目黒駅から近く、目黒雅叙園への坂の途中にあるお寺

大円寺は、出羽三山のひとつである湯殿山の修験僧である大会法印が元和年間に祈願道場を開いたのが始まりとされています。

その後、天台宗延暦寺派に属して、松林山大圓寺になったということです。

 

こちらの大円寺は、新東京百景の指定を受けているそうです。

また、江戸時代、徳川家を守護した天台の僧である天海大僧正が大円寺に守護神として五穀豊穣の神である大黒天を納めて江戸の安泰を祈願したということです。五穀は護国ともいえるということで。

目黒の地が江戸城裏鬼門(西南の方角)に当たるためだったそうです。

開運出世大黒天御宝印があるということですよ。

都会のど真ん中にありながら、このようにキレイに残っているのはいいですよね。オアシス的存在です。

甲子祭りは60日に1回やってくる

今年は、直近ですと、4月7日(金曜日)にあります。

平成29年の場合は、2月6日が初甲子でした。4月7日のほかは、6月6日、8月5日、10月4日、そして納甲子は12月3日です。

大護摩の時間は、3座ありまして、午前10時、午後1時、午後3時とのことです。

大黒天は、商売繁盛で知られていますから、ご商売をやっている方にはいいかと思いますよ。甲子祭りの護摩祈願、開運出世も一緒に祈願しまして。

 

 

そして、花祭りの4月8日には甘茶のご接待があるそうですよ。もちろん、4月8日はお釈迦様がご誕生された日ですからね。

国の重要文化財指定の生身釈迦如来がご開帳と書いてありました。

こちらの釈迦如来立像がご開帳でしょうか。甲子の日に行くべきか、花祭りの日に行くべきか、悩みます。

4月8日が土曜日だから、花祭りは混雑するかな。

国の重要文化財(彫刻)としての木造釈迦如来立像との立札がありました。

この釈迦如来立像は、京都嵯峨の清涼寺に伝わる釈迦如来立像を模して作られたそうです。

清涼寺式とよばれる模刻は各地にあるそうです。昭和32年に解体修理されたそうですが、なんと、胎内から白銅製の菊花双雀鏡、女性の髪、紙片、木札などが発見され、それらに書かれた墨書きなどから建久4年(1193年)に制作され、宝永4年に鎌倉の杉本寺に安置されていたことがわかったそうです。

 

なんだかすごい話です。それにしても長い年月を過ごしてきたわけですね。

 

私は、とろけ地蔵のことは聞いたことがあります。おそらく誰かのブログを読んだのだと思いますが。

浅草寺の銭塚地蔵のところにある、カンカン地蔵のようにとろけております。あちらのお地蔵様も、かなり原型ととどめていませんが、こちらもかなりとろけております。

 

 

大円寺は、多くの石仏群があります。東京都の指定有形文化財(歴史資料)になっています。

大円寺は江戸の三大火事、振袖火事、車町の火事とならんで、有名な明和の江戸大火(行人坂の火事)が出火したことでも知られているそうです。

私は知らなかったわ。

この五百羅漢は、この時の大火でお亡くなりなった方々を供養するために作られたとのことです。

こちらは、水子供養のお地蔵様かな。

こちらは、八百屋お七と吉三の石碑です。

こちらは、阿弥陀堂になっていました。中に入れるのかと思ったのですが、誰もいなかったので、見るだけにしました。

鐘もありまして、きっと大晦日には鐘もつけるのではないかと思いました。除夜の鐘ですね。

 

このような立派なお寺が目黒の駅から程なくの距離にあるのですよ。一瞬に空気が変わるようなそんな場所でした。