高円寺から阿佐ヶ谷方面へと初詣期間に行ってみたシリーズです。

高円寺氷川神社から、馬橋稲荷神社に行き、次は杉並猿田彦神社です。

杉並区には、他にも猿田彦神社があるそうなのですが、私が行ったのは、阿佐ヶ谷南1-1-38のほうの猿田彦神社です。

杉並猿田彦神社とグーグルマップでも出ます。

新高円寺駅に立ち寄りしようかと考えているうちに、この神社のことを知りました。

金色の紙に書かれたお正月の特別版御朱印というのか、限定御朱印をいただきに行ってきましたよ。

とてもコンパクトな神社で、上の写真でもわかるように、生活道路のすぐそばに神社がある、という感じの神社でした。いきなり神社の敷地というのかな。

 

猿田彦神社と太道教の瓊瓊杵命(ニニギノミコト)の御朱印

 

コンパクトな造りとはいうものの、神社にあるべきものは、揃っている、という印象です。

初詣と書かれた立て札のすぐ後ろに手水舎がありました。「心洗」と書いてあります。手水の作法まで書いてくれています。

写真でもわかるように、手水舎の後ろには授与所(社務所)があります。そちらで、御朱印をいただきます。

いつもは普通の白地の紙に御朱印を書いているようですが(もしくは、直接、書き入れてくれるのかもしれませんが不明)お正月期間だったので(私が行ったのは、1月3日)御朱印は書き置きとなりましたが、金ピカの紙に書いてある御朱印でした。

 

派手派手しいですが、お正月らしい感じもします。

金色の紙が目立ちます。金字で御朱印の文字を書く神社はありますが、金ピカの紙を使った御朱印です。

 

1体が「猿田彦神社」として、杉並という文字と猿田彦の神様ということで、導きの神と朱文字で書いてありました。「天孫降臨」という赤い印もあります。

もう1体が大道教の文字と、こちらにも「天孫降臨」の赤い印です。こちらには、神社名ではなく、「天孫瓊瓊杵命尊」と書かれて、「霧島講東京支部」と、濃いめの金色で印が押されていました。

御朱印帳もカッコ良かったです。可愛らしいタイプもありました。

 

私は太道教というのがどういうものなのかわかりませんが、ネットで調べるかぎりでは、霧島神社と関係があるようです。

だから「霧島講」と書かれているのでしょう。太道場は天理教の流れをくむ新宗教ということでした。神道系ですね。

天孫降臨の時の神様を導きの神である猿田彦大神が導いたということで、御朱印も2体あるようでした。

猿田彦神社とは別に、太道場としての道場というのか、神殿というのかが別棟でありました。

 

導きの神、道開きの神である猿田彦神社

こちらは神社の敷地を道路側から見て向かって左手にある猿田彦神社です。

ごくごく普通の神社ですね。ご祈祷もやっていて、家内安全、身体健勝、商売繁盛、厄除開運、病気平癒などが書かれています。

道路すぐのところに鳥居があって、すぐに神社の拝殿ですから、道路すぐの場所で参拝といった気分です。

 

 

 

道路ぎりぎりのところに鳥居があることがわかりますか。

それでも大きな木がありまして、御神木なのでしょうか、遠くからもわかります。

お正月ですので、鳥居には門松がありまして鳥居にしめ縄も飾られていました。

 

私が参拝している時も次から次へと人が来て参拝していました。

猿田彦神社の中では神主さんがいて、ご祈祷の最中でした。

道路からすぐそばということ以外は、普通の神社ですね。管理もきちんとなされていて清潔な場所です。

 

太道教の神殿(本部)は後方にあり

太道教の神殿というか、道場というのかそちらの神様をお祀りしている建物は、道路から向かって右手の後方にありました。

太道教本部と書いてありました。

 

このブログを書いている今になって気がついたのですが、太道教本部と書いてある隣には、暗くてよく読めませんが、会支部

こちらの建物は、信者さんがお参りするのでしょうが、お正月期間は、信者さんだけでなく、一般の人もお参りしているようでした。

おそらく私のように御朱印をいただきに来ている人は、一緒にお参りしているかなと思います。

こちらの参道には、おみくじの種類がたくさんありました。

参道の右側には、枝垂れ桜ではないかと思うのですが、今は枯れ木になっている木々があります。春に行ってみればわかりますね。

コンパクトながら、とても清潔な神社です。いや、太道教の本部というのかな。

 

太道教本部の建物の右側に御神水所への案内

お水を祀る水宮の小さな祠があります。

そこの隣に、「御神水所」を指し示す案内が建っていました。

その矢印に沿って行ってみることにしました。

しかし建物と隣の家のブロック塀の間の狭いところを通ります。

通ってもいいのかと思いながらも、敷き詰められて小石と歩いても良さそうな石があったので、中に入ってみました。

どこかのご家庭の勝手口にでも行くような気分です。

お台所に行くのではないかと思うほど。

突き当たって右側に行きます。周りは、笹が植えられていました。

 

すると、視界が広がりまして、御神水の場所がすぐにわかりました。

御神水所と書いてあります。

 

そこには、屋根があって、その近くには、また小さな祠です。

 

木でできた箱のようなものがありまして、そこが手押しポンプになっているようでした。

お水が出たら、下に染み込むのでしょう。

丸く大きめの石で囲まれています。

そこに手押しポンプで出てきた御神水が出たらそこに入るようになっていました。

手押しポンプを上下に動かしてみたら、水が出てきました。

私は、一口だけ、ほんのちょっぴり試しに飲んでみました。ほんのちょっとだけです。

あまりに少なかったので、味もよくわかりませんでした。

 

 

その砂利と、まわりの大きめの石のところを真上から写真を撮ってみました。

ここのきれいな砂利の上に水が落ちていきます。

張り紙には、「飲料水としてご利用の際には煮沸してから御飲み頂く様お願い申し上げます」と書いてあったので、飲料水として飲むには、煮沸消毒が必要なのだなとわかりました。

外にあるからでしょうね。

天然の地下水なのでしょう。馬橋稲荷神社の境内にもお水が流れていましたが、地下水が豊富な地域なのでしょうか。

お水取りをしている人の参考になるかどうかわかりませんが、ここでも御神水がいただける、ということです。

煮沸してから飲んでみてください。