成田山といえば、成田山新勝寺ですが、同じく成田山ということで、川越にもあるのだよという話を書きたいと思います。

1月28日は、初不動で護摩祈祷に参加する予定の人もいることでしょう。

12月28日の納め不動の日に行ってきました。上の写真でもわかるように初詣の準備もなされていましたよ。

川越は1月3日に行われるダルマ市が有名で、初詣は喜多院に行く人もいるでしょうが、こちらの成田山川越別院も有名なお寺です。

 

先日も成田山新勝寺で護摩祈祷に参加したことをブログに書きました。

初詣に人気の成田山新勝寺で御朱印を(奉祝天皇陛下御即位即位の印をいただいて)

 

深川不動尊(成田山東京別院)のこともブログに書きました。

深川不動尊ー成田山東京別院へ行って護摩祈祷を体験

 

同じく川越別院でも護摩祈祷に参加しました。まだ護摩祈祷を受けたことがない人は、一度は護摩祈祷に参加してみるといいですよ。

厄年の人などは特におすすめです。火と太鼓の音で、厄落としになる感じがわかるかと。

 

私は、成田山川越別院は何度か行ったことがあったのですが、このブログに書いたつもりでいたらまだだったので、書いておこうと思いました。


28日は特別御朱印もある成田山川越別院

成田山新勝寺もそうですし、深川不動堂(成田山東京別院)でもそうでしたが、成田山のお寺は、この写真にも書いてあるように、「本堂内にお入りになり、ご自由に参拝下さい」となっています。

お寺によっては、檀家さんだけとか、誰でも自由に入ることができないところもありますが、自由に入って参拝できるのがいいところです。

信仰心があれば誰でも受け入れるという懐の大きなお寺です。

 

同じく、護摩祈祷も誰でも受けることができます。

ご祈祷の申込みをした人だけ参加できるというものではありません。

ただ、川越別院の場合、すでに護摩祈祷の炎が消えかかってからですので、炎というより、炎の煙に当てるといった感じです。

深川不動尊でも、成田山新勝寺でも炎が消えてないうちに、まずは御札が先ですが、かばんや財布を火に当てていただけました(御火加持)。

 

火に当てることで、霊験あらたかなパワーが宿るといいますか。


川越別院での見どころのひとつがおびんづる様

おびんづる様は、いろんなお寺でその像をみかけます。

川越別院でも本堂向かって右側、入口すぐそばにありました。

信者の方なのか、病気平癒祈願なのかそばには、千羽鶴がありますので、すぐに場所はわかります。

 

お釈迦様の弟子だったのですね。今まで意識していないで、撫でていました。

幼い時から、頭が良く賢いおびんづる様です。

おびんづる様の身体にふれ、それを自分の身体につければ、病気が治り、頭が良くなるというのですから、当然のことながら撫でましたよ。

頭が良くなるといいのですが。

 


川越別院は火渡り祭りが有名なのだが蚤の市にも寄ってみて

成田山川越別院では、秋に火渡りの祭りがありまして、一般の人も参加できるとあって、人気の高いお祭りです。

野外で行われる護摩供なので、柴燈護摩というのだそうです。

火渡り自体が護摩供なのでしょう。

しかし、私がはじめて川越別院に行ったのは、この蚤の市が目的でした。

川越には蔵造りのお店が多く、アンティーク好きなひと、骨董品、古物めぐりが趣味の人にはいい場所なのです。

レトロなものが多くて、レトロな雑貨を探している人は、一度、蚤の市で買い物してみてください。

ただし、蚤の市は早めに店じまいする人が多いので、午後2時くらい前までに行くといいですよ。

 


護摩焚きの時間は、1日3回で朝9時、昼11時、午後2時

 

私が行った時が、お正月直前だったので、このようにお正月が護摩供の時間が書かれていました。

お正月は特別ですね。

なんと元旦から、それも午前0時から護摩祈祷が行われるのです。

護摩修行の時間が書かれていました。

1月1日は、午前0時と午前8時にも。

1月1日から3日までは、午前9時からずっとです。午前9時からは、午後4時までびっしりではないですか。

9時、10時、11時、12時、13時、14時、15時、16時と。

1日の午前0時から数えると、1日は、10回もです。

(その後、千葉県の成田山新勝寺を調べてみたら、午前0時だけでなく、午前1時半や午前3時というのもありましてそれだけ初詣の参拝客が多いのだとびっくりしました)

初詣には、ご祈祷したい人が多いのです。

さすがに4日から7日は16時はないですね。それでも松の内までは、ほぼ毎時間あるのですね。

8日以降は、土日祝に限っては、9時半、11時、12時半、14時、15時半となっていました。

数は減るものの通年時よりは、回数が多めです。

それ以外(お正月でも土日祝以外)と、通年は、9時、11時、14時です。これがノーマルな時間帯となります。

これからみても、いかにお正月の松の内は回数が多いことがわかります。

そのほか、行事があると、護摩祈祷の時間が変わることがあります。

ホームページで確認しておきましょう。

2月3日節分の護摩時間は13:00・15:00のみ行います。(駐車場無し)
4月1~3日は、護摩講の為9時の護摩はございません。11:00あり(14:00は申し込みがあり次第行います。)
4月5日は例大祭の為11:00の護摩のみ行います。(自動車のお祓いもできませんのでご注意ください。)
11月23日は火渡りの為13:00の火渡り護摩のみ行います。(駐車場無し)自動車のお祓いもできませんのでご注意ください。
12月13日はすす払いの為14:00の護摩のみ行います。

(宗)成田山川越別院

 

川越別院の御朱印は特別御朱印もあり

私は川越別院には何度か参拝に来ていましたので、その時に御朱印はいただいていたのですが、特別御朱印があったので、今回はそちらをいただきました。

川越別院では、期間限定の天皇陛下即位奉祝の御朱印もあるのですね。

特別金墨御朱印と、弘法大師の特別御朱印、ご本尊の特別御朱印といただきました。

弘法大師の特別御朱印は、弘法大師の御縁日21日と、不動明王の御縁日28日にいただけるようでした。

直接書いていただけた「金墨」の御朱印と、紫の紙、赤の紙の書き置きとで、私の御朱印帳は色とりどりになりました。

やはり、金色は、気分がアップしますね。赤の御朱印と相まって、金色がアゲアゲです。

 


絵馬は「め」の絵馬が特徴的

 

本堂脇には絵馬が掲げられているのですが、中でも「め」の字(もう一つは、めの字が逆になっているもの)が書かれた絵馬が目立つので目が行きます。

これは、新井薬師寺でも見たことがあります。

目の病気が治りますようにと、絵馬を掲げますが、そのほかにも視力回復のお守りもあるのですね。

昔から目の病気は心配のタネだったのでしょうね。

面白いのが「身代わり守り」です。

なめこぱらだいすと、リラックマです。

身代わり守りはよくみかけますが、なめこ袋入り身代わり御守ですか。

 

なめこのお守りも、リラックマのお守りもあった

開運財布もあります。

巳成金の福財布(チャックなしのほう)や、穴八幡宮の一陽来復の福財布と同じタイプの財布ですね。

福銭は種銭となります。似たようなのを成田山新勝寺で買ったことがあります。

お守りも種類が多いです。御札もあります。その他、初詣も近いので破魔矢などもありました。


 

小江戸川越七福神めぐりは絵馬にご分体を付けるタイプ

 

小江戸川越七福神めぐりでは、成田山川越別院は、恵比寿天となっていました。

金色の恵比寿様のご分体を絵馬につけるタイプで、完成品も売っているようでした。

ご文体はひとつが300円で、絵馬宝船だけが900円、七福神ですから300×7=2,100円となり、合計が3,000円ですね。

だから完成品、3,000円と書いてあるのですね。

 

成田山の特別守り、成る守りが人気を呼びそう

成田山というと、勝ち守りが知られていると思うのですが、この成る守りも魅力的です。

金杯の上に乗っているところも縁起が良さそうな感じがしてきます。

 

「為せば成る、成さねばならぬ」何事も、です。

成田山ですから、「成」の字とは縁が深いです。

成功と成業を祈り、より良き成長を願う御守です。

大願成就の「成」です。

このように、成田山川越別院では、御守をどれを買おうか迷うくらいのお寺です。

前もって決めていても実際に見てしまうと、また欲しくなるのですよね。


幸せ不動を探せ!で池のほうに行く

「関東三十六不動尊霊場納経所」とある木の後ろに、気になるものが。。。

「幸せ不動を探せ」です。

これです。

隠れた幸せ不動です。

亀の池のほとりにこっそり隠れた幸せ不動です。

日常に隠れて普段は気が付かないような小さな幸せを見つけよう、という粋な企画です。

うーん、こうなったら探さないと、と思ってしまいます。

 

護摩祈祷が終わったあと、ヒントに書かれていたように、まずは池の橋を確認しました。

こちらですね。今まで何度も川越別院に来ていたのに、池に気がついたのがはじめてという私。

 

 

池とか水に関係するから弁財天様はわかりますが、小さなお不動様はどこでしょう。

弁財天の御堂や不動明王の奥のほうに、お地蔵様がいますね。

 




お地蔵様の近くということなので、そちらのほうに行ってみました。

一瞬、別のと間違えてしまいましたが、岩の下の穴の奥に「幸せ不動」を見つけましたよ。

早速、スマホで写真を撮りまして、「幸せ不動シールお守り」をいただきました。


 

シール守りをいただけるのも、嬉しいですが、もっと嬉しいのは、この幸せ不動が見つけられたことです。

これは成田山川越別院に行った人は、ぜひ、見つけていただきたいなと思いました。

 


本堂左には自動車祈祷殿

 

成田山新勝寺では自動車祈祷殿とお寺の敷地が離れていたのですが、こちらの川越別院では本堂のすぐそばにありました。

これは便利です。

ご祈祷は、午前8時から午後4時まで行っているそうです。

この自動車祈祷殿の上に、真新しい「密厳殿大日堂」があります。

以前に来た時はなかったのに、と思ったらできたばかりのようでした。

早速、参拝させていただきました。

 

恵比寿天の下には、水琴窟が

ついつい忘れがちなのですが、成田山川越別院は、小江戸川越七福神めぐりでは恵比寿天を祀るお寺です。

恵比寿天を祀る「福寿殿」にも松が飾られていました。

のぼり旗も奉納できるようでした。

 

恵比寿天のところに参拝に行ったらいい音が聞こえます。

水琴窟がありました。



 

それだけでなく、荼枳尼天がとなりに、白い狐がお使いです。

荼枳尼天とお稲荷さんは、違うらしいのですが、似ていますね。

 

その奥には、弘法大師の大師堂です。

弘法大師の像もあります。



 

ただし、私が行った時は蚤の市が行われていたため、そばに行って参拝するのもやっとでした。

ご自由に開けてくださいとなっていたので、少し開けて参拝しました。


 

こちらが弘法大師です。弘法大師がお亡くなりになった21日(3月21日が年命日)にも御朱印が特別なものが出ます。


弘法大師の立像がある近くの山門が本来の山門です。

私が入ってきたのは、裏手になります。

そこで、最後になって山門の写真を撮りました。

初詣も近い時です。

蚤の市の提灯も見えますが、「新春護摩受付」の文字が目立ちます。

成田山は、やはり護摩供を抜きに考えられません。

成田山といったら、護摩です。

 

護摩祈祷は御札が必要な人以外は、無料で参加することもできますから、初詣期間のような混雑する時を除いて、まずは参加してみることをおすすめします。

 

私は、最初は護摩祈祷を申し込みしないと参加できないと思って、「心願成就」とかで祈祷料を払いましたが、御札の数より参加している人のほうが多かったので、護摩祈祷に参加するだけでもいいのだとわかりました。

太鼓がドンドコなって、炎がボウボウ立ちますが、護摩祈祷に参加することが醍醐味なのです。

ついでに御火持ち(おひかじ)もできると最高です。

 

山門を出ますと、すぐ近くに、お不動様が立っています。

 



この不動明王をみていますと、成田山だなと思うわけです。本来は、弘法大師でしょうが、私のイメージでは不動明王なのですよね。

 

ここの成田山川越別院は、4月5日が開創祈念例大祭です。

節分の祭りや、火渡り祭りは聞いていたのですが、例大祭については、知らなかったので、行ってみたいなと思っています。