大國魂神社鼓楼

シリーズものみたいになりました。第2回は、くらやみ祭りだけでなく、大國魂神社の話です。

 

前回のブログ 2016年くらやみ祭り競馬式ー大國魂神社シリーズ1 

くらやみ祭りは例外なのですが、大國魂神社は赤い門の中雀門の開門時間にあわせて、参拝できる時間がありますから、気をつけてください。

開門時刻は

4月1日~9月14日
午前6時~午後6時

9月15日~3月31日
午前6時30分~午後5時
となっています。

 

くらやみ祭だけが大國魂神社ではありません。今回は、お祭りではなく、大國魂神社のほうのお話です。

 

大國魂神社は、縁結びの神様でもあるとのこと

 

大國魂神社

 

くらやみ祭というお祭り自体が、大昔は男女の出会いを提供する意味合いがあります。くらやみですからね。深夜ですよ。男女の出会いという意味でもあるわけです。

 

それだからか、大國魂神社は縁結びの神様でもあります。これは、私が勝手に言っているのではなく、大國魂神社のホームページにも書いてあることです。

私は、神社の脇道から入って行きましたが、大鳥居のあるほうが参道となっていました。けやき並木からまっすぐ行きます。手水舎の先が随神門です。

随神門からすぐ見えるのが、鼓楼となります。私の勝手な意見ですが、鼓楼があるところは、たいてい歴史が相当長い、伝統ある神社、仏閣ですね。大國魂神社も1900年の伝統ある神社です。

 

中雀門も写真に撮りましたが、残念ながら上手に撮れていませんでした。

 

お祭りの日でしたので、拝殿前には参拝の人が並んでいました。私は、参拝を済ますと、授与所でお守りを見ていました。

あまり言う人がいないのですが、くらやみ祭りを執り行っているくらいの大國魂神社ですから、こちらの縁結び御守(貝守り)は、もっと有名になってもいいように思うのですけどね。

もしかしたら、一部の人には知られているのでしょうか?

 

くらやみ祭り限定のお守りあり「身体安全御守」

くらやみ祭限定お守り

くらやみ祭限定のお守りがあるのですね。

 

地元の方々は知っているのでしょう。お祭りは夜からですが、すでに「本日の頒布は終了しました」となっていました。

健康を守る、身体安全御守りです。このくらやみ祭りの時期だけの限定ものですから、欲しくなりますよね。お守り自体が桐の箱でしょうか、立派な箱に入っています。

 

今回は4月30日から5月6日までの限定頒布とのことですから、くらやみ祭の品川海上禊祓式のお祭りが始まってからすぐに頒布がはじまるようです。

 

ご家族に病気を抱えた人はもちろんのこと、自分のおじいちゃん、おばあちゃんのために買うというのもいいですよね。

これとは、別に「病気平癒」の御守りもあるようです。

そのほか、赤と青の別になっている「厄除け守り」や、うさぎの絵がかわいい「縁結び守り」もありました。

身体安全御守は、期間限定お守りになりますが、大國魂神社の厄除け守りは、有名なようですよ。

 

 

祭りの準備が整う本殿、周りの摂社も多い

大國魂神社神輿

さて、授与所を見てから、社務所のほうに行き、御朱印をいただきました。お祭りまでは時間があるので、拝殿裏、本殿のほうに向かって一回りしてみましたよ。

住吉神社、大鷲神社がありました。

本殿のほうには、お神輿がスタンバイしていました。大國魂神社に行きましたら、ぜひ、裏側にある摂社にも参拝していただきたいですね。

松尾神社大國魂神社

しばらく歩きますと、松尾神社、巽神社が見えてきました。松尾神社って、お酒のお店がよく参拝する神社ですよね。

大國魂神社ご神木

本殿の裏には、立派なご神木もありました。

ぜひ、このまわりで御神木のパワーを感じとってください。

これほどまで歴史ある格式高い神社の御神木ですから。

 

水神社でお水取りもおすすめ

大國魂神社水神社

こちらは、水神社です。

お水取りを行う人達は、こちらのお水をいただくのでしょう。すぐに飲用できるのではなく、煮沸消毒が必要みたいです。私はお水取りに詳しくないのですが、流派によっては、煮沸すると効果がなくなるというところもあるようですが、煮沸消毒してもいいというのなら、こちらでのお水取りは、パワースポット的で良さげです。

 

前回のブログに社号標の写真を載せましたが、他にもお稲荷さんがあったり、ふるさと歴史館があったり、境内だけでなく、他の場所にもゆかりのある神社もあるようで、本当に歴史を感じさせる神社でした。

このような神社こそがパワースポットと呼べる場所ではないでしょうか。

 

ただ、もっと人が少なそうな時期に行ってゆっくり参拝するのがパワースポットとして効果がありそうな感じでした。真夏に行っても涼しそうな場所です。その頃は、蝉の鳴き声も大きそうですね。

 

そういえば、浦和のうさぎ神社(調神社)にも七不思議があるのですが、この大國魂神社にも「七不思議」があるとのことでした。そのひとつが、「境内には松の木が一本もなく、また植樹してもすぐに枯れてしまう」というものです。

 

府中では、お正月の門松にも松を使わないそうです。何を使っているのでしょうね?別のものでも、門松というのかな。