今回は、浅草寺の特集です。
ほうずき市を中心に、浅草寺の写真を載せてています。
それと浅草寺だけでなく、浅草神社の写真も載せました。
最後のほうには、浅草寺近くの花やしきの名物タワーの写真も載せました。BEEタワーです。
目次
ほおずき市は、雷除けお守りと黄札をいただく日でもあります
なぞの言葉でしょうか。四万六千日。
これは毎月18日が観音様(浅草寺には観音様がいらっしゃいます)の御縁日です。これとは別に「功徳日」というものがあるそうで、その日にお参りすると100日分、1000日分の功徳をいただけるそうです。
しかし、上には上がありまして、年1回のスペシャルデーですね。それが7月10日なのです。この日にお参りすれば、46,000日ですよ。
大盤振る舞いですよね。あまりに人気があったため、7月10日を待たずに、来る人もいたとかで、7月9日もその四万六千日の功徳日の御縁日となったそうです。
この四万六千日の日に、「ほおずき市」も一緒に行われます(7月9日と10日)。
私は前からずっとこの功徳日に、浅草寺に行きたいと思っていました。なかなか機会に恵まれなかたのですが、やっと平成27年に行くことができました。
しかし、当日は一日中雨の日。夕方には少しやんできましたが、それでもいつもよりは人出が少なかったようです(お店の人、まわりの商店街の人の話による)。
このように傘をさしながら、ほおずき市を見学です。
浅草寺の階段下から入ってお札をいただく場所に行きます。
しかし、まずはお札のためのご祈祷の受付にいきます。最初に行ったのは、お札申し込みの窓口へ。
ご祈祷していただければ、四万六千日の功徳でしょうか。この両日のみの黄色の紙で包まれたお札をいただくことができます。
雨のためにいつもよりも早くご祈祷受付ができているようでした。思ったよりも早く、ご祈祷していただけました。
それにしてもお坊さんの観音経を読む速度の速いこと。私はこんなに早く読めません。
その後、お札を取りに行くことになります。
暗いですが、巨大な雷除け守りが見えます。
祈祷札を取りに行く前に雷除けのお守りも買いました。
そもそもは、赤とうもろこしを吊るしていた農家が無事だったから、雷よけとして赤とうもろこしが売られていて、その後、とうもろこしが不作になったから、雷除けのお守りを売ることになったと聞きます。
おもしろい話ですよね。四万六千日のご縁日に雷除けのお札が浅草寺から授与されるようなったということで、この御縁日は、雷よけのお守りを買う日でもあり、功徳日でもあるわけです。
そして、もちろん、その日はほおずき市でもあります。黄札をゲットしてから、ほおずきを売っている屋台を見てまわりました。
ほおずき市のほうは、夜おそくまで行われているそうですので、お仕事帰りの方も立ち寄ってみてはいかがでしょう。
私は知らなかったのですが、ほおずきは昔、薬用として使われていたのですね。ほおずき市自体は、愛宕のほうが昔からやっていたとのことでしたよ。
私の目的は、ほおずきよりも、黄札でしたので、鬼灯は買わないで帰りました(うちから浅草寺は遠いので、鉢を持って電車に乗るのは至難のわざ)。
でも、比較的ご近所なら、ぜひ、ほおずきを買って、夏の風情を楽しんでいただきたいものです。
最新の写真を追加しました。
令和2年の四万六千日
令和2年の四万六千日のご祈祷に行ってきました。
特別大祈祷です。
大きな雷除けの御守がみえますね。
今年も黄色の御札をいただきに大祈祷を申し込みました。
今まで来ていた時に気が付かなかったのですが、盂蘭盆会回向法要も、四万六千日の後にやっていたのですね。
こちらの法要は、七月十三日から十六日までと書いてありました。
比叡山延暦寺の根本中堂の寄付について書いてありました。
天台宗ですね。平成大改修と書いてありますが、令和になっても受付しているのかな。
浅草寺のライトアップについてもポスターがありました。
日没から午後11時までだったのですね。
夜の間ずっと明かりが着いているのかと思っていました。
扁額が新調「施無畏」の文字
ニュースにもなった浅草寺の扁額が見えました。
「施無畏」の額は、75年ぶりに新調されたそうです。
かつては本堂に掲げられていたのに、東京大空襲の時に焼けてしまったそうです。
焼失した後は、写真による複製を掲げていたとか。
何度も浅草寺に行っていたのに、意識していませんでした。
僧侶であり書家でもある豊道春海の筆によるものだそうです。
扁額の周りには、餓鬼や白蓮、そして蜘蛛の糸が見えました。
そして、四万六千日の提灯もいたる所に掲げられていました。
銅造宝篋印塔です。
銅製だったのですね。
意識して見ないと通過してしまうのですが、供養塔の数々です。
四万六千日の印押された浅草寺の御朱印
今回は、坂東の巡礼として御朱印をいただきました。
写経したものは、御朱印の窓口に出すことができました。
浅草寺で納経したのは、これが二度目です。
四万六千日の時だけ、「四万六千日」と書かれた印が押されます。
私は、七月十日に行ったのですが、その前日も四万六千日のご祈祷はやっていますが、九日もこの「四万六千日」の印が御朱印に押されるのかは、不明です。どうなのでしょう。
以下は、前回の古い時の写真です。
ついでに夜に浅草寺に行った時の写真です。
浅草寺(夜のライトアップ編)
浅草寺は、海外からの観光客も多いです。仲見世通りを見ながら歩くのは楽しいですよね(海外からの観光客なら特に)。
ところで、浅草寺のおみくじは、凶や大凶が多いということを聞いたことがあります。だから、凶、大凶が出てもあまり落ち込まないほうがいいですよ。凶や大凶の場合のみ、おみくじを結びつけるのですが、大半の人が結びつけていると聞きますし。これくらい多いと、凶、大凶がデフォルトのような気がします。
さて、おみくじの話ではなく、夜の浅草寺をご紹介。おそらくほとんどの方が、昼間に行ったことはあるけれど。。。ということが多いかと思います。夜は、夜で違った趣きがあります。まず、仲見世通りのお店がほとんど閉まっていた!当たり前ですけど。
少ししか見えませんが、お店はシャッターが閉まっています。仲見世通りは、「下馬」ですよ。車両は通ることはできません。もちろん、馬もダメです(笑)。
とにかく、浅草寺のなかは、ちょうちんが多いですね。特に、夜間はライトアップされてキレイに、見えます。
私は、以前、昼間に行ったことがあったのですが、五重塔については、さほど気にも留めませんでした。京都など、塔のあるお寺さんは、よく見るからです。しかし、夜に行って見た時は、感動しました。黄金に輝いて見えたのです。この五重塔が見えてくると、おおーという気持ちになりますよ。
こちらが本堂です。夜でも、けっこう参拝客はいるものですね。夜8時ころだったかと思います。これは、これでなんとなく厳かな感じがしました。
なぜか、特大わらじが。遠くに、東京スカイツリーが見えます。ぜひ、この光景を実際に、ご自分の眼で見て下さい。
その後は、二天門や薬師堂のあたりをうろうろしながら、写真を撮りました。今回は、ボケてしまったので、ここに写真をアップしませんが、花やしきのスペースショットが、けっこう色っぽい光に見えました。「花やしき」という文字が書いてあるのが光って見えました。さらに、そのスペースショットや、ローラーコースターのほうから、きゃあきゃあ言う声が聞こえました。
厳かで静かな浅草寺と対象的でした(夜に行ったことがある人なら、わかりますが、花やしきのほうは、本当に色っぽい光に見えたのです)。
昼間の浅草寺だけでなく、夜間に訪れるのも趣が違っていいものですよ。
花やしきのBeeタワーと夜景の写真を
今まで、浅草には夜景の撮影を含め、フォトウォークでは何回も行きました。
しかし、今回、花やしきのBeeタワーが無くなると聞き、急いで探してみましたが、見つかったのは、2つだけ、おそらくパソコンに取り込んでいないものもあるのかもしれません。
今までこのBeeタワーを写した写真は、出していなかったのです。
とりあえず、いつまで、サイトに残っているかわかりませんが、浅草花やしきのBeeタワー紹介のページをリンク貼っておきます。
花やしきのBeeタワー夜景版
これが夜のフォトウォークで撮った時の写真です。仲間が30人以上参加していましたから、G+のその当時の写真にはあったかもしれません。
花やしきは、日本最古の遊園地だったのですよね。私はいつも遠くから見るだけで、何回もそばまで行っていたのに、花やしきで遊んだことがありません。
なんと言っても、今の今まで、このタワーの名前を知らなかったのですから。
夜間に行きますと、ローラーコースターというのかな、そこから聞こえる音や、上下に降りるスペースショットからキャーキャー声が聞こえたものでした。
なぜか、プシューと温泉でも湧き上がってくるような音もしていましたね。
こんなことになるなら、乗っておけばよかった。浅草の街を一望できたそうですから。
昨年、2015年10月からやっていなかったのですね。私は、その前にも写真を取っていたはず。
一回も乗らずに、取り壊しですか。
とりあえず、花やしきのBeeタワーの夜景版は、アップしておきますが、昼間の写真など、浅草寺の他の写真を撮っていた時に写り込んだ写真など、見つかりましたら、アップします。
【追加分】
2016年9月24日撮影のものを追加しました。
花やしき通りとタワー
浅草寺とBeeタワー
以上、花やしきのの名物タワーについては、2016年9月24日、撮影分
愛され56年…花やしきの名物タワー引退へ : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
2016年08月28日、読売新聞記事より一部引用
東京・浅草の老舗遊園地「浅草花やしき」のタワー型アトラクション「Beeタワー」(高さ45メートル)が、老朽化のため取り壊されることになった。
半世紀以上にわたって浅草のランドマークとして親しまれており、惜しむ声が上がりそうだ。
Beeタワーは1960年、当時としては日本一の高さとなるタワー型遊具「人工衛星塔」として設置された。お菓子の家をかたどった7人乗りのゴンドラをワイヤでつり上げる仕組みで、浅草の街並みが一望できるアトラクションとして人気を集めた。
運営会社が昨年10月から点検・整備のため稼働を停止していたが、老朽化が進んでおり、再開は難しいと判断した。9月以降、取り壊しに着手する予定で、跡地には観劇などを楽しめる多目的ホールが整備される。
浅草寺から入る浅草神社
浅草神社に行くのも、浅草寺の境内から行きました。圧倒的に、浅草寺に行く人のほうが多いのですけどね。特に、お正月に行ったので。とはいうものの、もう松はとれた頃でしたが。浅草寺は、神様をお祀りしているお寺というのを聞いたことがありますが、浅草神社があるからでしょうか。
二天門のほうから、入って行きました。浅草寺がメジャーではありますが、それなりに人は、来ていまして、参拝の行列です。
ちなみに、浅草七福神では、浅草寺は、大黒様をお祀りし、浅草神社は、恵比寿様をお祀りしています。ちょうど、えべっさんの日だったのです。関西では、有名ですが、関東でもやっているとは思いませんでした。笹を買って帰りましたよ(ニセモノの笹でしたが)。
大黒様も、恵比寿様も、商売繁盛の神様ですよね。そういえば、浅草神社は三社さま、と呼ばれているんですよね。三人の神様だったかと思います。
浅草寺がメジャーなので、どうしてもそちらだけ行くという方も多いかとは思いますが(というよりも、浅草神社があることを知らない人が多いのですが)、とても近いので、浅草寺に行ったら、浅草神社も一緒に行ってみては、いかがでしょう。浅草寺の境内を、ぐるーっと一回りするのもいいものですよ。