またもや八幡神社です。

今回は、戸越八幡神社になります。こちらの戸越八幡神社も御朱印では人気の神社です。

村社八幡神社と書かれた石碑です。

住宅地の中にぽっかり存在するパワースポット的神社です。

都会の小道のようになっている参道です。


プロが描いた絵の御朱印もあった戸越八幡神社



参道にあった石燈籠です。

シャチホコのような狛犬のような動物が描かれています。

戸越八幡神社に来てみてわかったのは、地元の方々が多く訪れていたことです。

地域に愛されている神社なのですね。

神社によっては、まったく人が訪れない神社は東京都内でもあります。




まずは、手水舎にて口をすすぎ、手を洗います。

この手水舎の近くに社務所があって、そこで御朱印をいただくようになっていました。

社殿は、さらに参道奥になります。

縦に長い境内なのです。

 





年代が経っていそうな狛犬ですね。

子どもを下にして抑えつけています。





向かって左側の狛犬も、子どもを抑えつけています。





社殿は塀があって、そこで区切られていました。内側に入るような感じになっています。

 

その手前には太子堂八幡神社のような生きたうさぎではありませんが、うさぎの置物がありました。





こちらのうさぎは、「夢叶うさぎ」です。

後ろの常夜燈のようなものに比べれば、こちらは新しいです。

常夜燈のようなものの台座に描かれている狛犬も躍動感があります。





拝殿に向かって左には、福分け猿です。

何やら袋を持っていますね。

福を分けてくれるのかな。

拝殿の前の賽銭箱に鈴があってそれを振る



社殿は、かなり歴史を感じる建造物でした。

彫刻がすばらしいですね。

社殿前にて、節分の福豆が袋に入って置いてありました。




普通は拝殿の上のほうに大きな鈴が下がっていますが、こちらの戸越八幡神社では、小さめサイズの鈴が何個か賽銭箱のところに置いてありまして、それを振るようになっています。

持ち手があってそこを持って振るようでした。

「鈴を持つ前に必ず手水舎にて手をお清め下さい」となっていました。

再訪時のものです。

吊るし雛が、いくつもあって神社に彩りを添えます。

昔からこうやって神社やお寺に奉納していたのですよね。

それが何十年、モノによっては何百年を保存してあって歴史を証明していたりするのですよね。

今回は清めの塩が買えるようになってました。

八幡神社の額も古そうですが、その奥の奉納絵がいくつかあって歴史を感じます。





社殿を塀で囲っていますが、その内側には、拝殿向かって右に稲荷社がありました。

広めの境内でしたら、内側に末社があるのではなく、別のところにありますが、戸越八幡神社では境内を有効活用しているようになっています。

再訪時に気がついたのですが、稲荷社の社屋の彫刻が狐だったのです。

稲荷社と書いてある隣の欄間のところに狐さんが!

拝殿の奥の彫刻も素晴らしいですね。





こちらは拝殿の向かって左の春日社です。

春日社の前には、龍がいました。


ダーツが拝殿手前の木に掛かっていた



おもしろいことにダーツが奉納されていました。

無料で、運試しができるそうです。

「挑戦されたい方は、授与所にて矢をご用意して」いるそうですよ。

「招福ご縁むすび守りを差し上げます」ということなので、挑戦している人が多いのかな。

ダーツはビデオにて確認できるので、ズルしてもだめですよ。だいたいにして、神様の前で嘘をついてもだめですからね。

また、ダーツの的の中心に当たったら、大当たりがあるそうです。これは職員が確認に来るとのことですので、当たった矢をダーツから外さずにおきます。

中心ですから、微妙な場合もあるのでしょう。本当にダーツの中心なのかどうかを確認するのは、やはりリアルの場にて、ということのようです。

私はダーツはやっていませんが、もしど真ん中に当たったら何がいただけるのでしょうね。


神輿奉安庫が開いていたのでお神輿をみました。


お祭りも盛大なのでしょうね。

そもそも地域の人も多く参拝にくる神社ですから、お祭りとなると楽しみにしている人も多いことでしょう。


神楽殿には季節の置物が



戸越八幡神社では小物などがガラスケースの中に飾ってあったり、その季節ごとのものが神楽殿のところに飾ってあったりします。

ひな祭りが近いと雛人形のように、です。

2月の節分の日だったので、まだお正月らしい置物がありました。

恵比寿さまと、大黒さまです。節分の日なので、鬼のお面もありました。

同時にお供えの品やお神酒も置いてありました。

再訪時にはこちらにダーツがありました。

縁起の良さそうな大黒様と恵比寿様が飾ってありました。

紅白の人形も。

再訪時は12月だったので、一陽来復の文字がいくつか飾ってありました。





御朱印の見本が置いてある隣には、戸越の地名の起こりが書いてある石碑がありました。

江戸越えて清水の上の成就庵 ねがいの糸のとけぬ日はなし

「江戸越えて」ということから、戸越なのですね。江戸を越える村ということから、来ていたのです。

読み方は、「トゴエ」だったそうです。

戸越という地名だけでなく、戸越八幡神社についても歌にありました。

「疱瘡を守る戸越の八まんに 神子は笹湯をあふる御祭」

「疱瘡の守りにせんと諸人が 戸越の宮にひろふ軽いし」

神子の神事に笹湯を浴びて、戸越の宮で小石を拾うという信仰があったのですね。

昔も今も、病気を畏れて、何かにすがるものがあったのでしょう。

それにしても、昔は「とごえ」と読んだことや、江戸越えということから来ているとは思ってもみなかったです。

 


御朱印は選ぶのに迷ってしまう種類の多さ



御朱印は種類がたくさんありまして、ガラスケースのところに飾ってあります。

それも見開きなのに、500円でした。現在も同じ金額なのかしら。

以前の御朱印を知る私としては、見開きでなくても500円になっている神社が多いことに驚いています。

いつの間にか、みなさん同じに。

それから比べると戸越八幡神社は良心的な御朱印代です。

見開きで、それもカラフルなのに、500円。

私は妹と別の日に来たので、妹がいただいていない御朱印にしました。


朔日限定特別御朱印や八の日限定御朱印もあり(大福付きまで)



朔日のみの限定御朱印はいくつかやっている神社もありますが、八幡神社だけあって、八の日限定の御朱印がありました。

八の日限定というのは、書き入れが八の日限定であって、他の日は書き置きのようです。それでも1日20体ですから日によっては無くなってしまうでしょう。

御神体が出現した泉を守っていた猿をモチーフにした御朱印だそうで、「開運招福」と書いてあります。

 

大福の限定御朱印は、お値段がしますね。とても美味しい大福付きなのだそうです。

御朱印にも「大福」と書いた印がついていて、大福付きなのでしょうね。50体限定と書いてあるのは、御朱印を中心にしているからでしょう(50名様と書いてあるのもありました)。

大福1個付きだと、800円ですが、2個だと1,000円だそうです。

しかも毎月第2、第4火曜日の限定です。

50名限定になっています。遅い時間だと無いのでしょうね。

大福御朱印は、災難除け、健康来福のを祈願した御朱印だそうです。


節分祭でいただいた福豆

戸越八幡の節分の豆


縁起の良さそうな絵柄が印刷された袋に入った福豆です。

それも戸越八幡神社にて祈祷済みのようですよ。

巾着の下に書いてあるモチーフは意味がありそうですね。

開運招福、災難除けなのかな。


節分の後には雛人形

2月は節分ですが、3月になると雛人形ですね。

神楽殿には、雛人形が飾ってありました。

お神酒とお供えの品は今回もありました。

再訪時はアマビエ様のおみくじがありました。

私と妹はどういうわけか、お互い別の月に戸越八幡神社に行くので、今度は妹が買うかもしれません。

御朱印の受付のところはこんなにいろいろと飾ってくれています。

御朱印を授与された人には、お茶を、と勧められました。

寒さ避けのドームのようなところで、お茶をいただきました。

このように、戸越八幡神社さんは、いろいろな飾り付けやら、ソファーがあったりと、御朱印好きの人たちが集まりやすい雰囲気を持っています。

 

女性向きの空間と言うのか。

もちろん、男性もぜひ御朱印をいただきに参拝してほしいですが。