昔の村役場は一軒家のようでした
今日は、前回と同じく地元の写真にします。桜の咲く頃、(旧)大井村役場が一般公開されます。日程は、あらかじめ、決めておくそうなので、「桜の咲くころ」となりますが、年によっては、桜が散ってしまったり、ちょうど満開だったり(ラッキー!)することがあるそうです。
桜が満開の時に、一般公開されますと、庭の桜とともに、キレイな写真が撮れるのですが、私が行った時は、残念ながら、満開の時期ではありませんでした。かすかに、桜が見えるのがわかりますでしょうか。
それでも、国の登録有形文化財を見ることができて、良かったです。なかなか、そのような機会はないものです。
昔、昔の役場は、どのようだったのでしょう。
村役場というよりは、村の有力者の屋敷というようなコンパクトな村役場です。
これが、全景です。ここに村役場機能、満載なのです。一階は、村役場。現在の市役所で公務員の方々が働くような場所です。2階に議場や議員控室などがあります。
ここが村長室。これだけです。今の市長の部屋は、どれくらいの広さか、知りませんが、これよりは、広いでしょう。それにしても落ち着くような造りです。窓の外には、桜の木が見えます。
ここが議場です。ここに議員が集まって、いろんなことを決めていきます。奥に見えるのは、その当時の天皇陛下のお写真、御真影があったようです。扉を開けると、見えるようになっていた模様。外に見えるのは、桜の木と、大井小学校です。
そして、それまではすべて、板の間だったのに、ここで、畳が登場です。ここが議員控室だったようですよ。控室とはいうものの狭いところでした。一般公開の日は、ここにインスタントコーヒーが置いてありました。
このように、村役場なのか、有力者のおうち紹介なのか、わからなくなるほど、コンパクトな村役場でした。2階に行くには、階段があるのですが、けっこう急な登りでしたよ。
今は、大井町は、上福岡市と一緒になり、ふじみ野市になりましたが、旧大井村役場、一般公開の日は中に入ることができますので、機会がありましたら、ぜひ、中を見て下さい。外見だけでしたら、国道254沿い(川越街道)に見えますよ。大井小学校の近くです。