パワースポットとしては、高い場所も言われることがあります。
だから富士山をパワースポットという人もいます。

富士山は、霊山(三大霊山、日本三霊山としても)ですし、皇居とならんで人気のあるパワースポットです。

 

他にも高い場所として人気のあるのが東京タワーです。

皇居からみての裏鬼門になるそうです。塔としてのデザインも美しいです。

 

それに対してスカイツリーは高さがあるのに、パワースポットと言われることが東京タワーよりも少ないように感じます。

もしかしたら、東京タワーには大神宮があるから?

とも思っています。

大神宮ということからもわかるように、伊勢神宮から御神霊を勧請した大神宮なのです。

 

東京タワーのメインデッキへは1200円の入場料がかかるけど


ということで、今回は東京タワーの大神宮に参拝に行きました。

私も以前にこちらの東京タワー大神宮にお参りはしたことがあります。

メインデッキをぐるりと回っていますと、目に入りますからね。

しかし、御朱印があることは知りませんでした。

それもそのはず。

団体での東京タワー参観の人しか御朱印をお渡ししていなかったそうなのです。

それがいつの間にか、予約無しでも、個人でも購入できるようになっていました。

 

ここの東京タワー大神宮は小さめですが、侮りがたしです。

先ほど書いたように伊勢神宮からの御神霊ですし、絵馬もあります。それもハート型や、東京タワー型のようなユニークな絵馬です。

お守りも売っています(金運御守、えんむすび祈願、交通安全御守護、合格祈願など)。

私は、姪っ子に「高得点」という御守を買いました。

高い目標に向かう、もっと上を目指したいなどにいいそうです。


東京タワー大神宮の拝殿近くにも御守の見本が

 

メインデッキ行きのエレベーターに乗りまして、到着した階がメインデッキの2階になります。

2階をぐるりと回っていますとすぐに見つかります。エレベーターの裏手になるのかな。

大神宮のそばには、お守りがあります。「お守り」のところに指が指し示す方向に売店があります。

先ほどはお守りは、4種類だけでしたが、緑の健康お守りがここに飾ってありました。

普通のお守袋に入ったものだけでなく、カードタイプのお守りも人気があるようでしたよ。

黒の「開運」のお守りです。これなら財布に入れておくこともできますね。

売店でお守りとともに、御朱印も購入できるようになっています。

 

東京タワーは、展望台が2つありまして、メインデッキ(高さ150m)とトップデッキ(高さ250m)になります。

今回、私はメインデッキしか行っていませんが、以前にはトップデッキにも行ったことがあります。トップデッキまで行きますと、展望が広がります。

しかし、今回はあくまでも東京タワー大神宮の参拝ですので、メインデッキのみです。

それもそれでいい眺めでしたよ。

東京タワーが新型コロナ以降、話題になったのは、外階段からも登れる、ということではないでしょうか。

5月28日からの再開に関して話題に。エレベーターとともに「オープンエア外階段」です。

 

三密を避けるは、密集、密閉、密接になる場ですから、密室になるエレベーターですものね。

エレベーターもある程度の時間乗りますし、気にする人はするでしょう。

東京タワーに行かなければいいではないかと言うかもしれませんが、選択肢を増やすことはいいかと思うのですよね。

私が行ったときも、エレベーターにしますか、それとも外階段にしますか、でした。

当面の間、メインデッキまで続くオープンエア外階段を使えるようになっていました。

しかし、約600段ですよ。体力勝負です。でもやってみたい人がいるんですよね。

私が行った時も、家族連れが「パパだけ階段使うって」と話をしているのを聞きました。

開放的で健康的と言われてますが、600段か。。。

足がもつれそうです。山登りが趣味の人なら簡単なのかしら?

私は素直に、エレベーターにしました。密集にならないように、エレベーター内で立つ位置が決まっていました。
いつもよりも人を乗せないようにしているみたいでした。いつもなら、エレベーター内に、もっとたくさんいたような気がします。

 

私が行った時は、夕方近くだったので、中途半端な時間のためか空いていました。

お昼は家族連れ、夜はカップルが来るでしょうが、夕方ですからね。

 

東京23区内で一番高い位置にある神社の拝殿はきれい


まずは参拝です。

伊勢神宮に行った時を思い出しました。内宮さんの感じですね。

あの時は、正装して御垣内参拝させていただきました。

その時のブログ記事

>>伊勢神宮の外宮から内宮へという順番で。黒いスーツを来ていった理由は御垣内参拝

 

東京タワー大神宮の祭神は天照皇大神です。

御由緒書きのような立て札がありまして、そこには、

「昭和三十二年五月八日創立の東京タワーを経営する東京電波塔は創立二十周年を記念し、大展望台の此処を宮処と撰定神殿を造営し、皇大神宮の神霊を奉鎮す。

平成二十年十二月二十三日に、開業五十年周年を無事迎えられたことに感謝すると共に、これからも永きに亘り、

光華明彩、六合に照徹する御神徳を朝夕に拝し、日々の来塔者の安全、心願成就、放送事業、観光事業および東京タワーに係わるすべての者の安全と事業の隆昌繁栄を祈願するものである」

と書かれていました。

神社として勧請したのが、昭和52年で、この拝殿は、平成20年のものではないか、と思いました。

確かに、東京タワーは高い場所ですので、整備などで高い場所に行くこともあるでしょう。

また、今回は私は外のオープンエアの階段は使わなかったので、わかりませんが、そこから転げ落ちるなんてことも無きにしもあらずです。

安全第一にしないといけません。それは事業者なら日々思っていることでしょう。

そのために神社を作りたくなるのもわかるような気がしました。

電波塔としては、平成23年7月まででしたが、放送関係者からも崇敬されてきた神社だそうです。

神棚くらいにしか思っていなかった人は、驚くでしょうね。

伊勢神宮からの御神霊を東京23区内で一番高い場所にて、参拝できるのですからね。

正式な神社以上に、正式な神社ですし、ここまですごいのは、めったに無いです。

パワースポット神社として、これから有名になりそうです。

 

タワーアマビエ絵馬もあり

トレンドに乗っているなと思ったのは、アマビエ様です。

疫病の一日も早い終息を願いましょうと、絵馬にアマビエ様が登場です。

神話「天岩戸隠れ」のことが書いてありました。

御祭神の天照大御神様には「天岩戸隠れ」という神話があります。

太陽の神様である天照大御神が岩の中に隠れてしまったせいで、地上から太陽が消え、作物が育たなくなり疫病が流行ったという話です。

スサノオノミコトのふるまいで、洞窟の中に隠れてしまったあの神話です。

外で他の神々が舞を舞ったり、賑やかにしていたら、それが気になって外の世界に出てきた太陽の神様の天照大御神様です。

 

外に出てきてからは、再び明るく平和な世界に戻ったという、あの神話のことが書いてありました。

 

東京23区内で一番高い位置にある神社

 

「神様から御神徳をいただくだけでなく、日々の感謝をお伝えして、皆様の元気な姿を天照大神に見てもらってください。神様にも元気になっていただき、「タワーアマビエ 絵馬」に願いを込めて、疫病の一日も早い終息を願いましょう」

と書いてありました。

他の人の絵馬をみたらシールでペタリと貼るタイプのものみたいでした。

「タワーアマビエ」というだけあって、東京タワーになっているアマビエ様です。

 

ついでに、ですが、東京タワーのメインデッキ2階には、ポストもありまして、風景入日付印サービスをおこなっているようでした。

「東京タワーポスト」です。ちゃんと集配に来るのですね。

郵便物、手紙や絵葉書などにこの東京タワーの印が押されて届けられるのですね。

 

 

東京タワーからの眺めです。写真の左手に「幸稲荷神社」がみえます。

左手にある白いビルの下にエメラルドグリーンの屋根がみえます。それが幸稲荷神社です。

 

芝公園三丁目は幸稲荷神社の氏子地域内なので、東京タワーとは縁が深いのです。

昭和33年12月に東京タワーが開業したのですが、幸稲荷神社は、東京タワーの氏神様として、建設の際の地鎮祭から携わってきたそうです。

聞くところによると、東京タワー大神宮の絵馬もある程度期間が経つと、幸稲荷神社に持っていっているのだと聞きました。

 

 

タワー大神宮の御朱印は2種類

東京タワーのサイトを見たら、2020年8月7日から御朱印のデザインが新しくなったそうです。

以前の団体さんだけに渡していた時は、和紙だと聞きましたが、ハガキのようなしっかりした紙でした。

御朱印といいますか、印というより印刷ですね。書き置きのみですので、浄書はしていません。

でもかなり縁起の良さそうな絵柄です。

 

桜に東京タワーという組み合わせと、朝日と富士山に東京タワーです。

桜の御朱印のほうがピンクっぽいかな。

 

「御朱印のお渡しは、メインデッキ2階「タワー大神宮」へ御参拝の方を対象とさせていただきます」

と書かれていたので、東京タワー大神宮に参拝していないと駄目なようです。

だからメインデッキのチケット代は必要、ということです。

 

御朱印自体は、1体が300円ですから、ごく普通の料金ですが、チケット代が他にも必要となることです。

東京タワー見学したかったとか、東京タワーに一度行ってみたかったの、という人にはいいでしょうね。

団体でないと駄目とか、予約しないといけないとかは、ありません。

普通に売店でお守りとともに売っています。

サイトには、「御朱印のサイズは、縦14.5㎝×横10㎝です」と書かれていました。

売店は、「OFFICIAL SHOP THE SKY」といいまして、通常の営業時間は、9:00から21:30までですので、夜でも御朱印をいただける、ということです。