浅草寺の伝法院の期間限定庭園公開

2016年は3月18日から5月9日まででした。浅草寺の国指定名勝「伝法院庭園特別拝観と大絵馬寺宝展」に行っていました。

お庭に入れるのは、午前10時から午後4時までとなっています。ただ、ゆっくり展示物を見たり、お庭を見たりするのでしたら、遅くとも午後3時までには入りたいですね。

 

桜の季節も重なっていますが、私はその時期は避け、新緑の頃行ってきました。ゴールデンウィークも避けたのですが、人はたくさんきていました。やはり、期間限定だからでしょうか。

 

庭園自体は1万平方メートルあるそうです。平成23年に伝法院の庭園は、国の名勝に選ばれたとのこと。

 

伝法院の庭園に入るのに、私は入り口がどこなのか、不安になりながら行きました。広いお庭ですから、まわりをぐるっと歩くのですよね。

仲見世通りを浅草寺のほうまで歩き、五重塔に向かって行きます。さらにその奥といった場所にありまして、伝法院の庭園目当ての人でないと、わかりにくいかもしれません。

 

お庭に行く前に、大絵馬寺宝展を見学しました。そちらもそちらで見ごたえありましたが、やはりお庭は、一度は見たかったのです。

 

なんだか中国風の入り口ですね。獅子がいます。ここから入ります。

このように開催中とは書かれているものの、気に留める人も少なく、おそらく、最初から伝法院の特別公開を目当てに来ている人が大部分だろうなと思います。

伝法院寺宝展

「新緑が見頃です」と書かれてますね。桜の頃も同じように、桜の見頃とか、書かれていたのでしょうか。きっとその頃は、人出も多かったことでしょう。

 

伝法院庭園

寺宝展自体も、時間をかけて見学しましたが、気になるのはお庭です。見晴らしのいいのは、池がある場所ですね。まさしく、新緑の世界です。緑がキレイですね。

 

伝法院竹と書院

伝法院には建物が6棟あるそうです。メインらしき大書院が見えてきました。そこまで行くのに少し歩きましたよ。
伝法院大書院

期間限定で、人が入るのを制限しているからなのか。手入れも行き届いていました。池の近くに行ってそちらから、建物に向かって写真を撮ってみました。

 

座禅でもしたくなるような建物です。そうそう、建物の一角にお茶どころがありまして、無料でお茶をいただきました。ありがたいことです。

 

伝法院の池

池には、魚(鯉?)とか、亀がいました。大きな池ですが、ぐるりと一周できましたよ。

 

岩との調和もいいですね。水と岩と木々です。

伝法院庭から池へ

見渡す限り、新緑でしょ?

伝法院の特別公開は3月からゴールデンウィークいっぱい5月初旬までですが、このような景色を見ますと、秋の紅葉の頃、雪が降り積もった時も見ごたえあるでしょうね。公開されていないのが残念ですが、保存のためには仕方がないのでしょうね。

 

伝法院庭と浅草寺五重塔

池をぐるっと周りますと、こちらのほうから写したほうが写真としてはフォトジェニックといいますか、撮影ポイントとしては良さそうです。

浅草寺の五重塔と一緒に撮りました。これは観光客には喜ばれそうな場所です。新緑の頃は、緑がきれいなので、この時期もおすすめですが、桜が満開の頃は、どんなふうだったのでしょう。

 

伝法院庭とスカイツリー

こちらは、スカイツリーと一緒に撮りました。このような場所は、いいカメラがあって腕がよく、いい構図を選ぶことができれば、カレンダーにでもできそうな写真が撮れそうです。写真好きの方には、おすすめしますよ。

 

ただ、桜の頃でしたら、平日に行くといいかも。写真をゆっくり撮れるかと思うので。土日やゴールデンウィークだとおそらく人が多そうですから(しだれ桜目当ての人など)。

私は、5月初旬に行きましたが、今度は時期をずらして3月終わり頃にでもいってみようかしら。

特別公開のスタートが3月中旬ですから、梅があったとしても終わりの時期でしょうし、やはり桜でしょうか。なんでも、しだれ桜が見事らしいですよ。