白蛇財布のような中に七色帯の財布で厄除けグッズを開運とセットに

厄除開運
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「最近、ついてないことが多い。これは厄年だからかな」

「財布を何度も落としたり、なくしたりしている」

「運気の停滞を感じる。厄除けしておけばよかったかな」

 

厄年の時、何かよくないことが発生すると、ついつい「厄年だからかな」と思いがちですよね。

厄年はなにかと不安で身構えることが多い1年になりがちです。

だからこそ、前もって、心の準備のためにも寺院でご祈祷してもらったり、神社でお祓いをしてもらったりします。これは歴史的にずっと続いていることからもわかるように、単なる、偶然とか、思いすごしとして片付けられない何かがあるのでしょう。

神社や寺院での儀式をすることで、心の安定にもつながります。

 

厄除けといいますと、寺院や神社でお祓いの祈祷を頭に思い浮かべますよね。

神社でいえば、社殿に上ってご祈祷を受けます。

寺院の本堂内にあがってご祈祷を受けることもあります。護摩焚きをお願いすることもありますね(神社でする時は、厄除けと言わずに、厄祓いということもあり)。

御札をいただいて帰ることもあります。

私なんかは、厄年でなくても、6月末には、「夏越の大祓」に行って、それまでも厄を落としています。これは私にとって、儀式みたいなものです。

茅の輪くぐりが、なんとなくいつもの神社とは違っていて雰囲気がすきなのです。

このように災難除けの厄祓いや厄除けは、日本人には身近な儀式です。

 

厄年の厄除けには、それとは別に、厄除けグッズを贈るという風習もあるのをご存知ですか?

 

地域によって違うのでしょうが、姑が嫁に贈るというのを一番よく聞きます。

妻から夫へというのもよく聞きますが、とにかく、身内の者が家族の中に厄年の人に厄除けになる品物、厄除けグッズを贈るというのです。

 

それは、何でもいいということではなく、「長いもの、身に着けるもの、七色のもの、鱗(うろこ)柄のもの」を中心に厄除けグッズを贈られているようです。

 

厄除け、厄祓いは神社や寺院で御札をもらうだけでなく、お守り的に購入するものもあり

白蛇のような石

神社の祓所の石に現れた「白蛇」のような石。穢れを祓って、身を清める助けをしているのかしら?

 

私は、贈り物として誰かが贈ってくれないと厄除けにならないのかと思っていたのですが、そうとも限らず、自分あてのプレゼントにしてもいいそうです。

 

自分が自分で買って、自分にプレゼントです。

 

だからあてがなければ、厄除けグッズを自分で買ってもいいということで気が楽になりました。

それならば自分が好きなものを選べますからね。

 

それで、その品物、厄除けグッズとは、

  1. 長いもの
  2. 身につけるもの
  3. 七色のもの
  4. 鱗模様のもの

を中心に考えるといいですよ。

昔は、長いもの、身につけるものとして腰紐が人気だったとか。それも七色の腰紐だっだのでしょうか?

 

特に、他の人のブログでもよく見るのが、「七色のもの」を「身に付けている」と厄祓いになって、なおかつ、幸せになれるという言い伝えです。

だから、厄年には「人から七色のものをもらうといい」という言い伝えが今も残っているのでしょう。

 

「長いもの」は、年越しそばからもわかるように、長寿を祈るためのものとすぐにわかります。

 

「身につけるもの」というのも、厄除けですから、いつもそばにあるものとしてわかりやすいです。最近は、パワーストーンが流行りですから、ブレスレットや指輪にしている人を見かけるので、理解しやすいでしょう。

 

では、「七色のもの」はなぜでしょう。

これには、諸説があるそうです。

 

七福神から来ている、という説もあります。

あの大黒天、毘沙門天、恵比寿天、寿老人、福禄寿、弁財天、布袋尊の神様です。

今までも七福神めぐりで何度かブログにも書きました。

 

そうかとおもうと、厄除けの神様としては、元三大師が有名ですが、そのほかにも、弘法大師、不動明王、観音さまもいらっしゃいます。

 

その中の弘法大師が旅に出たとき、七色のものを持って出て災難を逃れたということで(お寺の五正色幕もその影響かも)、七色のものが選ばれたという説です。

 

さらに、天台宗のサイトには、

「仁王般若経(にんのうはんにゃきょう)」というお経には、「七難即滅(しちなんそくめつ)、七福即生(しちふくそくしょう)」と説かれています。七難は、薬師経や観音経にも説かれていますが、例えば火難、水難、盗賊難などの七つです。この七難を消滅すれば、七福が生(しょう)ずるという訳です。実はこのお経の文句にあやかって、七福神の信仰が生まれたのです。

天台宗 、七福神について

http://www.tendai.or.jp/houwashuu/kiji.php?nid=61

 

このように7つの難が消滅して、7つの福が生まれる、ということから、「7つの色のものを身につけるとよい」という説もあります。余談ですが、ここから派生して七福神になったのですね。

 

厄除けの神様として知られる元三大師は、天台宗中興の祖と称せられる良源ですから、天台宗から派生したとしたら、この説かもしれませんね。

 

そういえば、元三大師のお姿は、私も護符でみたことがあります。

正月に門口に貼ってある家もありますね。元三大師が災疫を祓うために夜叉の姿になって自らを鏡に映して、自分の像を置く所には災疫はないとして災難や疫病を祓う護符や御札として今でも掲げています。

 

角を生やした化物のような角大師も知られています。

弘法大師にしろ、元三大師にしろ、現代では厄年の神様です。

 

さりげなくつけることができる物で厄除けになるものをプレゼントしたい!それがお財布

厄除けなんてと思う人には、何を言っても響かないと思いますが、これほど日本で長く続いている風習なのですから、迷信と切って捨てるよりも「昔からの経験則」のように考えたほうがいいと思います。

 

なにより、「なんであの時、厄除けのプレゼントをしなかったのだろう」と後悔するよりは精神的にいいと思うのですよ(自分あてのプレゼントでも)。

 

保険みたいなものです。意外と、保険をかけていなかった時に、海外旅行にいったら、旅行先で病気になったとか、ありますよね。

 

なにか悪いことが起きるとイヤだからとか、何かあったら後悔しそうだから、くらいの理由でもいいと思うのです。

きっと厄除けグッズを持っていれば、ちょっとした悪いことがあっても、これくらいで済んだのは、このおかげだ、と思えるようになりますよ。

 

さて、厄除けグッズですが、仕事の時も、普段の時も、日常使えるものをとなると、腰紐や七色のベルトでも、七色のストラップでも七色のブレスレットでももいいのですが、「財布」はいかがでしょう。

 

出かける時は、必ず持って出かけるもの、それが財布です。

 

出先での災難避けとして考えるもよし。身近な厄年の人への贈り物としても、手元から離さないのが財布です。

 

厄除けグッズがあったから、この程度のトラブルですんだと思えば、安いものです。

 

除災招福としての厄除け財布を!ほしい!と思ったものが吉

どのような財布か、一覧ページは、こちら

>>>七色厄除け財布(シャンパンゴールド、黒、黄色、白蛇柄)

 

七色の財布だと財布が派手になりがちなので白蛇財布のように内側にさり気なく

さり気なく、七色のものが、財布の内側についているので、外側が七色の財布をみたことがありますが、それよりはずっと、オシャレで、センスがいいですよ。

 

それに財布の色自体が、あまりにカラフルで、何色も使った財布ですと、金運が安定しないそうです。

だから、財布の外側は一色にして、内側に七色帯です。

 

白蛇財布は、ヘビが金運で縁起がよく、長財布(長いもの)、七色(内側の七色)、鱗柄(ヘビの鱗)で、さらに財布は持ち歩きますから、身につける物という条件もクリアできますから、厄除けグッズの条件をすべてクリアします。

令和元年は、年のラッキーカラーが白となっているので、その点からも白蛇財布はおすすめです。

 

白蛇財布で白が厄除けとなるから、おすすめ



>>>>厄除け白蛇財布の王様[七福財布]

実は、この白蛇財布は、厄除け用の人気ランキング1位なのです。

白蛇といっても、本物の白蛇を使っているわけではありません(国の天然記念物だから取れない)。

白蛇伝説を元にした財布です。牛革を蛇革のようにみせているのです。

 

さり気なく、内側に七色の帯がついていて、一見すると「お守り」とはわからないのが、人気の秘密なのです。

作りもしっかりしているから好評です。

 

口コミをみても、
「包装が大変丁寧でした。商品もしっかりとしたものが届き、大変良い買物ができた」という声が多いです。

 

こちらの財布屋さんは、財布の作りも丁寧ですが、包装も気を抜くのではなく、財布そのものと同じく気を配っていることがわかります。

 

開運と厄除けを兼用、兼ねることができます。

 

「商品はしっかりした作りで、カードポケットもたくさんあり便利に使えそう」という声は、他の財布でもありました。内側に少し見えるゴールドと、厄除けになる七色の組み合わせも派手でなくていいですね。

 

派手でなく、安っぽくなくというのは重要な点ですね。人前で出しても恥ずかしくない大人っぽい色合いの財布です。

このお財布にピンときたら、それがあなたに合っている証拠です。その人に合っている、これが一番。その人が持っていて嬉しくなるものが、運気上昇の秘訣ですから。

 

落ち着いた黒で厄除け財布に

男性の場合、やはり黒のほうが普段持ち歩くのにいいという人が多いですよね。

男性向けのプレゼントなら、黒が一番無難です。

 

お金持ちの男性の財布を調べたら、圧倒的に「黒」だったそうです。

黒であってでも、内側に「七色のもの」が入っているので、長財布(長いもの)、七色のもの、普段身につけるモノということがクリアできますね。

 

黒には、安定という意味もありますから、変にあちこち動きまわるより、どっしりとして安定していることが厄除けになるのかもしれません。


>>>>厄除け七福財布黒の財布の王様

黒の財布に関しては、なぜか「最近ツイてないことが続いたので買ってみた」という声がありました。

 

こちらの財布は、彼氏やご主人に買っている人が多いみたいですね。人にプレゼントする、となると男性向けだと黒を選びがちですものね。もちろん、ご自分用に買っている人もいます。

 

やはり、外は黒で落ち着いていて、中がゴールド、七色もさりげない、というところがポイントのようです。

 

シャンパンゴールドなら派手でなく素敵な色の財布

もっと金運っぽい色をお望みならば、金は金でも、あまりにも金ピカではない色合いのシャンパンゴールドもいいですよ。



>>>>七色厄除け付きシャンパンゴールドの財布の王様[七福財布]

こちらの財布は、色がいいとのもっぱらの評判です。「落ち着いたお色でステキです。さりげなく金運を上げてくれそうで良いです」とか、こちらのシャンパンゴールドがカッコ良い感じですので、こちらに決めました」とか、「シャンパンゴールドが落ち着いていて上品な色合いで、とても良いです」などです。

 

あまりに金ピカだと恥ずかしいですし、これくらい上品な色なら使っていても気持ちいいですね。気持ちよさも大事なポイントです。

 

ブランド財布が意外と、運気上昇にならないと言われるのは、「持っていると自慢できるから」という理由が混ざっていると聞きました。人に自慢ではなく、自分がどう思うのか、人から見られてどうこうではないのです。

 

「使い始めるのが待ちきれない」という声もありました。

 

二つ折り財布での厄除け財布(白蛇財布)

中には、長いもの(長財布)よりは、二つ折り財布が好みという人もいますから、このような二つ折り財布(小銭入れはがま口)も使いやすくていいですね。

世の中、長財布ばかりではないですから、自分が慣れているタイプのお財布がいいですものね。

二つ折り財布でも、やはりおすすめは、白蛇財布ですね。




>>>>>>口金付き、小銭出し入れ楽々折り財布[七福財布]

ただし、二つ折り財布ですから、広げないと、「長いもの」ではないですね。長財布ではないからです。

 

二つ折り財布の良い点は、余分なものを入れなくなるということです。長財布だとついつい余計なもの、たとえば、レシートやポイントカードの類を入れがちですが、二つ折り財布だとあまりにも入れすぎると、二つに折れなくなりますから。

 

お金持ちの家の中をテレビなどで見たことがありますか?お金持ちの家ほどものがあふれていない。整頓してあって見た目、なにもないように見える。それに対して、お金がないという人ほど、家にゴミのようにモノがあふれていると言われています。

 

それと同じくお財布も「お金の家」ですから、ガラクタを入れているのはよくないのです。それには、あまりモノが入らない二つ折り財布を使えば、強制的にお金だけになりますよね。重要なものだけに。

 

お金を大切に扱うこと、お金に関心を持つことが金運につながります。

 

さて、先ほどの上に上げた白蛇財布でもそうですが、白色だと汚れが目立つのではないかと心配する人も多いのですが、かえって、それが汚れてはいけないと、お金を丁寧に扱うようになって良かったという声があります。

 

「使用するときに白色ということで汚れてはいけないと思い、手に取る時やお金を用意する際に自然と丁寧に扱うようになりお金を取り出す時に考える時間が少しできました。お札入れが大きめで余裕があるのでお札を入れる際に白だからこそ丁寧に扱える折り財布が欲しかった」

 

他の財布もそうなのですが、開運には、お札がキツキツの場所だと良くないということがわかっているのでしょうね。「お札入れが大きめで余裕がある」との声は、小銭入れも小銭を探しやすいという声があります。

 

「七色の厄除けも財布を開けた瞬間に他の人の目に飛び込んで」そこに他人の目がいくような仕掛けになっているのですね。

 

あとこちらの財布すべてが国産、日本製なのですが、海外ブランドの財布も持っているがやはり、細かい部分が違っていると、「日本の職人さんの作る美しさ、縫製の丁寧さ、日本の紙幣に合うサイズ、は、やはり日本製ですね」と評価する声が多いです。

 

他にも「国産という事なので購入いたしました。しっかりとした造りだと思います」という口コミもあります。しっかりした品質の財布なので、安心感を上げる人もいましたよ。

「丁寧な梱包、アフターサービス案内書などに安心感が持てた」という声も多いです。

 

たしかに、海外ブランドは見栄をはるのにいいですが、外国の紙幣と大きさが違うので、どうしても違和感があるのですよね。

どことなく、借り物を使っているイメージです。そのため、日本製を求めていた人にはもってこいの品物です。

 

厄除け財布を購入する時期は

厄除けのご祈祷の時期は、正月から立春までが多いです。気がついたら、ツキがないと感じたら運気が落ちている証拠なので、早めに厄除けをしましょう。

 

その点、厄除けグッズは、立春までという制限はありませんが、なるべくなら「張る(春)財布」でお金がいっぱい、パンパンの財布になることを祈って、春に買うのがいいですね。

 

金運アップだったら、お正月、おそくても節分までに買っておいて、立春から使い始めるのがいいそうですが、厄除け財布は、早めに「身につける」のがいいかと思いますよ。

 

それと金運アップで人気なのは、秋ですね。五行説でも秋は「金」ですから。

それに実りの秋です。

ちなみに、春夏秋冬ですが、お正月を新春というように、1月、2月、3月が春です。

4月は夏なのですね。4月、5月、6月は夏です。

秋財布(実り財布)は、秋である7月、8月、9月に買いましょう。

10月、11月、12月は冬として考えますからね。

 

では、厄除け財布を買う時期ですが、お正月もすぎ、春もすぎて、夏や秋に購入するのは良くないかというと、そうではありません。気づいた時が買い時です。

 

なるべく立春からがいいのですが、気づいたその時点からでも厄除け財布はいいのです。

お財布を開いた時に七色が見えて、それが厄除になるのですから、気づいたら、買いたくなったら、それがベストタイムということです。

 

私の知り合いも、厄年のとき、なんだかついていない、悪いことが続くな、と感じて、お正月でもなく、春でもなく、8月に厄除けグッズを買ったそうですが、それからピタッと良くないことが止まったとか(実は、コレ、厄年の人だけに限ったことではなく、あとでも書きますが、厄年以外にも要注意の年があるので、それに当てはまっている可能性ありだからです)。

 

だから、遅いということはなく、気づいたらその時が、「一番早いとき」なのですから、今さら、もう無駄かなと、あきらめてしまうよりずっといいです。

 

厄年とは人生の節目、転換期、要点検の期間

厄年とは、昔から人間の一生の中で災難、病気に遭うおそれの多い年齢のことをいいます。大凶の年という意味ではなく、人生の節目と考えます。性別によっても異なります。

精神的にも、肉体的にも節目の年、転換期となる年齢です。

ただし、古来、これを忌み嫌う風俗習慣があります。冬ごもりの年といわれます。そもそもは、中国の陰陽五行説、陰陽師で知られる「陰陽道」から来ています。陰陽道で計算された年だとのこと。

それが日本に来たのですね。江戸時代の書物にも、中国と同じことが書かれていたそうです。

 

厄年は一般に数え年で考えます。

厄年、厄除けの考え方は平安時代にさかのぼります(平安時代は貴族の間でひろまり、そのことは物語にも登場します。一般庶民に広がるのは、江戸時代になってから)。その当時の年令は、数え年で考えていたからです。

 

数え年とは満年齢に誕生日前は2歳足して、誕生日後は1歳を足した年齢になります。

さて、厄年ですが、

男性の場合、25歳、42歳、61歳です。

女性の場合、19歳、33歳、37歳です。

中でも男性の42歳と女性の33歳は、大厄といいまして、特に気をつける年となります。

世間でもこの年齢のときだけ、気にする人も多いです。さらに、その前後を前厄、後厄と言って、その時から気をつけるようにします。

寺院、神社によっては、61歳は男女とも厄年と考えるところもあります。

 

令和2年を例にとりますと、

男性の場合、

 

 前厄  本厄  後厄
平成9年生 24歳 平成8年生 25歳 平成7年生 26歳
昭和55年生 41歳 昭和54年生 42歳 昭和53年生 43歳
昭和36年生 60歳 昭和35年生 61歳 昭和34年生 62歳

 

女性の場合、

 

 前厄  本厄  後厄
平成15年生 18歳 平成14年生 19歳 平成13年生 20歳
昭和64年生 32歳 昭和63年生 33歳 昭和62年生 34歳
昭和60年生 36歳 昭和59年生 37歳 昭和58年生 38歳

 

前厄は準備として、後厄はお礼参りの意味もあるそうです。

大厄の時期、女性は、結婚、妊娠、出産などで人生の節目となることが多いですね。

中には、厄落としに妊娠、さらには出産までしようと考えている女性もいるのだとか。

上記の表をみていただくとわかるように、女性の場合、前厄、後厄を含めると30代に集中していますよね。

32歳から34歳、36歳から38歳となると、30代半分以上が厄年の影響でしょうか。

 

前厄、後厄含めると30代で厄年以外は無いんじゃないか!と思うくらいです。私自身も30代は健康を崩したり、嫌なことが重なったりと、けっこう苦しい時期でした。

厄年に多いのは、災難がふりかかるといいますが、最も多いのは病気やケガ

有名なところでいうと、阿部定事件の阿部定は前厄の年に事件を起こしたのだとか、実際に、いろいろと言われたのは、厄年だったのでしょう。

ここまで大きなものでなくとも、厄年に病気やケガをしたということは、聞きますね。

 

身近な人や友人にいい機会なので、厄年について厄年にあったことなど聞いてみるといいですよ。

女性の30代に女性特有の病気がみつかったという人や、男性の40代前半にガンがみつかった、自分で気づかなかったが小さめの脳梗塞を起こしていた、健康診断で要検査になったなど、自分が思うよりも「そういえば」という実例が出てくるはずですから。

医学が発展した今でも、厄年は廃れることなく根強く残っています。人生のターニングポイントなのです。

 

そもそも厄年とは、本来、たくさんあるのですよ。その中でも、現代では、ピックアップされているのは、3回ですから、特に要注意の年なのでしょう。

この3回がピックアップされたのが、江戸時代というのですから(室町時代にはすでにあったという説も)、ホント、厄除け、厄年とは、長い歴史があるのですね。昔からの知恵だったのです。

 

ちなみに昔にあった厄年とは、

数え年ですが、すでに1歳が厄年です。

1歳、4歳、7歳、10歳、13歳、16歳、19歳、22歳、25歳、28歳、33歳、37歳、40歳、42歳、46歳、49歳、52歳、55歳、58歳、61歳を厄年とする、となっていたそうです。

 

もう少し少ないものであっても、13歳、16歳、19歳、25歳、33歳、37歳、42歳、45歳、55歳が厄年にあたると考えられています。

 

それが現代では(といいますか、考え方としては江戸時代から)、人生のうちの3回を厄年と考えるようになりました。

七五三も、お祝いの要素が大きいですがそもそもは、厄祓いに神社に参拝したと言われています。

 

厄除け、厄年については、日本では平安時代から続いている生活の知恵なのです(一般庶民は、江戸時代から)。

今でこそ、平安時代の安倍晴明が知られるようになって、陰陽道という言葉も知っている人が多くなりましたが、厄年や厄除けの考え方は、この頃からあったのです。

 

源氏物語にも書かれているそうですし、平安時代の巻物にも「やく年」と書かれているだとか。ただし、平安時代は貴族の間で知られていたことであって、一般庶民にまで広がるのは、江戸時代くらいと言われているそうです。

 

一般庶民にまで広がるようになってから、厄除開運として、神社や寺院での祈祷が行われるようになったということです。平安時代は貴族の間では厄除けの儀式があったそうで、貴族の間ではけっこう今のスピリチュアル系と似た動き、同じようなこと、行事などの風習が流行っていたのですね。

 

平安時代は貴族の間で、とはいえ、それほどまで長く続いてきた風俗習慣なのですね。あとでも触れますが、「五行説」に基づいて考えられていることが多いそうです。

 

しかし、その一方で、厄除けとか、方位除けだとかを言い出したら、何もできなくなる、という声も聞こえてきそうですね。特に科学者の人たちは厄年も厄除けも科学的根拠もないぞということでしょう。

 

とは、いうものの、やけに厄年に大病をしたとか話を聞くと、完全に無視することもできないし。。。

と言ったところでしょう。気休め程度でも何かしたいと思っている人は多いはずです。

 

厄年、厄除けは俗信というよりは、「生活の知恵」と思っていたほうがいいように感じます。

これらの年は、肉体的精神的に変わり目の年だから、気をつけなさいという生活の知恵です。確率的に多いように昔の人から連綿と考えられていたのかもしれません。

 

長い時を経て培われてきた安心な生活を送るうえでの知恵、というのでしょうか。現代の目まぐるしい生活でも考えてみたら、心も体も調子を崩しやすい年齢です。

 

特に女性は、そのころに子宮筋腫が見つかったとか、乳がんが発覚したとか、女性特有の病気が見つかったということを周りで聞くことが多い印象があると思うのです。

 

厄年なんて、厄除けなんてと、迷信だと切って捨てるよりも、慎重にことを進める時期だと思ったほうがいいように感じます。

 

いままで、突っ走ってきた人でも立ち止まって自分を振り返るいい機会になる節目と考えるのはどうでしょう。

転換期だからこそ、一歩、立ち止まる。

そのときに、神社や寺院で厄除けの祈祷受け、天に支えられて生きているのだなと再確認できる良い機会だと思うのです。

 

ついていないときは、お清めも

ツイてないことが続いた時は、財布のほかにも、盛り塩をすることもひとつの手です。

高級料亭などみていますと、ひっそりと盛り塩が置かれていることがあります。気が付かない人は気が付かない場所に。

お清めの塩は、精製された塩でなく、天然の粗塩をつかいます。海水から取れたお塩です。

玄関、水回り(台所、洗面所)に置くのが普通ですが、鬼門に置くこともあります。

私のおすすめは、家に置くのもいいのですが、小さなパウチの袋に、粗塩を入れて、持ち塩にすることです。運が悪いなと感じたら、やってみてください。

それと、特に金運面で良くないことが続いた場合は、銀行からお金をおろしたら、紫の封筒や財布、布に包むようにして3日間、置くことです。

これはドクター・コパの書籍で読みました。

自分がイヤな思いをしたら、誰かにいうよりも紫の紙に書いて、あとは、ビリビリ破いて捨てるといい、ということも聞きましたよ。

 

厄を祓って健康で充実した年を過ごしたい

厄年や厄除けは、先ほど書いたように、中国の陰陽五行説からきているそうですが、その元をたどると、そもそも自然界の考え方から来ているそうです。

 

季節の変わり目は病気しやすいと思いますよね。今なら、花粉症になりやすいとか、風邪をひきやすいとかです。

昔の人は、季節の変わり目は邪気が蔓延するのだと考えていて、邪気から身を護るのが厄除けと考えていたようです。

 

節分ですね。節分は何も、立春の前だけが節分ではなくて、季節を分けるということで、「節・分」ですから、その前には、必ず休養を取って体を休めていました。

それが土用です。

これまた、土用丑の日が有名なので、土用というと夏だけと考えてしまっていますが、これも立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間をいいます。年に4回季節ごと、ということです。

 

それくらい昔は、季節ごとに厄除けを考えていたのです。

もっといいますと、土用とは土気の旺盛な時期を意味して、五行説(木、火、金、水、土)に基づいて考えますと、春は木、夏は火、秋は金、冬は水が司ります。

土は、それぞれの四季の間にあって、生成を助けるものと考えていました。

 

厄年の他にも、要注意の年がありまして、それが自分の本命星が二黒土星、五黄土星、八白土星の土星と重なる年、「死線同会」という年にも気をつけないといけないといわれていました。

 

この辺になりますと、専門家に聞いたほうがいいのですが、これらを専門に見て占いをする人たちは、同じ土星であっても、二黒土星の年は、これに気をつけて、八白土星の年は、これに気をつける、のように気をつける面を詳しく言ってくれるはずです。

 

このように土星、土気の年は要注意なのです。

土用の期間とか、土星の年だとか節目を設けていたのはそれだけ昔は、災害やら疫病が蔓延したりして、目に見えないものへの恐れ、があったのでしょう。

 

だからこそ、そのような時期は、自然に逆らうよりは、じっとしている休養の時期だと割り切ってしまうほうがいいように感じます。

 

自分自身が厄年に病気やケガをするだけでなく

厄年に夫が会社を首になったり、浮気が発覚したりとか、自分以外の家族の誰かによって、自分の運命が変わることもあります。浮気は、男女ともにありますよね。

 

自分の親が入院したり、認知症になったりという声も聞いたことがあります。そういう時はなぜか、重なるものなのです。中国のことわざにも、「良いことは続けておきないが、災いはひとつだけでやってこない」(悪いことは重なる)といわれています。

 

未来のことは誰にもわかりません。しかし、これほど長く現代まで続いてきた風習なのですから、迷信だからと切って捨てるより、「転ばぬ先の杖」のように考えていたほうがいいように感じます。