前回の続きからです。
前回のブログ
高野山開創1200年で、宿坊に泊まってきた(その1)
初めての宿坊体験で、翌朝は6時半からお勤めしました。
お坊さんの唱えるお経を聞きまして、住職からもお話を聞きました。重要文化財である襖絵も拝見させていただきました。
こんな貴重な体験をさせていただいて、ありがたいことです。
帰ってから知ったのですが、私が泊まった宿坊、金剛三昧院の周辺から、すでに世界遺産の範囲になっているのですね。
金剛三昧院は、世界遺産登録寺院となっていました。
7月でしたので、緑が多い印象ですが、ゴールデンウィークの頃は、シャクナゲの花が見事だそうですし、紅葉の頃もいいんじゃないでしょうか。
目次
金剛三味院は宿坊内で観光を体験できておすすめ敷地内にある多宝塔
この多宝塔ですが、宿坊の場所にあるのでチェックアウトしてから見に行きました。
なんと、高野山で現存する最も古い建立物だそうです。国宝になっているうえ、中に、重要文化財の五智如来像があるそうです。
この金剛三昧院は、樹齢500年の六本杉があるなど、宿坊を体験できるだけでなく、貴重な文化財を拝見できるので、お得です。
たまたま空いていて、選んだのですが、正解でした。まぁ、これも縁なのですけどね。愛染明王様に呼ばれたのかしら?
愛染明王を見たい人
不動明王を見たい人
多宝塔を見たい人
体験型の宿坊なので、金剛三昧院はおすすめです。
濱田屋の胡麻豆腐を店で食べてみた
さて、チェックアウト後、ひととおり、金剛三昧院を見学した後で、近くにあった老舗(濱田屋)の胡麻豆腐屋さんで、胡麻豆腐を食べまして、2日有効のバス乗り放題を利用することにしました
バス停まで、少し歩いていたのですが、それにしても、この高野山には宿坊が多いですね。100以上あると言われています。どれも○○院と書いてあります。
入り口だけでも写真を撮らせていただきました。これは、持明院。
中には、大手旅行代理店や、楽天トラベルとか有名サイトに載っていない宿坊もあるようです。
こちらは、成福院です。お寺まわりが好きな方には、最高の場所です、高野山は。
とにかく、宿坊を体験したことない人は、ぜひとも体験してみてください。
高野山の宿坊なら多くの人を受け入れていますから、お坊さんたちも慣れていてスムーズですよ。
その後、苅萱堂に立ち寄りまして、御朱印をいただきましたら、お坊さんが埼玉から縁あってやってきたお坊さんでした。こんな高野山でお会いできるなんて。その後は、弘法大師御廟がある、奥ノ院へ。
高野山の奥ノ院では写真撮影はできない場所が多くて
奥ノ院の拝堂までは無数のお墓がありまして、シロアリの供養塔のほか、有名な会社の社員のためのお墓、合同墓がありました。勤務中にお亡くなりになった(労災事故?)ためのお墓のようでした。けっこう有名な会社がここにお墓を作っているのだなと、改めて知った次第です。
その他戦国武将のお墓など、寺であることを意識するような場所でした。空気が違ってくるといいますか。写真に少し撮ったのですが、お墓が多いので、ここには載せないでおきます。
それと、御廟橋より先は、写真撮影は、禁止になっています。この前、テレビのロケが入っていて、特別に撮影を許可されていましたが、それでも、弘法大師御廟は撮影できなかったようです。燈籠堂まで、となっていました
上の写真は、撮影禁止になる御廟橋の手前にある拝堂(大黒天様などがお祀りされている場所)です。
正確な名前は忘れてしまいましたが、ここで、御朱印をいただきました。
金剛峯寺の前にて
前日、コンビニに夕食を調達に行った時、下見をしておいたので、すぐ、わかりました。
壇上伽藍は、色鮮やかな印象がありますが、こちらは、渋い色の世界です。真言宗の総本山になるのでしょうか。高野山大師協会本部というところが別にありましたが。
この入り口から山門までの間、緑が深い時期もいいですが、紅葉の頃も、写真に映えそうです。
けっこう、地味で落ち着いた雰囲気です。またまた写真が多くなりましたので、金剛峯寺の中については、次回にします。
次は、