足利フラワーパークだけが足利ではなく、史跡足利学校なども
今回は、いつもの埼玉、東京から離れて栃木の足利市の観光です。
そのうえ、これまた、いつもと違って、デジカメを忘れてしまったので、iPhoneでの撮影になっています。さて、どんな感じに撮れているでしょうか。
足利市の足利学校へは、本当は、JRの足利駅のほうが近いのでしょうが、諸般の事情により、東武伊勢崎線の足利市駅で降りました。この写真は、途中の乗り換え駅で、特急(りょうもう号)が止まっていたので写しただけで、私が乗ったわけではありません(^^)
足利市駅に到着しまして、渡良瀬川の橋を渡って市内の中心へと歩いて行きました。史跡足利学校までは歩いて20分位だったかと思います。
足利学校の近くには、鑁阿寺がありますし、付近一帯には、神社や美術館があって、一気に見て回ることができます。あとで気づいたのですが、足利市には、織姫神社という神社もあったのです。聞いたことがあったのですが、家に帰ってから、気が付きました。
ということで、今回は電車と徒歩だったので、クルマだったら、もっといろいろと見て回れたのになぁと思いながらも、徒歩の旅を楽しみました。
そういえば、史跡足利学校は、平成27年4月に「日本遺産」になり、平成25年5月には、鑁阿寺の本堂が国宝になっています。これからも観光で訪れる方は絶えないことでしょう。
日本で最も古い足利学校です。足利学校の中心部には、杏壇門だとか、孔子廟だとかありまして、論語を中心に学んだのでしょうか。
中は、とても手入れが行き届いていて、キレイでした。
こちらは、庫裏です。学校と言っても、今のような学校と違い、学びながら生活も共にしたのでしょう。台所もありました。
庫裏の前に、面白いものがありました。宥座の器です(ゆうざのき)。足利市のページによると、
「宥座(ゆうざ)」とは、常に身近に置いて戒めとするという意味で、孔子の説いた「中庸」ということを教えるもの
ということです。
本当に実際やってみるとわかります。ひしゃくで水を少しずつ入れまして、ちょうどよい中くらいの量の時は、この器が立っているのです。しかし、水をいれすぎますと、どういうわけか、バランスを崩します。これがとても不思議なのです。
もし、足利学校に行きましたら、ぜひ、これを体験してみてください。
足利学校の裏手には、土蔵があったり、木小屋があったり、菜園場があったりして、ぐるっと見て回るのもオススメします。
こちらは確か、遺蹟図書館の裏手だったと思います。
史跡足利学校からすぐ近くに、鑁阿寺があります。足利家建立のお寺さん。
大日如来を祀っているお寺だそうです。真言宗大日派で、密教のお寺ですね。武家屋敷風といいますか、渋い感じのお寺です。太鼓橋と楼門を写したものですが、建物の渋さがわかるかと思います。
境内には、塔楼がありました。このほか、本堂はもちろんのこと、多宝塔など建築物を見て回るのもいいですね。歴史を感じます。
足利のお土産に、「古印もなか」を買って帰りました。足利学校と鑁阿寺の二つを中心に、まわりのお店も見て回ったら、けっこう時間が過ぎてしまいました。