平成29年の酉年式年祭記念で、記念の御朱印もあり

江戸の西の守り神として古くから信仰されてきた武蔵御嶽神社です。

 

5月30日までなら、御嶽蔵王大権現大公開です。さらに7時、11時、13時、15時に毎日祭として昇殿での御開扉参列もあります。私は残念ながら時間に間に合わず。。。

 

しかし、御嶽蔵王大権現のお姿をみましたし、式年の白いお守りもいただきました。さらには御嶽蔵王権現触拝命柱で柱に触れてきましたよ。

 

この期間だけとのことでした(たぶん5月いっぱいかと)。本殿の御嶽蔵王大権現から紐で結ばれた触拝命柱があります。元々パワースポットなのに、この柱でますますパワースポットになっていますよ。

なお、式年大祭は12年に1回行われます。

 

さて、今回の度はJR御嶽駅からバスに乗っていきました。その後もケーブルカーに乗りましたので、フルに山登りした人たちに比べたら、ショートカットもいいところです。

 

しかし、足はフラフラです。

こちらがケーブルカーの駅、滝本駅です。パスモとスイカが使えます。往復で乗車券を買ったほうが安いのですが、なぞの「記念乗車券プレゼント」です。

 

黒くなっているのも、気になりますよね。なのでスイカで入りました。

ケーブルカーでは一番前に座ってみました。武蔵御嶽神社はお犬様の神社でもあるそうで、ペット、主にお犬さまですが、ペットと一緒に登山の人もいます。お犬さまと言っても、本来は狼だったみたいですが、「おいぬさま」から「老いぬ」として健康長寿の神様でもあるそうですし、戌の日ということで安産の神様でもあるようです。

ただし、神社の手前(拝殿)にまでペットは入れますが、本殿より奥までは行けないと書かれていました。

 

ペット連れの人もいますので、ケーブルカーの中にも、このとおり「ペットエリア」が設けられていましたよ。

 

ケーブルカーは6,7分くらいの短い旅です。しかし、かなり急勾配です。これは登山の人たちは大変そうだわ。

ケーブルカーの御嶽山駅を降りまして、左に向かって歩き出しました。「武蔵御嶽神社」方面に歩いて行きました。神社へは立て札や看板がありますので、それに沿って行くとわかります。

ここが神社への道です。ここらへんは、まだ余裕がありました。

サクラがキレイだなと写真を撮ったりしていまして。式年ののぼり旗が何本もありました。

途中、宿坊があつまっているところがありまして、そこを通り抜けました。ここを通るのでいいのかなと思いながら歩きました。看板がたよりです。

 

ひたすら坂道、階段を登って武蔵御嶽神社へこれがないとご利益もないと思い

この天然記念物御嶽神代欅のあたりから、坂道が苦しくなり始めました。

それでも写真を撮っていますから、余裕はあったのか。

坂道がけっこう急勾配になっています(帰り道は楽なのですが、これまた滑りそうになりました)。

 

途中、あと15分とか、あと10分とか書いてあります。最初は平坦な道だったので、ケーブルカーから30分位歩くと聞いていたのですが、余裕と思っていましたが、これはきつい。

お土産屋さんを通り過ぎて、やっとのことで、手水舎に着きました。ただし、これがぬか喜びでした。

この階段をみてください。330段あるとか、後で知りました。

門のところにも「酉年式年大祭」の幕がありました。

 

さらに登っていくとまた、鳥居が見えてきました。今度こそと思いも虚しく、まだ階段がありました。足がフラフラです。

 

やっとのことで、拝殿が見えてきました。しかし、まだ階段を登らないといけません。

隣に宝物殿がありましたが、とにかく、拝殿へ向かいます。

 

式年大祭だからか、とてもキレイになっていました。前年くらいに修復していたのでしょうね。

 

ガラスの中に、御嶽蔵王大権現です。まずは参拝です。

 

私は3時の回に間に合うかと思っていたのですが、ケーブルカーを降りてからがかなり時間がかかってしまいまして、昇殿は間に合わず。

中で太鼓の音が聞こえました。

白いお守りを買いまして、それと式年大祭だけの記念御朱印をいただきました。直に書くのではなくすでに書いてあるものをいただく形式でした(以前の櫻木神社でも正月はそうだった)。

武蔵御嶽神社には、奥宮があることは知っていました。ですが、険しい山道を登らないとたどり着けないと聞いていました。

だからあきらめていたのですが、本殿の後ろに行きましたら、このような遥拝所がありましたよ。

これは嬉しいです。二礼二拍手一礼をしまして、ここから参拝いたしました。いやはや、私みたいな人は、これがないと一生行けないわ。

 

そうそう、その前にですね。拝殿奥の本殿のところに、冒頭に書いた柱の触拝所がありました(奥宮の遥拝所はさらにこの奥にあります)。

武蔵国金峯山御嶽蔵王大権現命柱と書かれていました。

本当に、本殿と布でつながっています。綱というのかな。

 

「自然信仰として御嶽山自体が信仰の対象である当社では本殿内に八角形をした心御柱が大地から生まれそびえるように祀られています」と書いてありました。

 

「酉年式年大祭ではこの御柱を再現し、内神の御神体と結紐で結び、触拝として御柱にお触り頂くことで、御嶽蔵王大権現の御稜威をいただけます」ということなので、柱に触れてきましたよ。

たぶんこの御柱も5月いっぱいではないでしょうか。

おみくじに解説あり

帰り際、櫛眞智命様(くすまちのみこと)のおみくじをひきました。面白いことに、おみくじの解説書があったので興味がありましたので。

解説書は番号順にファイルに綴じられていました。

おみくじは、その時自分が悩んでいることが出てくると言われています。お告げということですね。

「何百年もずっと変わらないで皆様に神託を授けつづける」ということなので、大吉だとか、凶だとかに関係なく、どのような神託をなのかが大事だと思いますよ。

とにかく、今年(2017年)5月中に武蔵御嶽神社に参拝してみてくださいね。元々御嶽山がパワースポットなのですが、さらにご利益がありそうですよ。