東京會舘の本館建て替えの最後の日に行ってみた
東京丸の内、有楽町の近くにある、伝統ある東京會舘ですが、今年、平成27年1月31日で、本館の建物建て替えとなりました。
私は昔、丸の内で働いていたこともあり、有楽町方面にぶらぶらと歩いていくこともあって、東京會舘の建物はちょくちょく見ていました。
いつも、そこにあるのが当然で、なくなると聞くとなんだか物悲しくなって、最後の日に行ってみました。あっ、もちろん東京會舘の会社がなるなるのではなく、本部機能は、別の場所に移っていますので、お間違いなく。
私の中では東京會舘は、いつもクリスマスなのです。クリスマスイルミネーションみたいでしょ。
非日常の世界なのですよね。
中に入ると、このような看板がありました。「また逢う日まで」。どことなく、働いている社員の方々も、名残惜しいような感じがありました。
私が行った日が建て替えのため、中に入れる最後の日だったので、写真を撮っている方が多かったです。私は夕方に行ったのですが、お昼ころなら、もっと多かったと思います(夜12時まで開いていたようです)。一眼カメラを持っている方もいましたよ。
東京會舘ロビーや、カフェには、「金環」といわれるシャンデリアがありまして、それが有名なのです。
それと、この壁画です。モザイク壁画です。しかし、金環とモザイク壁画は、建て替え後は、どうなってしまうのでしょうか。
2階へ行く階段も木製の手すりで、しっかりとしています。今は、エスカレーターが主流ですが、このようなお姫様が降りてきそうな階段もいいではありませんか。
2階は、ちなみにこのようになっています。
吹き抜けで、1階のロビーがよく見えますね。
次は、カフェです。本館の中に入れる最後の日、昼間はかなりの人数がカフェに訪れ、何時間待ちのようになったそうです。私は、ピークが終わった夕方に行きました。
これが、うわさのマロンシャンテリーですよ。どう言えばいいのか、わからないのですが、とにかく美味しいです。マロンが中に、どっさり入っています。
なお、今、マロンシャンテリーを食べたい方は、日比谷シャンテのカフェシャポーへどうぞ。本館の建て替えが終わったら、また、カフェができてそこで、食べられると思いますが。
マロンシャンテリーを食べて、ロビーで行っていた特別展の写真を見まして、そして、東京會舘のクッキーを買って帰りました。
私の中では、東京會舘と言えば、クッキーなのです。マロンシャンテリーよりも、もっと前に知っていたのが、東京會舘のクッキーでしたから。
本館のほかにも、東京會舘はいろいろなところで営業していますが、やはり、本館なのですよね。外に出てからも、写真を何枚も撮りました。
東京會舘のクッキングスクール入り口も写真に撮っていたのですが、ボケボケになってしまって、自分用に保存しています(クッキングスクールは、4月から別の場所で行うそうです。クッキングスクールも来年で創立60周年とか、伝統ありますね。
2018年に、新生東京會舘として戻ってくるそうです。完成予定イメージ図を見ましたが、5つ星ホテルのような感じでした。でも、そのどこかに、昔の面影が残っているといいなと願っています。