喜多院と桜

喜多院の春(桜が満開の頃)

今日は、ほぼ地元と言える、川越の喜多院についてご紹介します。

桜が満開の頃の写真を出してみました。

川越の街めぐりを予定している方は、まずは、喜多院に行ってみてはいかがでしょう。

川越の菓子屋横丁からも、そんなに遠くないですし、蔵の街をめぐって、散策するのもいいものです。境内には、普通のソメイヨシノのほかにも、枝垂れ桜などありますよ。

 

喜多院の本殿

 

喜多院といえば、だるま市です。正月三が日の1月3日(初大師)に行われます。

元三大師なので、正月三日にお亡くなりになったので、「元三」大師ということで、だるま市も正月3日です。

 

だるま市の写真もあったはずなのですが、見当たらないので、今回は、桜の時の様子だけです。

この時も、人は多く来ていましたが、それでもだるま市の時に比べれば、ずっと少ないです。それくらい、だるま市の時は、覚悟して行ったほうがいいでしょう。本当に、混雑していますから。

喜多院の槇

上は、「天海僧正お手植の槇」と言われる大木です。ご神木ですね。喜多院は、神仏習合なのだそうですよ。

そういえば、七福神めぐりでは大黒天が喜多院となっています。

 

喜多院の塔

枝垂れ桜がうまく撮れていなかったようです。喜多院は、四季折々の花や木があって、自然に恵まれています。春夏秋冬のそれぞれの姿を写真に撮りたいと思っています。

 

特に、冬の雪が降った後なんか、いいかと思いますが、雪の日に写真を撮りに行く勇気がないです(笑)。

喜多院山門

山門から、遠くに見える桜です。紅葉の頃も、このような山門と一緒に写真を撮るといいかもしれませんね。

護摩修行の文字がみえます。

お正月の護摩焚きが有名です。

 

葵と書いてある石

喜多院の裏手には、仙波東照宮もあります。

東照宮は、神社ということだと思います。

 



こちらは、喜多院の鐘楼門です。山門とは別の場所にあります。

ここには銅の鐘もあります。

国の指定文化財になっています。鷹の彫刻がすごいです。

1階には袴腰と呼ばれる囲いがついています。

造られた年ははっきりしないそうなのですが、すでに寛永10年の記録には建設されたことが書かれているそうなので、それよりも前ということになります。

 



鐘の写真を撮りたかったのですが、見えませんね。

でもまわりの彫刻はわかるかと思います。特に鷹の彫刻。こちらは裏ですが、表は龍の彫刻です。

銅鐘は、元禄15年の銘が入っているそうです。

指定文化財になるくらいの歴史を感じさせる建造物です。



境内には桜がいたるところにあります。



 

喜多院といえば、五百羅漢が有名です。

閉まっていたので、門の外からの範囲だけ。




ここから見えるだけでも、相当な数ありますね。

天明2年から文政8年の約50年間をかけて造られたそうです。

五百羅漢といいますが、ここの場所には全部で538体あるそうです。


私が行く時はいつも時間外なので、観る機会がない五百羅漢です。

時間に間に合った時は、別の場所に行く予定があって、見学する時間がないということもありました。