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パワースポットとしてすぐわかる、神聖な場所に感じる神磯の鳥居
車で行くのが多いと思いますが、電車とレンタサイクルで、大洗磯前神社に行ってきました。
行き方はいろいろと悩みましたが、臨海大洗鹿島線の大洗駅から行くのがいいのかと思っていましたが、ひたちなか海浜鉄道の那珂湊駅からレンタサイクルという手もあると聞いたので、そちらから行くことにしました。
ちなみに大洗駅からは2.5キロあるそうで、歩いていけない距離でもないですね。
私は少し遠くなりますが、レンタサイクル派で。アクアワールド大洗水族館の前を通っていけるということと、海岸沿いに自転車で行くのがなかなか気持ちよさそうだったためです。
他にもバスを使って水戸から行くなどの行き方もあるようでした。
その前に、ひたち海浜公園に行ったことがあったのですが、その時にひたちなか海浜鉄道をチラッ見ていたのです。乗る人も少なめなローカル線だろうなとということは前もってわかっていました。
勝田駅から乗っていきました。那珂湊駅で降りたのですが、そこはひたちなか鉄道の中でもメインっぽい感じの駅でした。
ほかは、無人駅もありました。
どうせなら、阿字ヶ浦駅まで行きたかったのですが、けっこう時間を取られてしまって、終点まではいけませんでした。
途中、森の中を通るような場所もありまして、風景をみながらの旅です。勝田駅までは、常磐線ですから、いつもの通勤電車のイメージですが、ひたちなか鉄道になりますと、一気にローカル線の旅の趣きです。
最初の写真は、高田の鉄橋駅手前のところをとりました。列車の先頭に陣取るなって、「鉄ちゃん」ですね。
第三セクターの鉄道なのですが、このように駅の名前が書いてある看板もおしゃれな字体を使っていて、それもその駅特有のものが入っている(高田の鉄橋なら鉄橋のイラスト入り)という見ていて楽しめる列車の旅です。
那珂湊駅でレンタサイクルに申し込みまして、見込み時間もよくわからないまま借りてしまいました。返却時間は、余裕をみておいたほうがいいかもしれません。
早めに返す分にはいいでしょうから。
駅でレンタサイクルの自転車の写真を撮るのを忘れたので、大洗磯前神社の前に止めた時に撮った写真です。アニメのイラスト入りで、なかなか良いです。
レンタサイクル行く神磯の鳥居
みなとちゃんレンタサイクルです。脇にあるのがカギです。ガールズパンツァーとも合いそうな電動自転車じゃございませんか。ガルパンは、戦車ですけど。甥っ子がアニメに詳しいもので。
1日借りても、1,000円だったかな。
駅の構内で駅員さんに言って借りました。予約はしていないそうです。
20台限定でしたが、私が行った時は、3台くらいが借りられていたようです。
しかし、ゴールデンウィークや夏休みは減っているでしょうね。
私はレンタサイクルで、電動自転車を借りたことがなかったので、最初は、やり方がわからないままでした。
上り坂も、普通の自転車のように使っていたら、そのうち、やり方がわかって、電動自転車ってこんなにも楽なんだ~って感動しました。
レンタサイクルはいいですよ~
このような光景をみながら、自転車乗っていけるのですから。
遠く見える、アクアワールド大洗水族館です。那珂川にて撮りました。
水族館には立ち寄りませんでしたけど。
お水取りでも知られる大洗磯前神社だけれどお水ではなくワカメを買った
大洗磯前神社は、神磯の鳥居ばかり調べていて、本来の大洗磯前神社についてよく調べていませんでした。
あとで知ったのが、うさぎ神社だったということなのです。かわいいお守りがあるのですね。
それに本殿にもうさぎの飾りがあったとか。
ガールズパンツァーの聖地であることは、すぐにわかったのに対して、帰ってから知ったというのが悲しいかぎりです。
神磯の鳥居近くは、旅館街になっていまして、夏には観光客が多く来そうな印象です。
月次祭が、1日と15日にあるくらい、伝統ある、それも氏子さんがいっぱいいそうな神社です。
平成28年に鎮座1160年とのこと。これほど長い伝統ある神社です。
ずっと海を見守っていたのですね。看板には、震災復興事業とも書かれていました。
調べてみると、本殿とか、下にあった鳥居は大丈夫だったようですが、階段を上がったところの鳥居が倒れてしまったそうです。
そのほかにも狛犬にも被害が。
それくらい地震の被害がひどかったのに、あの神磯の鳥居は壊れていないのですから、津波まで来ていたと聞くのに。
船などが漂流していたと聞くのに、よくあの神磯の鳥居は残っていたのだとなんだか不思議な気分になります。
だからこそ、パワースポットなのでしょう。
東日本災害で被害にあい、その後は、福島第一原発の風評被害ですからね。それを乗り越えてきた神社なのです。ガルパンで聖地になったのもよかったですが。
修復が済んだ本殿です。
古くて歴史を感じる神社ですが、なんだか落ち着くのですよね。厳かですが、優しい雰囲気のある神社です。
おおぬさも置かれていました。
以前、おおぬさを使おうとしたら、一般の人は、使わないでください、と言われたことがあったのですが、こちらの大洗磯前神社では、「どうぞご自分でお祓いして、参拝ください」となっていました。
左右左とふって、罪穢れを祓います。
神社の参拝方法も親切に書いてあります。
この通りですよね。
脱帽、
二拝二拍手一拝です。
神拝詞しんぱいじと読みます。
これも書いてありました。
この通り言えばいいので、暗記してません。それに神社によって微妙に違いませんか。
「祓へたまひ、清め給え、守り給ひ、幸へ給へ」
これが神ながら守り給ひ、となっていることもありますよね。
神道の話ではなく、大洗磯前神社の話でしたね。
このように参拝が終わりますと、帰り道は、大海原が見えます。
東日本大震災の頃は、参拝する人も減ったというけれど、この光景を見たくて参拝した人もいることでしょう。
この光景をみるには、やはり夏のカンカン照りの日はいいですよねぇ。
大洗磯前神社のご利益は、漁業、農業、商売繁盛とともに福徳円満、家内安全もあります。
私はうさぎお守りは買わなったのでしたが、ワカメを買いました。
さて、今回の訪問メインの神磯の鳥居です。
近寄ると事故になるだとか、危険だとかいわれている神磯の神社
大洗美術館のすぐそばです。と言っても、こちら目当てで来る人ばかりですから、すぐわかります。
ちなみに神磯の鳥居は、一の鳥居ではなく、一の鳥居は、県道のほうに大きな鳥居があります。
神磯の鳥居は行って見ると、やはり、絵になりますねぇ。写真になるというのか。
干潮、満潮でも趣きが違っているでしょうし、朝日や夕日の中でも撮りたいですよね。
元旦に太平洋から登る朝日を見るなんて最高ではありませんか。
私は福島県で太平洋から登る朝日を見たことありますが、視界が広ければ広いほど感動モノです。
あと、神磯の鳥居は月夜もよさげです。
大洗磯前神社にも、お月様とツーショットの写真がありました。これは素敵ですね。
http://oarai-isosakijinja.or.jp/jinja/kamiiso.html
ただし、太陽が上ってくるところを撮るのは、太平洋側はいいのですが、夕日だとどうだろうな、と思います。
夕日に照らされる神磯の鳥居も狙い目でしょうか?
私は、自転車を駐輪場においたのでいいですが、夏休みやゴールデンウィークなどは海岸近くの駐輪場も混雑しそうですね。
日の出に撮影となると、どこから太陽が上ってくるのか、前もって確認が必要です。
近くに宿泊している人はいいですが、遠くからくるとなると、場所の確保も必要でしょう。
暗いうちから行くのでしょうね。
海岸近くから、岩場なので近寄ると危険と書かれた看板やポスターが貼ってあります。
実際、死亡事故も起きたとのこと。
茨城新聞の記事
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15183581498324
景観が悪化すると、観光客も減ってしまうから、悩みですよね。
事故が多発するのも困りますが。
昼間の時間帯に撮る分には、いろんな方向から撮れますが、朝日の中は、競争率が高そうです。
月夜くらいだったら、人数減りそうですけどね。
太平洋側ですから、朝日の人気はすごいだろうと思いますが、鳥居のまわりを鎖で囲ったりすると絵にならなくなりますから、ここは、なんとか、今くらいの規制で済みますように。。。
実際に来てみるとわかりますが、そんなに、鳥居そばに行かなくても十分、かっこいい写真が撮れそうにおもうのですけどね。
事故があったのが、日の暗いうちだったのか、満潮だったのか、わかりませんが、何度か行ってみる、1回で終わりにさせないで数回トライしてみる、くらいの余裕を持っておくといいように感じました。
写真を撮りたくなってしまう気持ちはよくわかります。
構図的には、面白くないような時に私は行きましたが、時折できる大波など、シャッターチャンスは多そうです。
これに満潮が加われば、、、と思ったことも確かです。
かえって他の人がねらわない、干潮時や昼間、夕方のほうがゆっくり撮れて思ったよりも面白い写真が撮れるのかもしれません。
波とともに、神々しい光景や、朝日とともに映る神磯の鳥居だけが神磯の鳥居ではないと。
さて、私は、大洗磯前神社だけでなく酒列磯前神社(さかつら いそまえ)に行く予定だったので、急いで戻ります。
それでなくても、ひたちなか海浜鉄道は、終点の阿字ヶ浦駅まで行く列車が減るのです(那珂湊駅までは本数があったはず)。
ということで、レンタサイクルみなとちゃん号に乗りまして、戻ります。
大洗海浜公園から、那珂湊駅方面に向かって写真を撮りました。
このような光景が続きます。レンタサイクルも、気持ちいいですが、やはりダントツに多いのは、車ですね。
勝田駅ゆきよりも阿字ヶ浦駅に行くほうが本数が少ないように感じますが。
実を言うと、酒列磯前神社に急いでいる、と書いたというのに、次の列車の時間を把握していなかったため、レンタサイクルを返して、いろいろとやっていたら、ちょうど阿字ヶ浦駅行きの列車が出てしまったばかりでした。
仕方がないので、駅までバスの時刻表をみたり、駅構内でお土産用のカプセルトイなどをみたりして時間を過ごしたのですが、確か、30分くらいは、ロスしたはずです。
地方に行く場合、ローカル線の本数にも気をつけないといけませんよね。
都内の山手線に慣れていますと、つい忘れがちになります。
しかし、焦っても仕方がないので、酒列磯前神社に行けるだけラッキーなのだと思うことにしました。