埼玉県秩父の三峰神社に入ってきた時の話です。
これは1日の白い「氣お守り」を求めてのお参りのときの話です。
全国から(車で山形県や三重県のナンバーを見た)皆さん行きますが、その1日が土日休みの日に当たった場合は大変なことになることを前もってお伝えしておこうと思いまして 書くことにしました。
目次
土日や休みにあたる1日の日は白い氣守りには事前準備をおすすめします
行きに私が乗ったのはレッドアロー号 ではありません。家を出たのが朝6時でしたので、ローカル線に乗って行きました。川越線の方から向かっていきまして、途中で西武線に乗り換え、降りた駅は西武秩父駅です。
秩父鉄道の三峰口駅まで行こうと思っていたのですが、変えました。なぜかと言うと前もって三峰口駅まで行くと当日はバスが止まらないかもしれないと聞いたからです。
西武バスのホームページにも「毎月1日をはじめ特定日に限り、運行計画が変更となる場合がありますのでご注意ください」と書かれていますので、直前にチェックしておいたほうがいいですよ。
1日のお参りの時にはそのようなことがあるようです。バスは西武秩父駅が始発なので、途中、三峰駅前に着いたとしての乗客がいっぱいで止まらないこともあると聞いたのです。
この点については、前もって西武バスを調べたておくといいかもしれません 。
駅に着いた時点でこのようにバス停のところは長蛇の列でした。私が乗ったバスは当日三峯神社まで3回しか出ないバスの中の真ん中の回、2回目です。その日は8時半、9時10分、9時半の3回のみバスが出ました。
なぜ3回かというと、それより後の時間では渋滞で夕方までに到着できないからだそうです。それほど時間がかかります(ちなみに朝8時半の初回に出発したバスでさえ、三峯神社の前2キロ手前のヘリポートに午後2時半ころ到着したと聞きました)。
2回目の時では4台バスが待っていて、一気に発車することになりました。中には、やはり座って行きたいからと次のバスに乗る乗ると言ってる人もいました。私は運良く席に座ることができました。
平日の時間なら75分で三峰の神社の前の駐車場まで行くそうなんですが、そこは土日です。さらに1日です(なお、1日の白い気お守りがいただける日は、三峯神社の前の駐車場まで行かないで、その2.2キロ前のヘリポートという場所までとなっています)。すぐに渋滞にはまりました。
神社から6キロ手前でバスを降りて雪が降る中歩き始めた
途中で痺れを切らした人たちがバスを降り始め歩くようになりました。私はしばらく待っていたのですがバスの中にいた交代の運転手の人がバスの方が時間がかかるよ、というので私も6キロ手前の所からバスを降りて歩き始めました。普通に6キロぐらい歩くのでしたらいいのですが、当日は粉雪が降る天候でした。
しかし 私このような霧がかった天候の時の方が神様がついてくるということを聞いておりましたので、その点はあまりがっかりするというようなことはなかったです。
最初のうちはこのように余裕で歩いていました。
比較的若い人はどんどん歩いているようでした。最初のうちは余裕があって写真を撮りながら歩いていたのですが、登り道の坂道ですしまだつかないのかなと何度も思いました。さらに車道は雪が溶けていましたがさすがに私たちが通るような脇の所は雪が積もりさらに歩きにくくなっていました。
登り坂を1時間半ぐらい歩いたでしょうか。三峰神社前の駐車場にやっと着くことができました。てっきり私は駐車場からは神社まで近いかと思っていたのです。しかし駐車場から約15分歩くと書いてあって、また歩くのかとがっかりしました。
しかし、これぐらい苦労したほうがご利益があるように 思えてきます。アスファルトの道ですが、山に行くつもりでいたほうがいいです。当日は何があるかわかりませんからやはり運動靴スニーカーで行くのが一番です。
神社の入り口にはこのように白い気守りの札を配る2人の神職の人がいました。夕方5時まで配っているそうです。
この札はかなり厳格に1人1枚になっていました。私の後ろの人が2人分と言った1人1枚だけです、と言われてました。その人の場合、すぐ後ろに連れの人がいたからすぐにその人も札をもらっていました。ですから他人の分をまとめてとか言うことはできません。車の中で待っている人の分を、ということも駄目です。
そこからしばらくするとこのような鳥居が見えます。
3つ横に並んでいる鳥居はかなり珍しいようです。狛犬ならぬ狼が守っています。
狼の上にも雪が乗っています。ちょっと寒そうですね。
このような4月にしては珍しい雪の日です。雪の日に参拝するのもあまりないことでしょう。そのうえ、1日の白い氣のお守りと同じような白い雪の日なんてめったにないことでしょう。
西武秩父駅では雨でしたから、それだけ三峯神社まで登ると寒いのですね。
とにかくそこまでは人が通ったりしているアスファルトの道なので歩きいいのですが、神社が近づいてくると、土の道になりますので滑りやすくなっていました。雪が積もっているので、気を付けながら歩かないといけません。何度も滑りそうになりながら歩きました。
三峯神社には1時間ほどの滞在に
本当は三峯神社のこの入口のところまで来たかったのですが、ここまで来るのに時間がかかり(時間を覚えていないのですが、神社に到着したのは午後2時ころだったかと)さらに雪道だったので諦めました。
本当は、随身門から行きたかったのですが。
その上私はバスの時間を気にしないといけません。帰りの時間も3回しかバスが出ないため、最終バスの時間を気にしながら、そして行列を気にしながらの行動です。参拝も行列だったので、神社の拝殿前での参拝を諦めました。
ちなみに、私が行った時は、三峯神社(詳しくいうとヘリポートという場所から)からのバスは3本だけしかありませんでした。午後2時35分発、3時35分発、4時35分発の3本のみでした。神社からヘリポートまでは歩いて30分ということです。
これまた、直前に確認しておくといいです。バスが行ってしまってからでは困りますからね。
仕方がないので私は次回またゆっくり来ようと決めました。今回はあまりしっかり見ることもしないでおこうと。とにかく白い気守りをいただくことを優先しました。
温泉には10分だけ入って
参拝のための長蛇の列がありましたが、そこには並ばず、温泉のほうに行きました。
神社の一番奥に宿坊としての宿、大滝温泉 三峯神社 興雲閣があり、その中に温泉があります。源泉かけ流しではなく、どこかから温泉を引いてきているらしいです。
本来は宿泊施設なのですが、日帰り温泉入浴ができる、という場所です。
それと温泉に入ろうと思ったのです。温泉に入ろうと思った理由はお参りをする前に体を清めていきたいと思ったのです。
しかし、あとで、よくよく調べると温泉は清めるために入るというよりも先に参拝をしてその後で、ご利益を体につけるといった意味で温泉に入るのがいいとのことでした。
そのうえ、温泉に入るのもほとんど時間がなく、カラスの行水で、10分程度で温泉から出てきました。せっかくの温泉でしたが仕方がありません。
同じく、神社本殿脇にある重忠杉などのご神木にも触ることすらできず。。。
とにかく長蛇の列ででしたので、拝殿前でお参りすることを諦め、なおかつご神木にも触ることなく帰ることにしました。
朔日参りで1日参拝行く予定の人は、土日、ゴールデンウィークや夏休み、その他休みが取れやすい時は、全部見ることを諦めて、優先順位を予め、決めておくといいですよ。
白いほうのお守りは、2,000円です。
「龍」を見るのも、ご神木に触るのも、参拝さえも諦めて
神社の入り口でもらった白い気守りをいただくところ(神社参道入口にて札をもらったものを交換)にもかなり行列が出来ていたので、先にそちらに並びました。
お守りをゲットしてから、参拝することは諦めていたので、本殿の離れた脇の方から頭を垂れるだけにしました。
遠くからみていると、神社の拝殿前すぐ横(お賽銭箱近く)に龍が見える石があるとのことが書いてありました。
参拝ができなかったので、遠くから写真を撮りました。スマホに望遠レンズがあって良かったわ。
それにしても素晴らしい装飾だこと。
何度も滑りそうになりながら、「青銅鳥居」まで降りて写真を撮りました。
参拝も行列、白い氣守りの交換も行列、ご神木に触るのも行列なので、この「青銅鳥居」まで降りてくる人がほとんどいませんでした。
ここの場所からでも境内なのですから、頭を垂れて参拝した気持ちになりました。
帰りのバスの時間を気にしながら最終バスに乗りこむ
それだけやったらもう帰らないといけない時間です。最終バスに間に合わないと困ります。この雪道で、夕方で日が暮れるからです。
神社からヘリポートまで約30分かかると書いてあったのですが、雪道でもあるので多めにみて45分前には三峯神社を出て帰りました。
これがバスが止まる場所と予定のヘリポートです。本当にヘリコプターが止まる場所のようでした。Hの文字に向こう側にバスが停まっているのが見えますよね。
12時半ころからバスを降りて歩き始め、午後2時頃に駐車場に到着し、午後3時45分には神社を出たことになります。三峯神社にいたのは、1時間くらいですね。滞在時間は実質1時間。
そんなこんなで往復2時間以上歩いて帰りのバスに間に合いました。神社にいた時間より、ほとんど山道を歩いている時間で終わったような気がします。
私は最終バスの4時35分発に乗りましたが、遅れて来る人がいるとかで(最終バスのため)、少し待ちました。本来なら、三峰口駅に午後5時15分到着、西武秩父駅には午後5時45分到着予定でした。
帰り道、今度来るときは1日ではない別の日に来ようねと、言っている人がいましたが、全く同感です。特に白い気お守りがいただける1日でなおかつ、土日などの休みの時に行くとなるとかなりの覚悟が必要です。これからはゴールデンウィークや夏休みがありますからね。
朔日参りをするのなら、なるべく平日のお参りをおすすめします。土日の休みに行く予定の人で、1日に行く人の場合は、前もっての準備が必要です。予め、バスの運行表を調べることも大事です。
それと西武線のレッドアロー号を使う予定の人もバスにいましたが、予約した時間に乗れるかどうか分からない状態でした
私は帰りはレッドアロー号を使いましたが、当日でも、直前の時間でも切符は買えました。全員乗るまで、待っていますよと駅員さんたちは、おっしゃっていました。
ですから前もって予約しなくてもいいのではないかと思いましたよ。
家についたのは、家を出てから13時間後でした。
あれだけ、三峯神社では参拝もできなくて、ほとんど見るべきところをはしょってショートカットしていたのに、まる1日かかったというわけです。
お守りの写真をアップしますが、写真の転載しないでね。いや、天罰が下るといけませんからね。
これだけ苦労して手に入れたお守りなので、大事にしたいです。
遠方から来る人は、無理せず、神社隣りで宿泊するといいですよ。温泉で身を清めてください。
天に近い神域に鎮座する三峯神社の宿坊ですから、パワーチャージが半端ないですね。
>>>三峯神社 興雲閣
今までの秩父、長瀞の神社についてはこちらにも記事を書いてます。
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