前回、前々回と青梅の神社仏閣巡りを書いています。

青梅の七福神めぐりでは、七福神以外にも参拝をする予定だったために車で効率よくめぐっていったという話を書いてきました。

今回は、その七福神以外の場所である、青梅の住吉神社についてです。

私の姪っ子が、百人一首クラブに入っていたために、映画「ちはやふる」は非常に興味をもってみたのですが、そのロケ地のひとつが、ここ住吉神社だと聞きまして、青梅に行くことがあったら、なんとか参拝をしたいなぁと思っていたのです。

漫画が原作の「ちはやふる」ですから、住吉神社は、アニメによくある「聖地巡礼」の場所にもなっているのかもしれませんね。

調べてみたら、面白いことに猫の神様もいるのだとわかりまして、さらに行ってみたくなりました。

 

 

高台にある住吉神社は階段を登るのが大変だけど

ブログ冒頭の写真は、一の鳥居からの写真ですが、さらに近づいて、二の鳥居からみればわかるように、神社の拝殿までは、けっこう急な階段となります。

一の鳥居からは、大丈夫だろうと思われたかもしれませんが、二の鳥居から見るとけっこう上りが大変だということがわかるかなと。

とにかく住吉神社の拝殿まで登るのが一苦労です。

 

あとで写真を見せますが、実は私たちは最初は「女坂」と思われる脇から登る道から階段を登って住吉神社の拝殿まで行きました。

上の写真にある勾配が急な参道が表参道だと思いますが、こちらはくだりで使いました。

どちらにせよ、楽に登れるのでないことは確かです。

いつも運動している人ならともかく、私の同行者は、次の日筋肉痛になったと言ってましたから。

青梅駅からも歩いていける範囲にありまして、駅からこの小高い丘の麓までは難なくいけますが、この階段ですからね。

青梅の線路沿いにありますから、

 

鳥居のそばにある招福殿に猫の神様

先ほども書いたように、私たちは女坂と思われる住吉神社の裏手から登ったのですが、参拝の帰りは表参道を使いました。

一の鳥居まで行って、もう一度階段の下まで行ってみたのですが、その時にみつけたのが「招福殿」です。

拝殿を目指して階段を見ながら鳥居を通っていくと、素通りしてしまいそうな場所にありました。

なんせ急な階段ですから、そちらに気を取られてしまいますからね。

地元の人以外なら、気がついていなかった人もいるかもしれませんね。

その小さな祠が「招福殿」です。

そこには、猫の神様が座っていましたよ。

招福殿とその中にいる猫神様は、一の鳥居すぐそばです。

 

 

稲荷神社の狐のように、脇には、これまた猫でしょう。

猫の置物が寄り添うようにして2匹いますね。

猫神様が手に持っているのは、何だろうと思っていたら、マタタビなのだそうです。榊かと思ってしまいました。

猫にマタタビといいますからね。猫が持つなら、マタタビでしょう。

この猫は、阿於芽猫祖神(あおめ招き猫)というそうです。

青梅商店街が奉納したもので、商売繁盛を祈願して奉納されたそうです。

 

二の鳥居そばには、恵比寿猫と大黒天猫

先程の一の鳥居のそばにある「招福殿」よりは、目立つのですぐに気づくのが、こちらの「大黒天猫」と「恵比寿猫」です。

神社内に、恵比寿様と大黒様が祀られているのは、よく見かけますが、大黒天と恵比寿様はいつもセットで出てきますよね。

猫であっても同じことです。

大黒天猫の手には、打ち出の小槌です。

恵比寿猫の手には、鯛ですね。

大黒天と恵比寿様を知っている人なら、定番の持ち物です。

 

猫だけに、恵比寿猫は鯛を食べてしまわないか、心配です。

でも、それにしてもかわいいですね。

猫好きの人なら、ぜひ、一度はお参りを。

まだまだ猫好きでこの大黒天猫や恵比寿猫、それに招福殿の猫神様のことを知らない人がいると思うのですよね。

それに、青梅まで行っていたのに、知らなかった!という人や、さらには住吉神社に行ったのに、気づかなかったという人もいるのかも。

猫好きは、大集合ということで、お互い教えてあげてください。

うさぎ好きは、浦和の調神社に行くのと同じことです。

 

ちはやふるのロケ地だと聞くが

私の姪っ子が百人一首クラブだったので、滋賀県に行くのはわかるのですが、青梅でここの住吉神社にて映画のロケが行われたのだと聞きます。

しかし、どの場面で使われていたのかがわかりません。

まさか、この階段を駆け上がるシーンとか、あったのでしょうか。

階段がけっこう急だとということで、階段の下のほうから神社を写してみました。

てっぺんにたどり着くと出会う狛犬さんの凛々しい顔がみえます。

神社拝殿の彫刻もすごいですね。歴史ある神社だとわかります。

青梅のお祭りもここの住吉神社の例大祭なのでしょう。

 

お正月時期に行ったので(三が日ではないけれど)、おみくじもたくさん結び付けられていますね。

絵馬もたくさんかかっているのがみえます。

鬱蒼とした森の中にある神社という雰囲気です。

夏に来たら、マイナスイオンを浴びながら、蝉の声が聞こえそうです。

階段を登るのがきついけれど、眺めはいいです。

拝殿前にいる、もう一匹の狛犬さんのほうから、社務所のほうに向かって写真を撮りました。

御朱印をいただいた社務所は、拝殿に向かって左側の別棟にありました。

 

この狛犬さんは、青梅の中心地を見下ろしているようですね。

青梅駅からも近いのに、これだけのお山になっていること。

神様はやはり高台にいらっしゃって、地元の人を見守っているのでしょう。

 

境内には稲荷神社や大鳥神社など末社も

筆塚があったり、稲荷神社があったりと境内には見るべきところがあります。

大鳥神社や八坂神社などもありました。

境内の表側ばかりみていて、裏側にまわれば拝殿だけでなく、遠くから本殿の建築もみることができたようです。

そこまで見ていなかったのが惜しいです。

 

大鳥神社、祓戸社そして、筆塚です。

筆塚は有名なものらしいです。

江戸時代の文人ゆかりのものになります。

 

青梅の住吉神社の女坂

表参道にこだわりが無ければ、こちらの女坂から登ることになるかと思います。

青梅市役所の観光関係なのでしょう。立て札があって、青梅駅への距離と、近くにある延命寺までの距離も書いてありました。おおよそ300メートル離れていることが書かれています。

まるで山へのハイキングに行くときのような自然あふれる場所だということが、この写真の木々からわかるかと思います。

夏の暑いときなら、涼むのにもってこいの場所でしょうね。