出雲大社東京分祠は、縁むすびのお参りとして前回ご紹介した赤坂氷川神社と同時に参拝する人が多いです。

六本木駅から行けますので、出雲大社東京分詞から赤坂氷川神社へ行ってというルートで参拝する多いようですが、私は逆コースで行きました。

こちらの出雲大社東京分詞は、恋愛運アップ、縁むすび祈願もありますが、なぜか、復縁を願う人が行っている場所なのだとか。

六本木という場所だからでしょうか。

 

出雲大社の東京分祠は、もう何度も参拝していますが、久しぶりに来ましたが、以前より参拝している人が増えたような印象があります。

 

私は、境内にあるうさぎの置物(因幡の白兎)と、出雲大社はだいこく様を祀る大社で、大黒様が大好きな私にとっては小さいながらも、そして、ビルの谷間にありながらも好きな場所です。

 

出雲大社の大国主大神、すなわち、だいこくさまですね。だいこくさまの御分霊を奉斎する東京都内唯一の分祠です。

「明治の初期に創設されました」とのことなので、ビルの谷間にあるわりに昔からあったのですね。

それにしても、いつの日にか、出雲大社のほうに行きたいものですわ。

 

出雲大社東京分祠のご利益は、縁むすび

出雲大社というと、「えんむすびの神様」として有名です。大国主大神が縁むすびの神様です。

島根県の本家本元の出雲大社でも言われていることですが、この「縁」というのは何も男女の縁だけではありません。

社会が明るく楽しいものであるようにと、お互いの幸いの縁が結ばれるようにというもっと、何というか大きな「縁」なのです。

 

生きとし生けるものが共に豊かに栄えていくための貴い結びつきです。そして、日本の悠久なる歴史の中で、代々の祖先の歩みを常に見守られ、目に見えないご縁を結んで下さっているのが大国主大神様なのです。

出雲大社のサイトより http://www.izumooyashiro.or.jp/

だいこく様の縁むすびです。むすぶということでだいこく様のお力にすがりたいですわ。

男女の縁だけでなく、しあわせの縁ですものね。

そもそもは、神無月、出雲大社では神在月の旧暦の10月に、全国の八百万の神々が出雲大社に集まりますが、だいこくさま御許で諸々の縁結びの御神議をされるという故事により縁結びの神と言われるようになったわけです。

縁をむすぶのが得意なだいこくさま、です。ヤオヨロズの神々を集めるということもあります。

だいこくさまのように、大きな気持ちなっていれば、しあわせの縁はやってくるということです。

自分だけよければいいのだという態度では、叶うものも叶いません。

何が何でもこの人と縁を結びたいという自分からだけの一方的な気持ちだけでは、だいこくさまの御神徳を授かれないですよ。

 

それにしても、なぜか出雲大社のサイトでは、大黒様と漢字で書かずに、だいこくさまとか、ダイコクさまと書くのでしょうか。

なぜでしょう?ということで、調べてみたら、そもそもは、インドの神様が漢字の大黒様(大黒天)なのだそうです。

日本の大国主大神も、だいこくと読めるので、こちらもだいこく様なのですが、インドの神様が中国に渡り日本に渡りとしている間に、日本の神話のだいこく様と一緒になってしまった(習合)というのだそうです。複数の神様が同一視されたということ。仏教とその地の伝統的な宗教と一緒になって混合してしまうということは、あるのだそうです。

 

それで、今では大黒天も、だいこくさまも同じと一般民衆からは思われているそうですが、出雲大社などでは、「だいこくさま」とか、「ダイコクさま」のように漢字で書かないようにしているみたいですよ。

 

だいこく様の話はともかくとして、写真からもわかるように、六本木のビルの谷間に出雲大社東京分祠はあります。

ビルの中にあっても神聖な場所です。階段を登ってきますよ。

こういう場所で、3階と言っていいのかわかりませんが、写真の入口から登って、さらに登ります。

 

出雲大社東京分祠はビルの中なので参拝時間は九時から五時

五時を過ぎてから行ったことがないので、どうなっているのかわかりませんが、たぶん、階段も上れないようになっているかと思いますよ。

神社はなるべく午前中に行くと良いと言われているので、遅く行くよりはなるべく早めに行きましょう。

あとで知ったのですが、神社ですから月次祭があるのは、知っていましたが、「甲子祭」もあるようですね。

どなたでもご参列頂けます。十時すぎ頃より始まります。お清めのお祓いのあとに、二拝四拍手一拝の作法で拝礼し、全員で謝恩詞を奉唱します。次いで斉主の祝詞奏上があり、一拝の後、神語を全員でお唱えします。次いで二拝四拍手一拝で、拝礼致します

と書いてありました。

いつの日かチャレンジしたいです。

さて、縁をしっかりむすぶには、きちんと参拝をしてからです。
参拝をないがしろにする人は、縁もなにも、ということです。

 

出雲大社の参拝方法は独特の四拍手

 

まずは、手水舎で清めてからです。

祓社の横に手水舎があります。口もすすいでから、祓社にいきます。

祓社がわざわざビルの中に設けてあります。

 

 

拝殿に行く前にしっかりお祓いをしましょう。

祓い給え清め給えと三度唱えます。

 

その後に、拝殿前に行きましょう。

出雲大社では、「ニ拝 四拍手 一拝」という参拝方法です。

四拍手です。伊勢神宮も神職は、八拍手なのだそうで、今の二礼二拍手一礼は、古来から決まっていたものではないようです。

この写真を見てわかるように、拝殿の脇におみくじがありますから、参拝が終わったら、おみくじをひきましょう!

「おみくじ」と書かれたシンプルなおみくじです。

私は、一番という縁起の良さそうな番号を引きましたが、「大吉」とか「凶」とか書かれていません。

「訓」とか「運勢」そしてあとは、「通信、土木、結婚、病気、移転、失物、売買、方位、旅行」とそれぞれに対して、一言書いてあるだけです。

シンプルなだけに読み取ることが多そうです。

 

御朱印をいただいたら遊び図もいただいて


ご朱印をいただく場所と御守りを買う場所は、別になっていました。

御朱印をいただく場所は、拝殿に向かって、右手にありました。小窓のところから御朱印帳を渡します。

御朱印をいただいたら、中に「出雲の大社八百萬神どうけ遊び図」という絵が描かれたものが挟まっていました。ありがたくいただきました。

拝殿の後ろを見ると絵馬を掲げる場所があります。

掲げてある絵馬も、因幡の白兎ですね。

うさぎの置物もかわいいです。うさぎ好きの私には嬉しい限り。

 

絵馬も、白うさぎだけでなく、他にも種類があるようでした。

こうやってみると、この出雲大社東京分祠の高さがわかりますよね。

 

出雲大社東京分祠で御守りを、しあわせの鈴と縁むすびの糸

人気のある御守りがこれらのものなのでしょう。

私は、しあわせの鈴(小)を買いました。

(大)だと、どこへ飾ってよいかわからなかったので。

それにしても「幸運のこずち」も縁起が良さそうで迷いました。「美保岐玉ストラップ」もいいですよね。出雲型勾玉です。特別な感じがします。

 

縁むすびを願う人は、「むすび鈴」も良さそうです。

で、しあわせの鈴です。よく見ましたら、金銀の色の鈴ですね。金の鈴と、銀の鈴です。

涼しげなシャンシャンという音です。緑、黄色、赤、白、青(紫色?)の五色です。

幸魂、奇魂、守給、幸給と、念じて鈴の振るようですね。大きなご縁を授かり明るく和やかな毎日を過ごしたいですね。

まるでだいこくさま(大黒天)のように、です。和やか、なのです。

だいこく様(大黒天)は、いつもやさしい笑顔でいいですよね。

大黒天のイメージなのかもしれませんが、米俵と一緒、というイメージも私にはあります(インドでは台所の神様だったとか)。食うものに困らず、というのかな。五穀豊穣というイメージです。

そしてこちらが、「縁むすびの糸」です。

これが恋愛祈願の人たちに大変、人気なのだとか。東京でも買えるのです。

運命の人とは、赤い糸で結ばれているといいますが、この「縁むすびの糸」は紅白の糸です。

絹糸なのだと聞きました。

裏に書いてある文章を読みますと、やはり、縁むすびというのは、男女の縁だけではないことがわかります。

男女の縁をはじめ、良い友だちを持つことも、そして、良い運をひらくこともすべて「ご縁」なのですね。

それでも冒頭に、

「人は誰れでも幸福を願わぬものはありません。そしてその幸福は良縁を得て、よい家庭をつくり、世の人々と共に、しあわせな生活をすることであります」

「この結びの糸は、ダイコク様の御神徳に因んで作ったものでありますどうかダイコク様にお祈りして、良縁を御さずかりになると共によい御家庭をお築きになり、幸福な人生を享受られるために

と書かれていますから、

良縁祈願で、よいご家庭を、という願いがこもっているのがわかります。

さっそくこの紅白の糸をほぐしてみましょう。見事に巻きながら結んであるので、ほぐして使うのがもったいない気持ちになります。

 

復縁を祈願する人は糸がこんがらがっているようなモノ

といいながら、ほぐしていきますと白い糸と赤い糸に分かれます。

「縁むすびの糸」の場合は見えるからいいですけど、復縁を祈願する人は、見えない糸がこんがらがっているようなものでしょう。

けっこう聞くのが、付き合っている最中に彼を試すような気持ちで、「別れたい」と言い出す人。たいていは、聞きますと、引き止めてくれると思ったから、って言うのですよね。

こうなりますと、相手も意地になりますし、プライドを傷つけられたとなります。

そのような状態は、まさに糸がもつれているようなものです。

改めて、やっぱり好きだった、もう一度戻ってといわれても「ヤダ」となります。

嫌だといわれると、ますます相手に答えを突きつけてしまう。彼氏のほうも復縁したいと思っていても、相手に別れを切り出されたのですから、ホイホイ元のさやに収まれませんよ。

こういう場合は、彼がすでに新しく別の人と付き合っているのでなければ、長期戦ですね。

なにかにことつけて、会ったり、メールしたりして「別れたけれど親しい友人」みたいにしていくと。

しかし、こういう場合往々にして、別れる気もないのに、試すようにして「別れましょ」というくらいの人ですから、復縁をしたいと思ったら、すぐに答えを突きつけてしまうのですよね。

イエスかノーかで答えなさいと。

そうではなく、いったん離れる。しかし、何かにつけて目に入る、情報が入るという存在にしておくだけにとどめておくわけです。

半年もすれば、そのころには、こんがらがって固まっていた糸もほぐれてきます。

その頃になってから、しっかり自分のやった行為はいけなかったと、しっかり誠意を持って「謝る」、ですね。

しかし、待てない人が多いのですよ。すぐに結果を求めるし、相手にも答えを求めるしで、最高潮にこんがらがって解きほぐせない時に返事しろ!なのです。

空気のような存在に一度戻ってから、長期戦を経て謝るべきは謝るということが大事でしょうね。

こんがらがっている糸のことで、余計な方向に話が飛んでしまいました。

 

さて、この「縁むすびの糸」ですよ。

「この糸をあなたの身近い衣服等に御使用なされ、更にあなたのお知合いの人々にも良い御縁としてお頒け下さい」

と書いてあることから、衣服などに縫い付けるといいのだろうなと思います。

とにかく、身近な人にお分けいたしましょう。これまた、姪っ子ちゃんにあげようかな。

 

 

赤と白の糸をほぐして取り出して比べてみると、白い糸のほうが長くなっていました。

しかし、衣服に使用というのは、どうすれば一番いいのでしょうね。

とりあえず、赤と白を編んでみて、五円玉に結びつけるなどいたしましょうか。

あとは、先日、ある神社の神職の方から、組紐の作り方を学んだので、ミサンガのようにしたいと思っています。

 

それでも気になるのが縁むすびの糸のうしろに書いてある「あなたの身近い衣服等に御使用なされ」という文字です。

やはり普段使っている衣服やハンカチなどに縫い込むのが一番いいのかなとも思っているところですよ。

 

もしかしたら、「身近い衣服」って、下着かしら?と思っているのですが、どうでしょう。

だいこくさまとの御縁が一番ほしいわ。

 

恋愛運アップの神社はこちらのブログ記事にまとめて書きました。

>>縁結び神社のおすすめ9選!恋愛運で人気の神社は?ー東京、関東

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