香取神宮は千葉県なのですけどね。鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の東国三社です。
ただ、今回は、鹿島神宮と香取神宮だけの二社詣(二社参り)になりました。三社参りとしての、あとのひとつは、茨城県の息栖神社になります。
香取神宮には鹿島神宮と対の要石があるそうで行ってきた
昔は、伊勢神宮とこの香取神宮、鹿島神宮だけが、「神宮」だったとのことです。
香取神宮と鹿島神宮には、要石があるということで、見に行ってきました。
事前に調べていましたら、香取神宮の最寄り駅は、香取駅なのですが、バスもタクシーもない無人駅とのことでした。そこで、東京方面より、ひとつ手前の佐原駅で下りてタクシーか、バスを利用しようと思いました。
そこで、佐原駅にて下車しました。佐原駅には、暖簾がかかっていて、どこかの古い日本家屋、商家のようでした。
佐原駅を下りて、ちょうどいい時間にバスがなかった(香取神宮に行くバスは土日以外は、ほとんどないようでした)ので、タクシーに乗りました。節約の旅だったのですが、タクシー代がけっこうかかるんですよね。
タクシーを降りて、香取神宮前の商店がならぶ参道を抜けると、朱塗りの立派な鳥居が見えてきました。社号標とともに、写真を撮りました。
思ったよりも広い敷地で、暑い日でしたが、すがすがしい気分で参道を歩くことができました。
しばらく歩きますと、総門が見えてきました。
総門のところの鳥居は、石でできているようでした。
総門前の階段を登りますと、手水舎がありました。
次の楼門をくぐり抜けると、香取神宮の拝殿が見えます。拝殿の奥が本殿になります。
香取神宮の拝殿は、落ち着いた色合いで、地味な感じですが、なかなか人気があるようです。神社は、派手派手なものより、このような地味目がいいのでしょうね。
まずは、ここでお参りして、まわりをしばらく歩きました。ご神木や三本杉を見てから、お守りを買い、御朱印をいただきました。
香取神宮は、勝負の神様なのですよね。粘り勝ちになれるようにお祈りするといいようです。
その後、要石のところに行きました。参道を戻って行きますと、参道途中で、脇道に入るところがありまして、そこに要石のことなど書いてある立て札があります。そのため、比較的わかりやすいと思います。境内の中ですし。
山のような場所ですが、護国神社の隣に、石でできた柱がありまして、その中に要石がありました。
この要石がこの周辺の地震を押さえているのですよね。要石の形が、香取神宮は、凸型で、鹿島神宮は、凹型だそうです。いずれ、鹿島神宮の要石の写真も、別の記事でアップしたいと思っています。
要石を見た後は、奥宮に行こうとしたのですが、なかなか見つからず、御朱印をいただいた時にもらったパンフレットの地図を見ながら、行ったのですが、わからずに、諦めかけたところで、見つかりました。
参道の朱塗りの鳥居を出て、駐車場のところの脇から山のような方に向かって歩いて行きましたら、ありました。
香取神宮のパワースポットと言われるだけあって、神秘的な感じがする場所でした。私には、パワーがわかりませんが、きっと感じる人には、感じるのだと思います。
昔は、ここに参拝に来たのですよね。山道のようなところを登ってたどり着いたので、昔はこのように山道を登って参拝に行ったのだなと思いました。
香取神宮から鹿島神宮へ電車に乗って(駅で1時間待ち)
さて、参拝も済んで、思い切って、香取駅まで歩いてみることにしました。荷物を持っていたので、それほど速く歩けなかったのですが、約30分ほど歩いて、着きました。後で調べたら、香取駅まで、2.5キロほどでした。
やはり、香取駅は、無人駅で駅前にも何もなく(トイレと自動販売機はありました)、すぐそばが住宅地になっていました。
ここの駅で、1時間ほど待って、鹿島神宮駅行きの電車に乗りました。駅の中が待合室のようになっていますので、電車を待っている人と話をしたりして待ちました。無人駅ですが、ここで乗り換える電車もあるようでした。
無人駅ですから、このように乗車駅証明書発行機もありまして、ボタンを押すと、切符のようなものが出てきます。その他、PASMO、Suicaも使えるようになっていました。
鹿島神宮駅では、PASMOもSuicaも使えない(駅で精算になる)とのことでしたので、Suicaを使わずに、この発行機で切符のようなものを取り、それを出して鹿島神宮駅の改札のところで、乗車料金を払いました。