千社札がいっぱい見える櫻木神社です。またの名を、櫻木天神といいます。

本殿は、はっきり言って古びておりますが。清掃はしっかり行き届いています。管理されている神社ですね。

私が行ったときは、誰も参拝していなかったのですが、桜の咲く頃はきっともっと多くの人が参拝していることでしょう。

 

私は、千葉県野田市の櫻木神社も行ったことがあるのですが、こちらは、以前にも書いた文京区の神社巡りの時に行った櫻木神社です。

以前に水道橋方面から歩いて三河稲荷神社や金刀比羅宮東京分社に参拝した時のブログ記事

金刀比羅宮東京分社でお守り受付、水道橋稲荷神社、三河稲荷神社へ

 

赤門のあるほうの東京大学にも近く、駅としては、本郷三丁目駅を利用するのがわかりやすいです。

私はよくわからないのですが、ドラゴン桜の漫画の中でも合格祈願でこの神社に来ていたのだとか。

それでなくても、桜木先生ですからね。

 

「サクラサク」の縁起担ぎをしたい人

東大のキャンパスめぐりの時に合格祈願をしたい人

天神様に受験までに一度は参拝したい人

そのような人は、参拝されてみてはいかがでしょう。

もしかしたら、東大受験生には、知られた神社なのかもしれませんね。

鉄門倶楽部でも、緑会でもないのですが、東大生なら口コミで知っている、だったりして。

 

 

受験生はたまには、散歩もいいでしょうから、私のように、東大のキャンパス近くの神社巡りのひとつとして立ち寄るのもよし、です。

とはいえ、野田市の櫻木神社が有名ですので、探す時は、文京区の櫻木神社とか、櫻木神社東京のようにして探さないと、野田市のほうが出てきてしまうかもしれませんね。

野田市の櫻木神社のブログ記事は、こちら

櫻木神社(千葉県野田市)へ初詣に御朱印帳が可愛い

櫻木神社というと、こちらの千葉県のほうが有名ですし、初詣時期は、遠くからも参拝客が多いです。

 

ドラゴン桜の漫画のように櫻木神社で菅原道真公に合格祈願を

 

櫻木神社の御祭神は菅原道真公です。

いわゆる天神様ですね。

そのため、神社のいたるところに「梅の花」の模様があります。

櫻木、ですが、梅です。

東京梅風会のパンフレットによると、東京の天神様は、34社あるそうで、こちらの櫻木神社もその一社です。

天満宮とか、天神社とかの名前が多いです。あとは、天満社とか。

天神様というと、天神社、天満宮、北野神社、菅原神社と名前はいろいろですが、天神様のほとんどが菅原道真公をおまつりしています。

パンフレットによると、本来、天神とは、雨をもたらす農耕の神様として崇められてきた神様だったそうです。

菅原道真公が亡き後、宮中の落雷や火災に対して、菅原道真公の怒りとして人々は恐れ、「天神」という高い位をつけて手厚くお祀りしたのが北野天満宮の始まりだとか。

また、亡くなられた地では、菅原道真公のその人柄を親しみ、墓所が整えられ、それが現在の大宰府天満宮なのだとか。

この二社がルーツなのですね。学問の神様、天神様として崇められるようになったとか。

今では、受験シーズンになると、各地の天神様のところへ受験合格祈願に行くようになりました。

 

菅原道真公は学者の家に生まれ育って、右大臣にまで出世しました。

身に覚えのない罪で、大宰府に下ったということは、どこかで読んだ覚えがあります。

生まれた日が6月25日で、亡くなられた日が2月25日ということで、25日が天神様の日です。

 

櫻木神社では、さくらまもりを売っているのですが、それも桜にもみえますが、梅にもみえるデザインなのです。

絵馬は、合格の縁起担ぎで、桜になっていました。

サクラサクと言っても、今では合格電報すら知らない人たちばかりでしょう。

今のようなネットで確認とか、メールもない時代には合格したら合格電報というものがありました。

大学には合格した人の受験番号が書かれた紙が張り出されて、その番号をみて、学生アルバイトが地方にすむ受験生に合格を電報で知らせたのです。

その文面が「サクラサク」です。

やはり、「桜」のモチーフは、縁起がいいですよね。

 

なぜ、「桜」なのかについてですが、神社のサイトによると、2つ説があるそうです。

御祭神である菅原道真公が太宰権帥として九州に赴く際、自ら櫻の木を刻み形見としたと云われる菅公の御像を御神体として祀られているとする説と、最初の遷座地である櫻の馬場の地名に因るものとの二つの説が言い伝えられている。
櫻の馬場は現在の東京医科歯科大学およびその病院のある地をいう。すなわち、そこは湯島聖堂の西隣にあった御茶ノ水橋の線を延ばした西の方をいったものであろうと思われる。馬場の左右には櫻樹・楓樹が植えられ、花の時や紅葉の時には見物人も大勢あったということで、自然にこの地を櫻の馬場と呼ぶようになったという。

櫻木神社のホームページ

 

文京区というと、天神様なら、かなり有名な「湯島天神(湯島天満宮)」があります。

あちらは梅の名所としても知られています。

しかし、有名すぎて受験の頃は人出が多い。

神様にお願いごとを聞いていただくには、もう少し穴場のほうがいいのではないかと思うのです。

こちらの櫻木神社は、小さいですし、目立たない神社です。知る人ぞ知るのタイプの神社なので、湯島天神のようなメジャーな天神様もいいのですが、こちらの神社もどうぞ。

もちろん、湯島天神も参拝して、こちらの櫻木神社も参拝するのがベストですね。

 

烏骨鶏のウッコにご挨拶を

こちらは、烏骨鶏です。参道の左側に小屋がありますよ。

文京区の櫻木神社と言ったら、この烏骨鶏しかないでしょ、というくらい有名な烏骨鶏のウッコです。

烏骨鶏を見たからといって、むやみに餌を与えてはいけませんね。

逃走しないように、しっかりカギがかかっています。

ここ櫻木神社では五年に一度、神輿渡御が行わるそうです。例大祭は、9月に行っている模様(9月第4の土日と決められいるようです)。

6月末と12月末には、夏越の大祓、年越しの大祓が行われているとのことです。
歳旦祭は1月1日、元旦祈祷札授与とのことです。

 

私は残念ながら、御朱印をいただけなかったのですが、神社の拝殿向かって左手に社務所がありました。

不在だったようで、残念ですが、リベンジいたしましょう。

見送稲荷神社も境内に

 

同じ敷地内の裏手には、見送稲荷神社がありました。

稲荷神社は稲荷神社の鳥居がありましたよ。

江戸時代に人を見送る場所だった見送坂に因んでつけられた名前のようです。

こちらのお稲荷様のほうのお祭りは、4月の第1日曜日に行われているそうです。

おそらく地元商店街の人たちが参拝に来ている稲荷神社なのでしょうね。

赤い旗も多く立っていました。