今回の赤羽八幡神社に行った日は、途中で雨になってしまったために、早めに空が暗くなってしまったので全体的に写真が暗いです。
いつか晴れた日に参拝に行ってもう一度、別な印象の赤羽八幡神社の様子を載せることができたらなと思っています。
地面も濡れた写真が多いですが、それもそれで趣があるかなと思っています。
私はまずは、赤羽八幡神社は、上の写真の八幡神社入口の看板に向かって左のゆるやかな坂道のほうから登っていきました。
なぜなら、鳥居が見えたからです。
神社では車のお祓いをやっているところもありますから、車が上まで行く、としたらこちらの参道を使うことでしょう。
実は、他にも道があるのですね。そちらは階段を使うことになりますが。
目次
赤羽八幡神社へのアクセスは参道が2つあることに注意
ということで、坂道コースを登っていきました。
前もって埼京線や新幹線が下を通る神社だということは知っていたのですが、どのようなふうに境内がなっているのか興味津々で登っていきました。
まずは本殿に参拝です。
こちらの赤羽八幡神社は歴史が古い神社だそうで、末社もかなりありました。なんでも平安時代にこの台地に勧請されたというのですから。
現在の社殿は、昭和6年に建てられ、昭和63年に一部改修されたそうです。
御朱印帳に関ジャニ∞のマークに似ている模様あり
こちらの赤羽八幡神社の御朱印帳が関ジャニ∞のファンの間で人気なのだそうです。
それは神社の御朱印をみればわかりますよ。
関ジャニ∞の∞が御朱印に押されていますから。
御祭神は、品陀和気命(応神天皇)が主神となっていました。八幡神です。
延暦3年に坂上田村麻呂が東北征伐の折に、武運長久を祈願して建てられたのが始まりといわれています。
台地にあったわけですから、見晴らしのよい場所として選んだものと思われます。
明治38年に旧社殿を改修した時に、そばで古墳も見つかったそうです。
赤羽八幡神社は御朱印がきれいなことで人気
拝殿前の鈴が並んでいますね。
赤羽八幡神社は、御朱印がきれいなことで知られる神社です。
私は御朱印帳もほしかったのですが、私がほしいと思っていた御朱印帳はすでに完売となっていました。
新幹線や埼京線が下を通るという珍しい神社
平安時代から続く神社だとすると、新幹線やら埼京線は後から作られたわけですね。
まずは明治16年には、上野と熊谷を結ぶ線路のために赤羽八幡神社とつながっていた宝幢院と分断されます。
明治41年には参道に武器輸送のため軍用鉄道を敷設します。
大正期には、物資郵送のために赤羽貨物駅を敷設します。
とうとう昭和60年には、小高い丘を貫通して、境内の下を東北新幹線や埼京線が通ることになりました。
さらには、都道建設の予定もあるとのことで、時代に翻弄されてきた神社といえるでしょう。
神域記念碑は、まだ新しいです。眺めはいいのですけどね。
拝殿に向かって左は、天神様がありまして、神社の社務所の下には、なぜだか、狐がたくさんです。
そのそばには、小さなお社がありました。狐たちの表情をみているとなにか、話をしているように見えてきました。
こちらは、赤いきつねです。
お稲荷さんは白い狐が普通なのですが、こちらの狐は珍しく赤いきつねです。
その後、再訪したときの写真です。
お狐様に乗っている像に気がつきました。
その他、古峰神社、大国主神社、住吉神社、大山神社、阿夫利神社、御嶽神社、天祖神社、春日神社、招魂社と多くの末社があります。
古峰神社は赤羽で赤羽の4分の3を焼き尽くす大火事があったときに、火防の神である古峰神社を訪ねる講を作る機運が高まったそうです。
狛犬で隠れていますが、向かって左に古峯神社です。
その大火事もあって赤羽八幡神社にも作られたのではないかと思われます。
招魂社は、神社の裏手に兵営があって、そこの戦没者と赤羽出身の戦没者を慰霊するお社となっています。
誕生日印の御朱印もある赤羽八幡
赤羽八幡神社の御朱印は、毎月変わっていますが、いつもかわいい御朱印が多いです。
そのうえ「誕生日おめでとう」の御朱印もあります。
今でこそ、誕生日印を押す神社や寺院も存在しますが、赤羽八幡神社も誕生日印があるのです。
誕生日の月には、参拝したくなりますね。私も行こうかな。
その後行ってみたら、還暦の印もあるそうです。
大開運吉方位日の御朱印も
2024年までは、下元八運
下元八運では、色によって受ける運気が違うそうです。
風水で、黄色は金運と呼ばれるものですね。こちらには、黄色は金運とともに遊び運ともなっていました。
面白いなとおもったのが、黒が愛情運なのですね。
ピンクは恋愛運、縁むすび運というのは、「桃花運」などでなんとなく知っている人も多いでしょうが、黒が愛情運なのですね。
その他の色も緑が健康運、青が仕事運、オレンジが人間関係運、赤が勝負運などよく聞く色ですね。これらは知っている人も多いことでしょう。
それにしてもこのポスター、関ジャニ∞のファンがみたら、欲しくなるくらい∞だらけですね。
さて、参拝も終わって一通り境内を見学してから、先ほど登ってきた道とは別の道から帰ることにしました。
さきほどは、坂道を登って上がって来ましたが、こちらは、階段を降りていくことになります。
こちらが「八幡神社入口」の看板の右手の参道にある鳥居です。
実際にこの場所を歩いてみるとわかりますが、このまわりには以前は物資を運ぶ駅舎があったことなどがわかるようになっています。
線路が通っていたのも理解できます。
参道を歩いているのに、線路や駅があってもおかしくないような場所でした。
魔除けには、赤い色のものがいいと聞きますが、、赤羽八幡神社の門もそのような忌みがあるのでしょうか。
ちなみに、冒頭で、向かって左が鳥居がみえたので、そちらから登って行ったと書きました。
看板向かって右手の道を歩いたら坂道をあることになります。
左ですと、このような光景です。少し先に鳥居がみえるのがわかりますか。これがひとつ上の写真に載っている鳥居です。
再訪時の話です。
再訪時に、前回買えなかった御朱印帳を買いました。
前回は、御朱印帳が出るとすぐに売り切れるのだと教えてもらいました。
今回は購入できてよかったです。
絵馬も年ごとに変わるのだなと思いました。
関ジャニ∞ファンは、この絵馬でしょうね。
それと今回は、猿田彦の庚申塚と撫で牛に気がつきました。
牛の頭を撫でると、頭脳明晰になるとのこと。
その隣の石碑も気になりました。
因幡の白兎を写真撮っていたら、猿田彦の庚申塔に気がついたのです。
猿田彦庚申塔です。
赤羽台八幡神社が移築されその時にここ、赤羽八幡神社に移ってきたそうです。
戦時中、赤羽には日本軍の関係工場などあったといわれてますが、それが故に、別の建物が立ったり、光景も変わったのでしょう。
さらに再訪時、
今回は暗くなっての写真も
多くの人が並んだ大開運吉方位日の御朱印が出た時の写真です。
暗くなってから帰ったので、ライトアップになってます。
12月だからですが、これが6月でしたら、ライトアップどころかまだ日が落ちてないでしょうね。
関ジャニ∞のファンが書くと思う絵馬。
本殿脇の大黒さまのところもライトアップです。
今更ながら、ここにも、うさぎがいたのですね。
大黒さまの木彫りがいくつかありました。
夜もなかなか雰囲気いいです。
とは言え、来た時はまだ日が高い時でしたのに。
赤羽八幡神社の入り口の石碑は、八幡神社とだけ書いていたのでしょうか。
赤羽の部分が付け加えられているように見えました。
古い石碑も見つけたので、写真を。
「是より左入口」と書いているような。
坂上と田村麻呂、延暦、東征の文字が見えました。