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東京証券取引所近くの兜神社
今回は、株取引をやっている方には、パワースポットになるのではないかと思い、2箇所の神社を紹介します。
首都高速道路の下にある神社となります。かなり小さな神社です。気づかない人も多いかも。
東京証券取引所の西口出口からすぐの場所にあります。日証館ビルの隣です。
この茅場町界隈も歩いていると、小さな神社が突然見えたりしまして、目立たなくとも神社がけっこうあります。
兜町にある兜神社ですから、兜の文字が見えますね。
神社はきちんと手入れをされていて、私が参拝した時も、男性と女性が掃除に来ていました。
御祭神は、商業の守護神である倉稲魂命(稲荷神の別名)となっています。
毎年4月1日が例大祭だそうです。
江戸時代から鎧稲荷と兜塚が地図に描かれていたとのことなので、その頃からはあったということです。
明治4年の東京商社(三井物産の前身)の移転に伴い、鎧稲荷と兜塚は鎧の渡と兜橋の中間に遷されたとのことです。
明治11年には東京証券取引所の設立に伴い、東京証券取引所が兜神社の氏子総代となってそれ以来、証券界から信仰を集めるようになっています。
東京証券取引所の関係者が来るのでしょうか。
実は、こちらの兜神社のお守りなのですが、東京証券取引所内で売っています。
それも自動販売機で売られているのです。さすがに自動販売機にお守りを入れるわけにもいかず、御札のようなものが出てきますので、それと交換です。
こちらが境内にある「兜岩」です。
諸説あるそうなのですが、何も記録が残っていないそうです。
源義家が東征のみぎり岩に兜を懸けて戦勝を祈願したことからこの岩を兜岩と呼ぶようになった、などのことが書かれていました。
兜神社の由来と白いお守り
こちらが東京証券取引所の自動販売機で(御札を受付で交換して)購入したお守りです。
兜神社世話人会の書いたリーフレットとともにいただきました。
山王日枝神社の摂社となる日本橋の日枝神社
山王御旅所として知られている日枝神社です。
赤坂にある日枝神社については、以前、書きました。
立派な社殿ですね。昭和41年に御屋根葺替と大修理を行って、平成22年再度、社殿に外装工事が行われたとのことです。
ここの日枝神社では、株取引にちなんで、「株」ならぬ「蕪」のお守りを買いました。
大鳥居は、本社石階段下に設けられていたのですが、昭和36年に現在の場所に移設されたそうです。
写真では、わかりにくいのですが、狛犬が上を向いている(まるで天井を見上げるような姿)珍しいタイプの狛犬です。
こちら日本橋の日枝神社は、徳川家康が江戸城に入場して日枝神社を崇敬して以来、御旅所のある「八丁堀北嶋祓所」まで神輿が船で神幸されたことにはじまるそうです。
次から次へと参拝する方々が絶え間なくいらっしゃる神社です。
株取引の成功を祈願する人もいるのでしょうか。
社務所から斜め前に明徳稲荷神社がありました。、以前は茅場町交差点角に祀られていたそうですが、関東大震災御にここの境内に遷座されたそうです。
ここ一帯は、商業の神様が多いですよね。
明徳稲荷神社もあった
例祭のほかに、稲荷祭、天神祭、浅間祭も行われているそうです(これからわかるように、菅原大神、稲荷大神、浅間大神も相殿されています。
下の写真が「蕪」のお守り、「かぶ守り」です。
縁起のいい響きですので、おそらく、株取引にいいお守りかと。
蕪の形のお守り
赤坂の日枝と同じく、御朱印をいただくと、参拝記念のしおりと、ストラップをいただけます。
しおりには、天井を見上げる狛犬の姿が描かれていました。
参道となる入り口は目立たなくて、通り過ぎてしまいそうですし、赤坂の日枝神社に比べると狭い境内ではありますが、参拝される方が途切れることなく来ていましたので、ここ一帯では知られた神社なのでしょうね。
私が知らなかっただけで、実は、知る人ぞ知るの神社だったのかしら。
株取引をなさっている方は、東京証券取引所に行くことがありましたら、帰りにでも日枝神社に立ち寄って、この「かぶ守り」をぜひ、どうぞ。
その後の追記
明徳稲荷神社(日本橋日枝神社山王御旅所内)の初午祭に行ってきた
前回と同じく天を仰ぐ狛犬さんです。
前回も少しだけ書いたのですが、こちらの茅場町にある日枝神社(御旅所)には、明徳稲荷神社があります。
境内社というのでしょうか。
証券会社の町、商売繁盛の町ですから、稲荷神社は重要です。
摂社日枝神社(御旅所)の境内にある明徳稲荷神社は、初午のお祭りが変則的なのだそうです。
令和2年は二の午の日に行われた明徳稲荷の初午祭
前回と同じく、こじんまりとした境内ですが、コンパクトにまとまっています。
ちなみに、前回書いた兜神社ですが、御守は自動販売機(証券会館内)で買いますが、御朱印は、なんとここ、摂社日枝神社でいただきます。
私も兜神社の御朱印をいただきました。
初午祭では摂社日枝神社(山王御旅所)内で甘酒も配って
近所の商店街の方たちでしょうか。初午祭りのお手伝いに来ていました。
甘酒も配っていて、私も少しだけいただきました。
前回と同じく、先に摂社日枝神社山王御旅所にて、参拝を済ませます。
永田町や赤坂見附近くにある日枝神社は、2回ほどしか参拝していないのですが、こちらの日本橋(茅場町駅近く)の摂社のほうの日枝神社には、家からは遠いのに、なぜか、4回くらい参拝しています。
それも最初は、偶然見つけたような神社だったわけですし、それ以降もなぜか、用事が近くであって、なんだかなんだと縁があるのです。
普通は、遠方の神社にこれだけ参拝に行くなってないのですけどね。遠いのに、なぜか行く神社です。
初午の神事は午後2時から
神社ですから、神事前は準備が忙しいです。
それに、この日だけ出ると言われる、御朱印がありまして、それを目的に参拝する人もいることでしょう。
お供え物も多く出ていまして、準備万端です。
お祭りは、午後2時から始まるとのこと。
まずは、神事ですね。
神職の方がいなくなった時をねらって、明徳稲荷の境内に入りまして、参拝させていただきました。
私と同じように、さっと先に参拝を済ませて帰る人もけっこういました。
初午祭に参加するというよりも、初午のお祭りの日に参拝したいのですよね。
ちなみに、準備されていた様子は、このとおりです。
葉っぱがいっぱいありますね。
稲荷神社ですから、お稲荷さん、油揚げがないといけません。
フルーツやお菓子、お餅も重要でしょうが、やはりここは、油揚げでございます。
日本橋日枝神社の御朱印帳は兜が描かれてた
さすが、兜町近くの神社です。
折り紙の兜のような模様が入った御朱印帳です。
前回、私が参拝した時は、この御朱印帳はあったのかな?
朱色と青っぽい色の2色ありました。
それと、前回、私が買った「かぶ守」が今もありました!
隣は、上を見上げる狛犬さんにちなんだ、運気上昇の獅子守りです。狛犬さんというよりは、獅子なのですね。
絵馬は、どちらかというと、日本橋独特のものよりも、赤坂見附、永田町のほうの日枝神社にちなんだ、絵馬のようです。
山王日枝神社ですから、絵馬は神猿ですね。まさるの絵馬もありました。
けっこうリアルな神猿の「山王絵馬」ですね。
安産祈願絵馬は、あの山王日枝神社の神殿前にある母猿ですね。
神職のような神猿がいっぱいです。
日枝神社の諫鼓鶏(閑古鳥)のことも絵馬になっていました。
君主に対して諫言しようとする人に打たせる太鼓。鶏はコケッコーということで、君主に善政を促すという想像上の生き物です。「諫鼓鶏」とは、諫言する知らせの鼓の上に乗っている鶏、ということで、これがおとなしいということは、善政であるということですね。
そういえば、山王祭りを偶然みかけたことがあるのですが、諫鼓鶏のことは覚えていないので、今度はぜひ見たいなと思っています。
やはり初午の日は、のぼり旗にも稲荷大明神と書いてありました。
神社のそばに掲げられていたお知らせにも、明徳稲荷神社の御朱印は、当日のみの限定御朱印であることが書かれていました。
それ以外の日はいただけないので、年1回だけなのでしょう。ほかの日枝神社や兜神社なら、日にちを気にする必要がないのですが、明徳稲荷は、たぶん年1回だけのチャンスかと。
当日は、午前9時から午後5時までいただけます。
金運アップ財布について書きました