目黒区のホームページにも書かれていますが、元祖と呼ばれるほうの山の手七福神めぐりについて書きたいと思います。
一般には、「目黒七福神」と呼ばれるほうです。
目黒を中心に七福神をめぐります。
七福神めぐりについては、江戸時代にも人気だったそうですよ。かなり歴史が古いのですね。だからなのか、「江戸最初の山手七福神」とも言われるのだそうです。
ちなみに目黒区の該当ページはこちら
元旦から、七草粥の七草(1月7日)までの間に、七福神をめぐって、家内安全、無病息災などを祈願いたします。
新宿のほうも山手七福神めぐりなのですね。
ちなみに新宿の山手七福神めぐりのブログ書いています。興味があったら読んでください。
新宿山の手七福神めぐり(善国寺の毘沙門天の続きから)2020年の初詣に
江戸時代から続くとして、目黒七福神は、「元祖」を名乗るわけです。「江戸最初の」はこちら目黒の七福神です。
目次
目黒七福神めぐり白金方面スタートで無病息災を祈願するほう
白金台駅から出発です
ちなみに、白金方面からスタートは無病息災祈願で、目黒方面からスタートするのは、商売繁盛祈願だそうです。
狙ったわけではありませんが、無病息災です。
病気になっていては、商売繁盛にもなりませんからね。
すべての基本は、健康からです。
まずは、覚林寺から行きました。
毘沙門天の覚林寺
港区白金台一丁目1番47号
まずは、毘沙門天をお祀りする覚林寺からスタートです。
毘沙門天の像をみたことがありますか?
毘沙門天はいかにも強そうな感じがします。仏教の守護神、災難よけなどですね。
お寺の外見から、なんだか強そうなイメージです。
ちなみに七福神めぐりには、色紙に御朱印を押していただきますが、今回は、時間がなくて(お正月はかなり人出がありますから)いただいておりません。
色紙は自分で用意しなくても売っているので、それに順番に押していってもらいます。
もし、時間があるなら、せっかくですので、いただいてめぐったほうがいいですよ。
私の場合は、色紙ではなく、御朱印帳を使いますけどね。色紙だったら、すぐに七福神めぐりの人だとわかってもらえるメリットがあります。私も以前は、色紙にいただいていましたよ。
色紙は大きめなので専用の紙袋を配ってくれるところもあるようですが、目黒七福神はどうなのでしょう。
全部そろって満願となったら、色紙は玄関に飾るなどしてみてください。
山門の柱に「開運守護 清正公大神儀御鎮座」と書かれていたのです。白金清正公と。加藤清正ですね。
清正の井戸ではありませんが、覚林寺は何か金運アップのような場所はあるのかしら?
山門の右には、「大毘沙門天御安置」となっていました。
こちらが毘沙門天の毘沙門堂です。
御朱印をいただく時間はありませんが、お祀りだけはいたしました。
毘沙門天は勝負運にいいとも聞いています。
毘沙門天は、学業成就のご利益もあるそうで、合格祈願にいかがでしょう。
布袋尊の瑞聖寺
布袋様ですね。大きな袋を持ち、にこやかな顔をしている布袋様です。
大きな袋から豊かな暮らしと円満な家庭の守護神と言われています。
いつもニコニコで、見習いたいものです。笑う門には福来るです。
瑞聖寺
港区白金台三丁目 2 番 19 号
この瑞聖寺は、かなり厳かなイメージのお寺さんでした。
鐘つき堂もありまして、歴史が古そうです。
松がかっこいいですね。松に圧倒されましたが、なかなか手入れの行き届いたお庭です。
お寺の調度品というのか、備え付けられているものも歴史を感じるものばかりです。
このようなお寺さんをみると、七福神めぐりも江戸時代からも行われていたのだろうなと感じます。
布袋様は、夫婦円満、子宝の神様としても知られていますので、家庭運の向上にいいでしょうね。
妙円寺(妙圓寺)では2神様、福禄寿と寿老人
山門が、いかにも近代的ですが、字が読めません(笑)。
妙円寺
港区白金台三丁目 17 番 5 号
こちらは、福禄寿、寿老人が祀られています。
七福神といいますが、ここではお二方の担当なのですね。本来は、ふたりでひとりだったそうです。だからこれいいのですね。同一扱いだったわけですから。
色紙でめぐっている人はショートカットできるというのか、一気に2箇所分いただけます。
扉はしまっていましたが、お正月らしい飾りがあります。
福禄寿は幸福、財産、長寿を授ける神様です。人徳の神様とも聞いています。
寿老人は動物、生命、学芸、知恵の守護神です。寿老人は、鹿で、福禄寿は、鶴と亀でしたっけ、従えている動物です。
福禄寿にしろ、寿老人にしろ、「寿」ですよ。
長寿祈願によさそうな気がしてきました。
幸福、封禄、長寿という福禄寿です。
脇のお堂には、千社札がいっぱい貼られていました。
こちらでは、お堂の中に上がらせていただきました。だるまさんも売っているとか。
大黒天の大円寺(大圓寺)
以前から何度かブログに書いてきた行人坂の大円寺です。
目黒駅まで行きまして、そこから坂を下っていきます。
大円寺
目黒区下目黒一丁目 8 番 5 号
目黒雅叙園も近くにあって、この一帯がいい気が流れているような気がします。
こちらは、前から書いているようにお祀りしているのは大黒天ですね。
こちらのおみくじは、大吉がほとんど出ないと聞いていました。
それでも出る人は、出るのです。一緒に行った人の中にラッキーな人がいましたから。
大黒天は、食物の神様であります。台所に大黒天のお姿を貼るといいとかいいますよね。
今は、五穀豊穣の神、商売繁盛の神様でもあります。
こちらの大円寺は、お庭もお地蔵様がいっぱいで(五百羅漢)楽しめますよ。
弁財天の蟠竜寺(ばんりゅうじ)
岩屋弁天とも書かれています。
蟠龍寺
目黒区下目黒三丁目 4 番 4 号
こちらには、池の下のほうにおしろい地蔵がおりまして、ぜひ、女性はお参りしましょう。
ばんりゅうじとは、読めませんでしたわ。お正月らしいお花も生けてありました。
こちらをお祀りしているとき、岩屋弁天の洞窟があって、どことなく、鎌倉の弁天様を思い出したのですが、あとで調べてみると、鎌倉ともつながりがあるそうです。
洞窟というのか、祠というのか。脇にありました。
弁天様は、音楽、芸術など学芸の神様です。昔は、芸事の技能向上のお参りに行ったとか。
弁才天と書かれていたのが、弁財天ともなって、財をなす、金運アップともつながりがある神様です。
こちらが、そのうわさの、「おしろい地蔵」です。
願掛けしたら、アバタが消えて、きれいな顔になったことから、皆様がお参りに行くようになったそうです。
おしろいを使うので、歌舞伎役者さんもお参りに来ていたとか。
心美人でありましょう、ということも書かれていました。顔の美しさもさることながら、心の美しい人になりましょう。
弁天様のいらっしゃるところには、水ですよね。こちらは、池があります。
蛇を頭に載せている弁財天です。
ちょっと、寄り道。
途中で、五百羅漢寺に立ち寄りました。目黒のらかんさん、と言われているそうです。
庚申塔のところに、浄心センサーなるものを発見しました。何でしょう。
こちらの右手に五百羅漢がありまして、それは見応えがあります。圧巻です。
ひとつひとつを見ていたら、時間があっという間に過ぎていました。
本堂にも中に人が参拝に来ていました。
これ以上、ゆっくり見ていたら、時間がなくなりそうです。
日が暮れるのも早い時期なので、次へと急ぎます。
恵比寿様の目黒不動(瀧泉寺)
たどり着くまでの道が狭かったのですが、かなり境内が広い目黒不動です。
瀧泉寺目黒不動
目黒区下目黒三丁目 20 番 26 号
恵比寿様は元来は海運守護の神です。左手に鯛、右手に釣り竿です。
それで海浜の漁民に信仰されていました。
今は、漁民だけでなく商売繁盛の神として広く信仰されるように。
商いの神様です。
かなり立派なお寺ですね。お不動様の縁日、28日に来てみようかなと思うほどでした。
境内に池があってその中に、三福神が祀られていました。
先に、三福神にお参りです。
おお、こちらに恵比寿様がいらっしゃいました。
弁天堂もあります。
金明湧水という、なんだか金運アップになりそうな池です。湧水なのですね。
銭洗い弁天様だけでなく、こちらにも福銭洗いがありました。
注意書きにも先に、三福神にお参りしてから、と書いてあります。ご縁に導かれますようにと洗うお金に、五円玉を添えて、一緒に洗うそうです。
みなさんが、鳥居のところにある、恵比寿様を写真に撮っていたのですが、何かいわれがあるのかしら。
石柱の上に恵比寿様がいらっしゃるのが見えますか。
三福神だけでなく、裏手のほうにも行ってみます。階段を登りますが、その下にお不動様らしき像がありました。
森のような静けさのある裏手ですが、そこには、大日如来像がありました。
かなり大きいです。びっくりしました。
こんなに立派な像もあって、いずれまた、改めて訪問したいと感じました。
山の手七福神は、比較的まとまった場所にあって、ひとつひとつが離れている七福神めぐりよりも効率よく巡ることができます。
お正月はまだまだ日が暮れるのが早いので、これくらいのほうがいいですね。
新春は、お財布を新調するのにいい時期です。
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