皇室のお庭と書かれた「皇居東御苑」です。

 

パワースポットの解説本を読めば、皇居自体がすべて、パワースポットと言われています。

それだけ考えられて作られているのです。風水やら鬼門やら。

昔の人は、漠然と場所を選んでいるのではなく、江戸城だった皇居は調べているのが当然です。

だからこそ、パワースポットなのですね。

その中でも、最近徐々に知られるようになったのが、「井戸」です。

厳密にいうと井戸ではないと思うのですが、明治神宮の参道近く雑木林にある、あの清正井も、コンコンと湧き水が湧き出ていましたが、「清正井」として井戸と扱われていました。

だからこちらも井戸でいいのかな。ちなみに私は、清正井は、それほど有名になる前に行っていました。

その後、清正井の近くに行くだけで3時間待ちだとか聞いてびっくりした思い出があります。

私が行った時は、パワースポットとして、その周りでパワーを感じている人などが長居していましたから。

芸能人が言ってからは、あまりにも人が訪れて、パワーもなくなってきつつあるとか言われてました。

さて、話を皇居に戻しましょう。

この井戸と呼ばれる場所ですが、場所自体の名前がありません。標識が立っているわけでもありません。

そのためか、明治神宮の清正井のように、ココというのがわかりにくいのですよね。

それでなくても、皇居の東御苑に限っても、広いです。二の丸の雑木林もあったりしまして、わかりにくいですよね。

ということで、なるべくわかるように、探しやすいようにと、説明してみました。


皇居の大手門から入って東御苑へ

まずは、私は地下鉄「大手町駅」のC13bの出口から出まして、皇居の大手門を目指しました。

大手門から東御苑に入ったのです。

大手門のところには、荷物検査をする場所があります。

以前、大嘗祭の時に皇居に入ったのですが、あの時は「一般見学」と同じ扱いでした。

今回は、東御苑だけなので、軽く荷物検査です。

そのうえ、私の目的は、売店に立ち寄ることと、菖蒲田をみること、そしてパワースポットと言われる井戸をみることくらいです。

大手門からみれば、ほんの近くをぐるりと回ったくらいです。

さて、売店で買い物をすませまして、いざ、パワースポットへ

上の案内板をみてください。

私が矢印を書いたのですが、その先に「菖蒲田」と書いてあるのが見えると思います。

井戸の場所は、この菖蒲田を目指してください。


大手門と菖蒲田の地図

皇居東御苑地図

上の写真はポイントを大手門に合わせて、自分が井戸の場所に立っていた時のものです。

ざっくりとした目安にしてみてください。

水色の部分が池のようなところですね。その近くに私が立っているので、白丸に青の印がついています。

歩く方面としては、諏訪の茶屋を見ながら、菖蒲田です。

 


皇居の東御苑の菖蒲がきれいな時期に行った

手前のツツジは枯れてしまって見頃が過ぎていますが、奥にある菖蒲は今が盛りとばかりに咲いていました。

皇居の一般参観とか、東御苑が開放になったので、すぐに行ってみたのです。

それまでは自粛でしたからね。

上の写真でいえば、右の奥の森のようなところが井戸の場所です。

左が段々になっている池の橋です。

菖蒲田の全体像はこのような感じです。



菖蒲が咲いている時ならわかりやすいのですが、考えてみれば、冬の時期でも菖蒲田はわかるはずです。

菖蒲は低い場所に植えてありますから。

ツツジはところどころ、部分的にきれいに咲いていました。

開花時期が少しずつずれるようにしているのでしょうか。

 


 

井戸近くの菖蒲田はここ

井戸と呼ばれるだけあって、湧き水が流れています。透明な水です。

まるで小川のように流れいますね。これも観るひとがみたら、龍の流れなのでしょうか。

それで、井戸から湧き出ている水はどこへ行くのかというと、菖蒲田に注がれていました。

菖蒲田の次は、池のほうです。

菖蒲田に湧き水が流れる手前はいきなり菖蒲田ではなく、上の写真のようなワンクッションというのか、水のたまり場所がありまして、その先から菖蒲田の区切りとなっていました。

小さめの池のような印象です。

 


 

角度を後ろ向き、180度振り返ると、このような光景です。

この写真では、すごくわかりにくいのですが、現地に行けばすぐにわかります。

この時期、ところどころに、ムラサキシキブの花が咲いていました。

水の流れの先に四角い井戸っぽいものに気づくはずです。

この小川のようなものの先が、井戸なのです。


井戸に到着

井戸のそばに到着しました。

ここでパワースポットとして、パワーを感じてください。

ここが龍穴か!って感じです。

ちなみに、井戸の後ろ側には行けないようになっています。

岩がゴツゴツしています。

それにしても私がこの井戸の情報を知ったとき、どの写真をみても、白く濁ったものでした。

それどころか、白い煙のようなものまで見えるくらいでした。

それなのに、どうでしょ。

無色透明ではありませんか。

どう見ても、湧き水です。

 

長瀞の宝登山神社の裏側にあるヤマトタケルの「みそぎの泉」も白く濁っていますが、どの写真もみそぎの泉のように白く濁っていたのに、私が行った時は、なぜか湧き水は透明でした。

 


 

雑木林から菖蒲田を眺める

再度、菖蒲田のほうを写してみました。

下に小川のようなものがあって水が流れていますが、これが井戸から出ている湧き水です。

井戸のまわりは、下の写真のようになっています。



これをみると、どこか山林にハイキングにでも行ったような気分になるかと思います。

森林浴ですね。

ここの井戸の場所もできれば、暑い時期にいって、この場所で涼んでいただくといいのかなと思います。

それにしてもこの湧き水ですが、どこからやってきて、どこまで続いているのでしょう?


湧き水は白くはないが少し濁っているかも

無色透明と言ったのですが、再度、今回ブログをアップするので、写真をみてみたら、少しはにごりがあるように見えてきました。

現地では、透明に感じましたが。。。

なぜだろう。

すごく不思議です。

私としては、この井戸のみならず、皇居全体がパワースポットのように感じました。

しかし、ピンポイントで行ってみたい人は、参考にしてみてください。

 

皇居まで遠くてなかなか行けないという人や、今は時期的に行けないという人は、たまに私のブログの写真をご覧になってで、写真を通じて癒やされてください。

パワーを感じ取っていただければ、と思います。


湧き水の流れの先に菖蒲、カキツバタもあるかもしれない

先程から、菖蒲田を目指して行きましょう、と菖蒲、菖蒲と言っていましたので、きれいに咲いている菖蒲をご覧ください。

こちらもこちらで、湧き水が流れている先なので、皇居のお庭のパワーを感じ取ってくださいね。

「五節の舞」だとか、「白糸の滝」という札がみえると思います。

それが菖蒲の名前です。

 

遠くにところどころ、ツヅジが咲いているのがわかるかと思います。

見頃は過ぎていますが、ピンクに見えるのがツヅジです。



少しの株ごとに菖蒲は植えられているようでした。

名前が書いてあって、どうやって名付けたのだろうと思いました。

上の写真は、伊達男ならぬ、「伊達道具」という名前です。

それにしてもこれほどまで、種類があるとは知りませんでした。



この菖蒲田もいきなり全部が咲かないようでした。

少し開花の時期のズレがあるようで、「五月晴」は全部が咲いているわけでもなく、「四方の海」はこれから咲く種類のようです。

開花も、早めと遅めがあるのですね。




手前のツツジは見頃を過ぎていますが、ツツジの見頃時期だと、菖蒲が少し早いのでしょうね。

「酔美人」という粋な名前がみえます。

 

池の奥には小さな滝も

「鬼ヶ島」という珍しい名前ですね。その隣は、「葵の上」です。

写真をみると少しわかるかもしれませんが、菖蒲園をさらに行くともっと大きな池になります。

池の奥のほうには、小さな滝もありまして、ちょっとしてハイキング気分が味わえます。

池のまわりの散策もおすすめです。


池のコウホネは黄色い花が咲いていた

池には黄色い花が咲いているコウホネです。

最初、蓮の花かと思っていたら、コウホネでした。

 



手前には菖蒲で、奥の池に浮かぶ黄色の花がコウホネです。

そのまた奥には、ピンクのツツジです。


手前の菖蒲田は、濃い紫色、ピンクに見える紫色、薄い紫色、白などですが、奥の池は、コウホネの緑色と、花の黄色です。

 


橋からもみえる菖蒲

なんと呼ぶのが正式な呼び方か、わかりませんが、菖蒲園の近くにありがちの段々にずれている橋です。

このような橋もあって、菖蒲田のところも変化が楽しめます。

写真撮影が趣味の人たちも来ていましたよ。



こちらは、橋の上からの写真です。

菖蒲を間近でみることができます。

菖蒲やカキツバタで微妙な違いがありますが、あやめが乾いた土地に咲くそうなので、水辺ですので、菖蒲だけでなくカキツバタもあるのかな。



少数ですが、白の菖蒲もありました。

一口に紫色と言っても、白い筋が入っていたり、紫色の色合いも濃い藍色のようなものから、薄い藤色のようなものまでありました。

 

これらの菖蒲もパワースポット、龍穴からの流れに沿って咲いているのでしょうね。



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