旧古河庭園について、昼から夕方にかけて写真を撮る機会がありましたので、今回は昼と夜のバラについてです。
「バラと洋館・日本庭園のライトアップ」の実施期間中は、9時~21時となりますが、年によってその実施される日にちが違うと思うので確認しておきましょう。
目次
洋館の喫茶室もライトアップ期間中は18時30分まで
ライトアップ期間中、2017年の場合ですが、午前9時から午後8時30分までとなっています。
観覧は夜9時までですね。このような夜間にバラの撮影ができるなんて、この時だけですよ、ということで、ご紹介です。ただし、人が多いので三脚は使用禁止のようでした。
とにかく5月21日までがライトアップ期間ですし、おそらく薔薇の開花時期としては最盛期ではないかと思うので、夜の撮影したい人はお忘れなく。
旧古河庭園の入園料は150円で、春のバラフェスティバルのほうは5月31日まで
ライトアップ期間には、それに伴い、洋館の中にある喫茶室も営業時間延長です。洋館の喫茶室は18時30分までです。ラストオーダーが18時です。これを知らなくて急いで行ってしまいました。
紅茶もローズペコーが入っていまして、ウェッジウッドのワイルドストロベリーのカップで出てきましたよ。
ミルク紅茶でした。ミルクもおいしかったです。ダージリンティーに合いそうなミルクでした。
なお、洋館の中ではカメラの撮影は禁止なので、残念ながら私が紅茶を堪能している写真はありません。
喫茶室を利用すれば洋館の一部を見ることができます。それ以外は洋館の見学会を利用するしかありません。
洋館の見学会はいつもは往復はがきでの事前申し込みだそうですが、私が行った時は洋館の見学会が臨時見学会も行うとのことで、3時からの回と、5時からの回があるということでした。
この臨時見学会は当日、洋館の前に集合とのことでした。この臨時見学会はライトアップ期間だからやっていたのかもしれません。なお、洋館の見学会は料金が800円と書いてありました。臨時見学会をやっているかどうかは入園料を払ってすぐのところに書いてありますので、よくチェックしてみてください。
いつもは、「10:30~/13:00~/14:30~ 所要時間1時間のガイド付きツアー」なのだそうですよ。
ライトアップ期間中は、いつもある売店のほかに、臨時の売店がありました。外でコーヒーを売っているところもありました。
そうそう、旧古河庭園は洋風庭園だけでなく、日本庭園もありまして、そちらには茶室があります。
抹茶が好きな人はそちらで一服するのもいいですね。
旧古河庭園のバラ
私が行った時は曇り空だったのでそれほど絶好の撮影条件ではなかったのですが、それでもバラの花自体が華やかなのでいいですね。
約100種199株のバラがあるということですべてにバラの名前が書いてありましたが、覚えきれていません。
シャルル・ド・ゴールとか、プリンセス・ダイアナとか、イングリッド・バーグマンとか、いろいろありましたけど。
バラの色は、いろいろありました。紫のものや、青と言われる薔薇もありましたが、紫は確かに紫に見えたのですが、青のバラは青なのかなぁと思ったくらいです。ブルームーンという名前の薔薇でした。
薔薇のそばには、ライトアップ用のライトが見えますよね。
ベルサイユのバラです、といいたくなるようなキレイな洋風庭園です。
こちらの薔薇は蕾の状態と、開ききった状態では色が違うのです。オレンジのような色がピンクっぽくなっていきます。名前はリオ・サンバだったかな。
こちらの薔薇はピンクというよりは、紫に近いですね。
洋館はレンガ造りの英国式の古典様式です。この洋館と洋風庭園の設計者はイギリス人のジョサイア・コンドル氏だそうです。ニコライ堂や旧岩崎邸庭園洋館もそうなのですって。
洋館と対象的な日本庭園のほうです。心字池です。日本庭園は小川治兵衛氏の設計です。
枯滝が雪見灯籠の裏にありました。崩石積もありました。枯滝とは別に大滝もありまして、大滝のあたりは、夏に行ったら涼んでいいだろうなと思いました。マイナスイオンが満ちているというのかな。
なお、ライトアップは、この洋館と日本庭園もライトアップということでしたが、薔薇に夢中になって日本庭園のほうは暗くなってから行くのを忘れてしまいました。
薔薇は、洋館とセットで写真を撮るといいですね。映えますよ。
さて、前フリの説明が多くなったことと薔薇の写真も多くなってしまいましたので、ライトアップしたほうは、また記事を分けたいと思います。後編はこの次に。
夜のバラは昼間とはまた違った感じ、趣になりますねぇ。
2017年のライトアップは終わりましたが、春のバラフェスティバルはまだやっているとのことです。しかし、5月下旬ともなるとバラの見頃は過ぎまして、遅咲きのバラのみになってしまいますね。
でも人混みが嫌いな人は、ゆっくりバラを見ることができますから、それはそれでイイんじゃないでしょうか。
暗くなってからのこと、ライトアップについても書いています。
その前に、日本庭園のほうが忘れがちなのですが、このように滝がある場所もありまして、マイナスイオンたっぷりなのです。
庭園ガイドもあったようで、洋館だけの案内ではなかったのですね。
春のバラフェスティバル期間中は毎日と書いてありました。
月曜から金曜日は14時で、土曜日と日曜日が11時、14時(各回約60分)だそうです。
来年はどうなっているかわかりませんので、直前に確認しておいてください。
こちらは、茶室のある場所です。私が行ったときはすでに抹茶をいただける場所は閉まっていました。
旧古河庭園といいますと、とかくバラや洋館が取り上げられますが、日本庭園のほうが広いのです。
心字池のまわりは小川のようになっていますし、ぜひともこちらも訪れていただきたいですね。特に、夏は涼しくていいのではないかと思いますよ。
夕方になり、ライトアップが間近に
暮れなずむ風景ですね。
ライトアップの時間になりますと、かなりの人数がいますから、バラを写すよりも人を写すようになってしまいますが、諦めなければ、一瞬、人がいない時もありますので、すかさずシャッターチャンスを逃さないように。
私自身は、かなり暗くなっていたと思っていましたが、写真をみると夕方であることは間違いないのですが、まだまだ明るいですね。
それでもバラのところにライトが当たっていることがわかります。
こちらの写真のほうが、赤いバラにライトが当たっていることがわかるかと思います。
だんだん洋館の光が目立つようになってきました。
人も少しずつ増えてきました。いつもなら、17時までの開園ですが、今日は21時までですから、夕方をめがけて来る人もいます。
人の波としては、昼間から来ている人は夕方少なくなりますが、6時くらいからライトアップ目当ての人が来ますから一時的に人が減ったとしてもまた多くなってきます。
このように空は星が光るようになってきますが、人はだんだん多くなってきます。
洋館の中では撮影禁止なのですが、庭から写すことができます
前にも書いたように、洋館のなかにカフェがありまして、中に入ったらカメラでの撮影禁止と言われます。
しかし、ライトアップの時間帯は、外からでも充分中が見えます。
外から写真を撮している人も多かったです。
こちらが洋館の中にあるカフェの入り口です。暗くなってからみますと、昼間には気が付かなかったものに気が付きますよ。
こんなにガラスの装飾がキレイだったのですね。昼間見たカフェの入り口とはまったく雰囲気が違っていました。
こちら側が玄関なのでしょうね。和室のライトのようなものも見えました。
洋館とわかるような窓ですね。イギリスの風景ですと言われたら、そのまま信じてしまいそうな建物です。
昼間と雰囲気が変わるのは、テラスのほうも一緒です。
ライトアップされている時間帯はこのようにディスプレイっぽくなっていました。
昼間の時間帯でしたら、ここでもお茶を飲んでいる人がいるのですよ。
庭のほうから室内を撮しました。ズームアップするとけっこう撮れますね。
手前の椅子とテーブルのところがテラスになっています。私は残念ながら室内で紅茶を飲みましたので、こちらには座っていません。バラの季節なら、このテラス席でお茶を飲みたいですね。
建物にしろ、室内の調度品にしろ、良いものは長く持つのだなと思った次第です。
今でも、ここで暮らす人がいたのかと信じられないくらいです。
バラの季節になりましたら、人混みにはなりますが、ぜひともバラともども、ライトアップされた洋館を見てください。
それにしても、ライトアップされるとどうしても洋館やバラが気になってしまい、日本庭園のライトアップを忘れてしまいますね。中には、写真を撮っている人もいたのでしょうが、私はライトアップ後の日本庭園に行っていないので、機会があったら、ライトアップされた日本庭園も写真に撮りたいなぁと思いました。
旧古河庭園の入園料は、一般 は150円ですが、 65歳以上 は70円です。
ただし、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料ということです。行く直前に確認しておくといいです。
場所は、北区西ヶ原1-27-39
駅は複数使えました。私は行きはJR京浜東北線 の上中里駅を使いました。徒歩7分となっていました。東京メトロ 南北線 西ヶ原駅も使えます。こちらも 徒歩7分となっていました。
帰りはJR山手線 の駒込駅までいきました。こちらは徒歩12分となっていましたが、商店街がありましたので、それほど時間がかかったようには思えないで駅に着きました。