上野の寛永寺関係の話が続きます。

寛永寺は根本中堂がメインの場所なのでしょうが、清水観音堂や辯天堂、辯天堂そばの大黒堂、両大師、護国院、パゴダ薬師如来や合格大仏の丘などいろんな場所に分かれています。

 

今回は、不忍池の辯天堂についてです。

 

私の持っている別ブログにも書いたのですが、何度も参拝に行っている不忍池の辯天堂のことです(夜の辯天堂の話も書きましたが)。

今回は、巳成金だけでなく、巳の日に行くといいよ、というお話です。

多くの人が書くのは、巳成金の日のことですが、巳成金だけが巳の日ではない、ということです。

もちろん、巳成金の日に行って法要に参加すれば、秘仏である八臂弁財天のお姿を近くで見ることができます。

私も見たことがあります。それはそれでいいのですが、巳成金の日以外の巳の日もいいよということです。

 

実は、巳の日限定の御守があって、その日は購入できるからです。

それと、秘密の場所についても書いておきましょう。

ということで、冒頭の写真にある氷川きよしや水森かおりの提灯の話ではありませんよ(笑)。

それにしても、いつの間にか、おじいさんと蛇の合体したお姿の碑が建てられていたのですね。

 

巳成金だけが不忍池辯天堂の御守ではない

今月は、これで3回目の参拝です。

これまでに何度も参拝していますが、一月の期間にこれだけの回数は、初めてです。

巳の日の参拝です。

ちょうど2時の法要が始まっていました。

それでなくても、前回来たときも堂内に入ってお参りできました。

前回は、一人でお経を唱えましたが、今回は、2時の定時法要に参加したのでみなさんと一緒にお経を唱えました。

その時以外もいつでも中に入れるようになっています。紙に「ご自由に堂内にお参り頂けます」と書いてあります。

やはりお経を唱えるのは、中に入ってこそなのですよね。
辯天堂の天井画の説明龍

辯天堂の中に入れば、龍の天井画というか、天上絵も見ることができます。

龍に会えるわけですよ。

 

さて巳の日だけ授与される御守の話は最後にしまして、「聖天島」と呼ばれている場所についてです。

聖天島というのは、正式名称かどうかはわかりません。

ここのことは前から知っていたのですが、いつも門が閉じられていて、開かないものと思っていたのです。

しかし、巳の日限定で開くということを知りました。

こちらの写真が、いつもの閉じた状態の門です。

聖天島の閉じた門

寛永寺は、天海僧正が創ったお寺ということですが、比叡山延暦寺をモデルに創ったという話を以前にも書きました。

延暦の年に創った延暦寺と同じく、寛永の年に創った寛永寺です。

この不忍池は、琵琶湖をモデルにしています。この不忍池には、そもそもは聖天様が祀られていた小さな島があったそうです。

琵琶湖の竹生島をモデルにして、辯天堂の島を創ったとのこと。

最初のころは、船で辯天堂の島に行っていたそうですが、今では橋がありますから、そこを通って辯天堂に行きます。

 

こちらが辯天堂の入口の碑です。ここの橋を通って辯天堂へ行きます。

辯天堂入口
橋という感覚よりも道ですよね。

さて、先ほどから書いている通称、聖天島と呼ばれている辯天堂の裏手にある小さな島の話です。

先ほどの写真でわかるように、いつもは門がしまっています。

 

巳の日に行ってみたら門が開いていた

先ほどの写真と見比べてみてください。

門が開いていますね。

そうです。巳の日限定でこちらの通称、聖天島へ入って中でお参りできるのです。

鳥居があって、神社のように見えますね。

でも正式名称がわかりません。

 

動画だとわかりやすいのかもしれませんが、この島内を写真に撮ってみますね。

まずは祠のようなものとそばにある塔です。

 

もう少し近くに寄ります。やはり神社のように見えるのだが。寛永寺はお寺さんだし。

 

 

そばに狐がいますので、お稲荷さんでしょうか。

それとお地蔵様です。

先ほどの神社のようなところに向かって右側を写真に取ります。

 

本当に小さな島です。

こちらが元からあったとされる聖天様が祀られていた場所なのかしら?

 

とにかく小さな島を一周ぐるりと写真におさめます。

とにかく一巡りです。

巳の日しか開かない門ですから、中に入って見学です。

このように、碑が壊れているものもありました。

私にとっては、謎の場所なのですが、詳しくわかっている人のサイトがあるといいのですが。

 

手水舎の跡のような場所もありますね。

見る人が見れば、どのような場所なのか、わかるのでしょうが、とりあえず写真のみ、アップしておきます。

 

先ほどから小さな島と書いていますが、下のこのような写真だと島ということがわかりますか。

 

辯天堂のある島の裏手に、更に小さな島があるといった感じです。

今度は、蓮の花が咲く頃に行ってみたいと思います。

私が初めて不忍池の辯天堂に参拝したのが、夏の暑い頃、7月の灯篭流しの時だったのです。

あの時と、お正月の冬では景色がまるで違いますね。

 

白蛇の御守が巳の日限定で


こちらが、その巳の日限定の白蛇の御守です。

巳と書かれた金運御守です。私が購入したときは、1,000円でしたよ。

巳成金の御守も買ったことがありますが(福財布も買ったけど)、あちらは朝早くから買いに来る人が多いですが、こちらは、巳成金の御守に比べると、まだまだ知られていないように思います。

令和2年庚子と書かれた金ピカの金運御守は、巳の日だけ購入できます。