こまくらべと、山車の踊りを中心に見ました
昔から、祭りと言えば、男女の出会いの場だったようです。くらやみ祭りですが、こちらは、府中市にあります大國魂神社の例大祭の別名だそうです。お祭りの主な神事がくらやみの中、夜行われているからですね。
今回は、大國魂神社の例大祭であるくらやみ祭りについて、それもこまくらべや山車の踊りをを中心に写真をアップしまして、大國魂神社の境内もぐるりと回ってきましたので、大國魂神社については次回といたします。
大國魂神社で参拝を終えまして、御朱印をいただいた時に、今回のくらやみ祭りのことを書いた紙をいただきました。武蔵総社大國魂神社例大祭というのが、正式名称のようです。
このお祭りですが、4月30日から始まっているのですね。神事です。品川の海上で禊祓式を執り行っています。
私が行ったのは、こまくらべといわれる、競馬式です。この式の前にも御神馬、馬場閲見所に集合しています。
一般の方が見るのは主に、5月3日、4日、5日ですが、5月5日が例大祭となっていますから、5日が本番、といったところでしょうか。
このポスターにもありますように、5日がくらやみ祭りとなっています(4日が萬燈大会)。
府中本町駅から行ったのですが、途中で子ども神輿を見たり、出番前の山車を見たりしながら、大國魂神社のほうに向かって行きました。
前もって、こまくらべは、夜8時からと知っていたので、その前に参拝したかったのです。
大國魂神社については、次回に写真をアップしますが、手水舎のところからお祭りの屋台がありまして、境内にも屋台で売っている商品のいい匂いがたちこめていました。
いろんな種類の屋台がありまして、箸巻きだとか、焼きそば、お好み焼き、じゃがバターなどの食事系のみならず、お化け屋敷までありまして、夜8時のこまくらべまで屋台をまわってきました。
こまくらべ前に山車を見て
それでも時間がありましたので、府中駅方面に向かって歩きますと、山車がいっぱい並んでいます。どれも踊りを見せていました。
ちなみに私は、すべての山車の踊りを写真の収めましたが、ただ、踊りの動きが早くてぶれてしまった写真が多かったです。
なんとか写したものをアップしますが、見てわかるかと思いますが、子どもが踊り手ということが多かったです。私のほぼ地元と言っていい川越の川越まつりでも山車が出ますが、踊り手は大人ばかりでした。
子どもが多めというのは、何かわけがあるのかもしれません。
しかし、このようなお囃子と踊りは、末永く伝えていきたいですね。
あまりに動きが早くて、私のカメラでは動きがブレていて、途中で動画を中心にと切り替えましたが、なんとか全部の山車の写真を撮りました。
そうしているうちに、遠くからアナウンスが聞こえてきて、競馬式、こまくらべが始まるようなので、旧甲州街道のほうへと戻って行きました。
すでに人がいっぱいです。私のほうからは、馬の写真を撮っているのか、人を撮っているのかわからないほどです。いいカメラを持っている人は、前もって場所取りしているようでした。ただ、荷物を置くなどしないで欲しいと、その場から去らないでとアナウンスがありました。
6頭の馬を計3回走らせるのですが、けっこうあっという間に終わります。馬が近寄ってくると、拍手が沸き起こるのでやってきたことがわかります。
どの馬も白馬でした。烏帽子をかぶっている人が見えますか。その下の白いのが馬です。完全に人が多くて見えませんね。
10分ほどだったと思いますが、もう終わりということで、馬が神社のほうに帰ると聞きました。終わりなので、見物人も帰る人が多かったようですが、私はその場に残っていて、対面側に行きましたら、なんとそこが馬が神社へ帰る道となっていました。
それで馬の写真を撮りました。中には少々、興奮している馬もいました。そもそもは、このこまくらべですが、走るのが早い馬を見つけるということではなく、馬を見るためや、騎乗している人の技術向上のためという目的だったそうです。
馬も遅くまでお疲れ様です。こんなに人が多い中、走るのですから、興奮して寝られないのではないかな?
2016年のくらやみ祭り、それも、こまくらべはこのようにして終わりました。