鳥居のところから、招き猫が招いている今戸神社です。
今戸神社は2、3回行っていたのですが、今回、また行ってみました。浅草の駅から少し歩くのですが、今戸神社くらいまで行きますと、人混みも減りまして、なかなか好きな散策道だったのです。
今回、行ったのは、再度、携帯電話の待ち受け画像にするといいと言われる「石なで猫」招き猫画像を撮りに行ってきたのです。
以前も写真を撮っていたのですが(しかも、しばらく携帯電話待ち受け画面は、その石像に)、私の写真フォルダの中で見失ってしまったのです。
私が始めて今戸神社に行ったのは、縁結びや恋愛運で有名になり始めの頃でした。そのときに、御朱印帳も買っていたのです。
カップルの招き猫が描かれたかわいい御朱印帳です。
しかし、その後私が買ったピンクのその御朱印帳に「ハート」柄のものが現れたとか、そちらは、限定バージョンだったのですね。
いつの間にやら、恋愛グッズが多くなっていたようです。
ということで、今回は、浅草まで行けない人のために、招き猫の石像の写真をお見せいたしましょう。
願いが叶うと言われる「なで猫」ですよ!願いですから、恋愛運に限りません。この写真をみて、金運、仕事運アップなど願ってください。
最後には、ブレスレットにも、髪留めにも、そしてブックバンドのようにも使えるという万能の「神結び」もご紹介します。「恋勝みくじ」や丸型の絵馬の写真もありますよ!
目次
縁結びで有名になった今戸神社(円形=えん、多い)
地下鉄の浅草駅から歩くと15分か20分くらいかかるので、バスを利用する人もいるのですが、私は毎回、歩きで行っています。近くには、待乳山聖天様もありますよ。聖天様からは5分ほどで到着します。
今では縁結びで有名になった神社です。だから境内にもいたる所に縁結び祈願が。
絵馬だって、円形です。円=えんだからですね。円=縁=えんです。
まんまるの絵馬ですよ。「えんむすび」を願うときは、ふつうの招き猫の絵馬を掲げます。
縁結びが成就しましたら、お礼参りの時に、着物を来たお内裏様の招き猫のほうの絵馬を掲げます。
私もじっくり見ていたのですが、思ったよりもこの「着物を来た」お内裏様の招き猫の絵馬が多いのですよ。
これは縁結びで参拝に来た人たちが、期待しますよね。「成就」した、ということは、これほど多くの人が参拝後に、「結果を出している」のですから。
ネコ好きの人にもおすすめの神社。今戸焼きと招き猫でも有名に
境内の木には、大きなまんまるの絵馬がありますね。招き猫が描かれています。
「今戸焼き発祥之地」と書いてある碑がみえます(沖田総司の終焉の地でもあります)。
この付近は、今戸焼きの招き猫を作っていたということで、招き猫の発祥地とも言われています。素焼きや楽焼が今戸や橋場の付近で盛んだったとか。招き猫では、他にも豪徳寺もありますけどね。
今戸神社の境内にある石造狛犬(台東区有形文化財)は、江戸時代の今戸焼職人たちが奉納したものだそうです。江戸時代から続く郷土玩具として知られるものが多い今戸焼きです。
今戸神社の御祭神は應神天皇、伊弉諾尊、伊弉冉尊。イザナギノミコト、イザナミノミコトとして、夫婦の神様として知られていますよね。
その上、以前は「縁結び会」というものがありまして、平成20年から行っていたとのことです。
約10年前ですね。今戸神社を信仰する人たちが集まって、良縁祈願をしてからお互い自己紹介という自然な出合いの場になっていたのです。
結婚相談所ではないので、本当に独身なのかのチェックはしないですが、神様の前で嘘偽りなく話をするということになっていたのです。
現在は、その縁結び会の登録が休止とのことで、残念ですね。
招き猫の画像はダウンロードしておくだけでもいいのだとか
本来は、「頭をなでると願いが叶う」と言われていたが、今では携帯電話の待ち受け画像にすると願いが叶うと言われています。
縁を引き寄せる招き猫ですね。
二匹とも、「右手をあげた招き猫」ですね。
一般に、右手をあげた招き猫は金運を招き、左手をあげた招き猫は人を招くと言われています。商売繁盛には、人を招きよせないといけません。千客万来です。
私は家に招き猫をいくつか飾っていますが、右手だったり、左手だったり上げている手はいろいろでした。
今戸神社の拝殿横の石のなで猫は、右手をあげた招き猫です。
そういえば、今戸神社で参拝したら宝くじに当たった人がいたとか聞きましたよ。
金運を招いたのかな。恋愛運のみならず、金運も「招く」のかも。
この「なで猫」ですが、右がイザナギノミコトから「ナギ」で、イザナミノミコトから右が「ナミ」という名前だそうです。
向かって左の猫の手に丸く斑が入っていることに気が付きました。ブチあり猫となしの猫だったのですね。
これは本殿中の大きな招き猫もそうでした。調べてみたら、ブチありが雄猫で、ブチなしが雌猫なのだそうです。イザナギノミコトとイザナミノミコトと同じく夫婦の神様猫なのかも。
本殿にも招き猫(かなりビッグサイズ)
お神輿が飾ってあって、わかりにくいかもしれませんが、大きな招き猫があるのがみえます。
まわりには、今戸焼きで作られたと思う「張り子の犬」、「申・酉・戌・亥」の置物です。
福禄寿の木像も見えます。浅草七福神めぐりでは、福禄寿は今戸神社です。
本殿の中や別棟にも招き猫だらけなのですが、境内の庭にも招き猫のイラストが。
丸い看板のみならず、置物が招き猫や猫グッズです。
さて、この写真だけでも、猫は何匹隠れているでしょうか?
ネコ好きの人には、たまらないですね。ネコを飼っている人なら恋愛祈願に関わらず、一度参拝することをおすすめしますわ。
恋勝みくじ(今戸神社限定)が人気のオリジナルおみくじ
今戸神社だけの二匹が合体した今戸焼きの招き猫(合体猫)も珍しくていいのですが、巫女さんになった猫がかわいい「恋みくじ」ならぬ、「恋勝みくじ」です。
恋に勝つ!すなわち、ライバルからもぎとる!ということでしょうか?
猫の巫女さんの袴などきちんと折り込んで作られています。
そのうえ、「自分に合った血液型、星座、年齢などに恋のお告げをくださるおみくじです」というのですから。
「恋勝のアドバイス付」ですよ。お財布に入れて持ち帰るといいですね。たまには読み返すと、新たな発見もあるのかもしれません。
その他、私が行ったときが「亥年」でしたので、その年の干支にちなんだ「根付」もありました。
ついている玉が落ちたら、厄落としになるなんて、厄年の人にもいいですね。
それと私が気になったのは、「神むすび」です。「髪」ではなく「神」ですよ。
御朱印帳に御利益ゴムを!となっていて、御朱印帳も御朱印も集めている私は、すぐに目が行きました(もちろん、今戸神社の御朱印帳は、すでにゲット済みです)。
今戸神社の招き猫が付いたゴム製で、パワーストーンブレスレットならぬ、パワーブレスレットにもなるそうです。
それに、ゴムが「叶結び」になっているとか。縁結びが叶うような縁起の良さそうな「神結び」です。
調べてみたら、「二重叶むすび」のようですね。二重の喜びです。
「叶う結び」は、結びめが、「表から見ると口の形」に、「裏から見ると十字の形」に見えるので、そこから口と十で「叶」として叶結びと言われます。
願いが叶うという意味を込めてお守りにも使わる結び方なのだとか。
この「神むすび」は神=髪で、もちろん、髪留めとして使うこともできます。
ブレスレットは勤務中着けられない、禁止されている人でも、これなら髪に留めればいいのですから、大丈夫ですよね。
御朱印帳が開かないようにブックバンドとしても使えます。こちらは、「神と紙」の神むすびですね。
これは、万能ではありませんか!次に流行るのは、この「神むすび」かも!
浅草に行きましたら、ぜひとも、今戸神社まで足を伸ばして下さい。
浅草寺や浅草神社だけで終わらせるのは、もったいないですからね。