、近道という悩ましい選択になりますね。

今回も1時間15分くらいかかって、御朱印が出来上がりました。

これはタイミングによりますので、朝一だとか、終わり近くとかでは待ち時間も違うでしょう。

 

弁天池宝珠院

待ち時間には、弁天池を散策したり、東京タワー付近をみたり、蛇塚に行ったりしてみてはいかがでしょう。

私は、三すくみのナメクジがどこにいるのか、それが知りたいです。