東京駅の駅舎は美しい建物
先日、東京ステーションホテルの宴会場、バンケットホールに行く機会がありましたので、東京ステーションホテルに宿泊する方にも、雰囲気くらいはわかるかと思い、写真をアップすることにしました。
この東京ステーションホテルですが、東京駅に直結しているとは聞いていたのです。しかし、どこか別のところから入るのかと思っていました。
本当に、駅直結。といいますか、もっと正確に言うと、東京駅丸の内南口(八重洲口側ではありません)の改札を出てから1分以内に着くことができます。南口の改札から、見えますから。
駅にホテルなんかあるの?と思いたくなりますが、東京駅の構内です。さすがに、改札は出ますが、あの駅舎の中に本当にあります。
まだ東京駅に行ったことがない、行ったことがあっても駅の外に出たことがない方は、ぜひ、丸の内側に出てみて、一度は写真をお撮りください。建物の美しさに感動しますよ。さすが歴史ある建物です。
私は20代の頃、この丸の内側で働いていたので、毎日見ていましたが、それほど感動しなかったです。駅舎の保存、復元工事を済ませてからでしょうか。きれいな建物だなぁと思うようになったのは。
復元工事前は、2階建てだったのが、ドーム型の屋根もついて3階建に建て直されました。2006年に復元工事のため休館し、2012年に復元工事後に再営業しました。やはり私と同じ感想を持つ人もいるようで、復元工事前はそれほど美しい建物だとは思わなかったが、復元工事後は建物が美しいと思うようになったと書いてあるのを見かけました。
東京駅100周年の記念スイカの発売で一騒動ありましたが、あのスイカにも東京駅のデザインが描かれていましたね。あの時も、レトロでオシャレと言われていました。
今思うと、私が働いていた時に写真のひとつも撮っておけばよかったと、記録になっただろうなと思うのです。もちろん、今のほうが美しい建物ですが、2階建て時代は時代で、その時の記録になるかと思うのです。
そのような前置きはさておき、東京ステーションホテルです。
東京駅丸の内南口を出ると、東京ステーションホテルのバンケットと宿泊との入り口は別です
東京駅の丸の内南口を出ますと、天井が高くなっています。ドームの天井になっているのです。芸術的で、一度見ると感動しますよ。
天井の写真を撮っている人は、多いですよ。やはり、芸術的ですから。
真下から写してもキレイでしょうね。八角形に見えるのかな。
東京駅丸の内南口を出まして、左手に行くと、この宴会場の入り口です。宿泊の方は、右手に行くことになります。宿泊客と宴会場では、導線が違うのですね。
もう少し近づいてみますと、わかるかと思います。東京ステーションホテルのバンケットアンドレストランと書いてあります。デザインも豪華ですし、ラグジュアリーの名にふさわしいようなホテルです。
先ほどの写真でもわかるかと思いますが、2階部分と3階部分が宿泊できる部屋になっています。
ヨーロッパ調のホテルですね。吹き抜けが駅であるということくらいが他にない特徴と言えば特徴ですが。
風水的にも豪華な雰囲気の気が流れているのではないかと思うくらい、高級ホテルの雰囲気満点です。
中に入って宴会場のほうに行きまして、見えたロビーでもこの豪華さは続いていました。ラグジュアリーとしか表現しようのないホテルです。
わたしも宴会場を使った会議や、披露宴など高級ホテルと呼ばれる場所に行ったことは何度かありますが、この東京ステーションホテルは別格でしたね。豪華だけでなく、歴史の重みがあるのでしょう。なんと言っていいのかわかりませんが、最近できたホテルとは違うのです。中で働く従業員の方々も行き届いたサービスでした。研修も徹底しているのでしょうね。
エレベーターとロビーの間にある花も見応えがあって豪華です。客室が少なめ、3階建ですからそれほど宿泊客もいないのでしょうが、もっと評価されてもいいように思います。
ホテルの地下1階には、フィットネス&スパもあるとのことです。さらにレストランや宴会場もあるので、このようにエスカレーターで(これは下り専用エスカレーター)地下1階へ行けるようにもなっていました。私は、今回は1階のみだったので、地下1階には行っていません。
宿泊客として行く場合は、宿泊用のお部屋を見ないとなんとも言えないでしょうが(それに現在、駅の工事中とかで、部屋によっては、外の景色を楽しめないらしい)、ホテルとしてはある程度、わかるかと思います。あとは、実際に泊まった人のブログでも見てくださいませ。
それにしても、駅舎のドーム型天井は美しいデザインでした。駅舎全体を外から見るのも建築物としてキレイでかっこいいですが、ドームの天井とその下にあるホテルの宿泊階にわたるデザインの美しさは、ぜひとも見ていただきたいですね。