前回の沼袋氷川神社に引き続き、氷川神社です。今回は、高円寺氷川神社です。

前回も書いたように、氷川神社とだけ書かれた社碑がほとんどで、地元の人は氷川神社といえば、自分の住んでいる近くの氷川神社を指しますね。

こちらの氷川神社は以前にも参拝していまして、それほど御朱印ブームになっていない時期でした。

 

しかし、その時からイベントがあるのでどうしても晴れてほしいという人が、境内にある気象神社に参拝に来ていたのです。

その時も写真を撮っていたのですが、こちらのブログに載せていなかったようなので、今回、お正月に行ったので、御朱印をいただくことを目的に再度、参拝しました。

ちなみに上の写真は、神社の裏手にある社碑になります。

 

高円寺氷川神社は駅から近い。高円寺阿波おどりと同時に例大祭

私が前回、高円寺氷川神社を参拝したのは、高円寺の阿波おどりの時だったと思い出しました。

メイン通りが人がいっぱいで、脇道にそれたら、神社を見つけて参拝したのが最初でした。

高円寺の駅からも近くて、それでいて脇に入るためか、こちらでホッと一息つけたのをおぼえています。

私の記憶では、高円寺阿波おどりの時に氷川神社のお神輿が出たような気がしています。

後で調べたら、そもそもは氷川神社の例大祭に阿波おどりが奉納されたということです。

氷川神社の例大祭があっての、高円寺阿波おどりだったのですね。

 

私が初めて行った時は、今のように御朱印ブームでは無かった時期だったので、御朱印目的で神社を訪れる人もなく、阿波おどりでの出店や屋台がこちらにもあったので、こちらにも立ち寄るという感じでした。

そう思うと今は御朱印、それもかわいい御朱印ですからね。御朱印の行列ができるほどです。

 

さて、私が今回行ったのは、お正月の3が日で、初詣として参拝する人が多いのもありますが、御朱印目的の人もいますから、3時ころだったかと思いますが、参拝を待つ列はまだまだ長かったです。

 

まずは、メインの高円寺氷川神社のほうを参拝します。

私も初めて高円寺氷川神社に行った時に、気象神社なんて珍しいなと思ったからこそ、印象に残った神社ひとつです。

それなのに、その時は御朱印をいただいていなかったようです。

(たぶんその当時、御朱印をいただいていたら、シンプルな墨書きだけだったと思います)

御朱印をいただきはじめた当初は、御朱印帳を持ち歩くことが少なくて、参拝をしているのに御朱印をいただいていなかったことが多かったです。

今では、どこに行っても神社に立ち寄ると自分でもわかっているので、かばんの中に入れています。

車がメインの人は、ダッシュボードに入れておいていると聞いたことがありますが、納得です。

私も元から、どこかに出かけた先に神社があったら(もしくは寺院があったら)立ち寄るようにしていたので、自分が参拝したという思い出(記憶用としても)のためにも御朱印はいただくようにしています。

 

気象神社は全国唯一

私が気象神社を知ったのは、まさにここに書いてあったからです。

気象?と不思議に思ったので、すぐに気象神社を探しました。

気象神社は、後でも写真をアップしますが、高円寺氷川神社の境内にあります。

高円寺氷川神社の拝殿に向かって左側に参道のようなものと鳥居がありますので、氷川神社の境内に入って参拝するとすぐに気づきます。

今は、御朱印ブームで、御朱印が目的でかわいい気象神社の御朱印がほしい!と参拝する人もいますが、以前は、結婚式だとか、イベント、スポーツの試合などで、当日晴れますようにという晴天祈願で訪れる人が多かったと思います。

その当時から、絵馬に晴天祈願が書かれていました。

中には、雨乞いの祈願もあったのかもしれませんが、私が覚えているかぎりでは、圧倒的に晴天、「どうか晴れますように」という祈願ですね。

もしかしたら、冬だったら、今回の暖冬のような場合、雪が降ってスキーができるように、というお願いがある人が参拝していたのかもしれませんね。

 

 

さて、行列に並んでいたら手水舎が見えてきました。初詣の時は、行列が長いので、手水舎で手を洗う人はほとんどいませんね。

一緒に来ている人がいれば、交代で洗うことができるでしょうが、行列の後ろに並んでしまうと、そのまま参拝へと向かってしまいます。

これが初詣の時期の欠点ですね。行列が長すぎなので仕方ありません。行列が手水舎のそばを通るならいいのですが。

氷川神社の境内では、どんと焼きといいますか、お焚き上げも行っていました。

前年のお札や御守もお焚き上げしていただけるのでしょうか。

箱には、旧しめ縄と書かれていますね。

駅にも近いですし、それほど大規模なお焚き上げはできないかなと思っています(その後、調べたら、大晦日からお焚き上げの神事は行っているとのことでした)。

お焚き上げの向こう側に、写真ではわかりにくいのですが、お神輿をいれた神輿庫があります。

お神輿の数は、8台くらいありそうでした。

ここに見える以外にもありましたから、総数10台はあるのではないかな。

高円寺阿波おどりは、テレビの中継も入ったりしますから、かなり有名なお祭りですが、そもそもは氷川神社の例大祭だったのですね。お神輿もこれだけありますから。

 

やっと拝殿前のお賽銭箱のところまで、たどり着くことができました。

額には、氷川神社ではなく、氷川宮と見えます。

 

参拝できる時間は、4月から9月までが早朝から夕方5時半まで、10月から3月までが早朝から夕方5時までです。

 

ご祈祷の受付など社務所が開いているのは、4月から9月までが朝9時から夕方5時まで、10月から3月までが朝9時から夕方4時半までになります。御朱印がいただける時間とは別ですので、ご注意を。

御朱印目的の人は、前もって高円寺神社のホームページで確認を。

直書きは午後2時まで、それよりも前に終了となる日もあるようです。

書き置きの場合は、比較的柔軟に対応なさっているようです。

とにかく、お参りができる時間より、短いことは確かですので、御朱印のほうが目的という人は事前に確認を。

 

気象神社は境内の左手参道の正面にあり

かわいい狛犬さんの下に、気象神社の看板が見えます。

気象神社は、元は陸軍の気象部隊があった場所にお社があったそうです(今の杉並区馬橋地区あたり)。

それが高円寺氷川神社に遷座したそうです。

以前は、てるてる坊主が掲げられていたように記憶していたのですが、今は下駄でした。

「あした天気になあれ」として下駄を投げて占ったということから来ているのでしょうね。

若い人は、そのような下駄占いなんて知っているのかな。私の子ども時代は、靴を投げてましたけどね。

さすがに、今の若い人でも、てるてる坊主は知っていますよね。

 

やはり、イベントや試合に、晴れてほしいというお願いごとが多い印象でした。

気象神社の例大祭は、6月1日、気象の日、日本初の気象台(今の気象庁)が設置された記念日である気象の日が例大祭となっています。

雨男、雨女から脱したいという祈祷は受け付けていないそうですが、下駄の絵馬に願いを書くことは可能です。そのような願い(脱雨男!)を書いている人もいました。

それと、氷川神社の社務所には、晴守りも売っていますよ。

 

気象神社の御朱印は天候によって晴れ、雨など変わる

高円寺氷川神社は、気象神社との見開きで御朱印をいただけます。

だんだんかわいい御朱印に変化しているらしいですよ。私が行った時の気象神社の御朱印は、下駄ちゃんが書き初めしてました!

おそらく5年前に御朱印をいただいている人がいたら、まったく違う印象ではないかな。

 

御朱印は、月によってデザインが変わります。

氷川神社が500円、気象神社が500円ですが、1体だけというよりは、両社いただきますよね。

私が行った時は、お正月3が日だったので、日付は令和2年正月で統一されていました。

気象神社の御朱印に関しては、たしか、天候に関係なく、晴れのマークと富士山というお目立たいものになっていました。

気象神社については、その日の天候によって、雨や曇ということもありえますが、お正月だけは8日以降から天候による違いがあったようです。

今度は、雨の日に行ってみようかな。

高円寺氷川神社にまた行ってみたいのは、御朱印のこともありますが、気象神社の裏手にあるという稲荷神社に参拝していなかったなと、思ったからなのですけどね。

 

晴れの御守は、太陽が真っ赤なものと、箱に入った白い布に金色の御守とがありましたよ。

やはり気象神社に参拝する人は、圧倒的に「晴れ」を期待しているのでしょうね。

雪不足なので、雪を降らせてくださいとか、晴天ばかり続いてダムが水枯れしているので雨降って!という祈願はレアのようです。

 

御守の後ろに見えますが、氷川神社の御朱印帳は、オシャレで、モダンなタイプのものでした。

 

絵馬だけでなく照々みくじもいかが?

 

おみくじです。

これも日本唯一ではないのかな。英語でも中国語でも説明が書いてありました。

こちらのおみくじには、晴天祈願も書けるそうなので、絵馬を掲げるだけでなく、こちらに挑戦するのも面白そうです。