甲子の日の大黒天祭りと、入間市の愛宕神社
大黒様の御縁日は、甲子の日になっているそうです。大黒様は五穀豊穣、商売繁盛の神様です。一度、甲子の日に大黒様にお参りに行きたいと思っていました。
調べてみると、都内でもありましたが、埼玉県では入間市の長泉寺で御縁日のお祭りをやっているとのことでした。甲子の日が巡ってくるのは、60日に1回です。子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥と、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の十干十二支ですから、60日に1回です。
今回は、2月でしたので、今年初の初大祭とのことです(次回のお祭りは、4月12日)。
当日、ツイッターで調べたところ、地域のローカルテレビ局が行っているとのことで、午前中は人出もあったみたいです。
しかし、私が行ったのは、午後でした。
お参りを終えた時は、縁日の屋台は片付けをはじめていましたから、午前中か、お昼ごろまでに行くといいようです。
それでも、パラパラと人は来ていましたよ。
当日は、ご祈祷もあったようです。お寺の中に椅子がたくさんあったので、御縁日にご祈祷に来ている人も多いのでしょう(その他、福銭も抽選?で、いただけたみたいです)。
中に入りますと、大黒様の像がありました。写真を撮りたくなりましたが、お寺の外ならともかく、中はどうかなと思って写真を撮っていません。ぜひ、実際に行ってみて、大黒様の像を見て下さい。
お参りを済ませて、お寺の中で御朱印をいただきまして、また外にでました。
それと見ていただきたいものは、お寺の前にある、お線香です。私も買って火を着けてみましたが、かなり太くてきしめんみたいな、お線香でしたよ。丸くて太いのではなく、平べったく太いお線香です。
あら、不思議。文字や大黒様の絵姿がお線香に出てきます。見えますでしょうか。なかなか火が着かなかったのですが、このようなお線香は、珍しいのではないでしょうか。
2月ですから、梅の時期でした。お庭の梅の木を見ました。お正月には、鐘つき堂で鐘をつくことができるのかな。なかなかきれいなお庭でした。
他にも立ち寄ってから入間市の長泉寺に行ったので、もう少し早い時間に来ればよかったかなと思いながら、長泉寺をあとにしました。
入間市の愛宕神社
駅に向かってしばらく歩きますと、途中で神社の鳥居が見えました。
大通りの道のすぐそばに大きな鳥居があるので、周りを見ますと、ずっと先にさらにもう一つ鳥居が見えます。
住宅街に参道があるようなイメージです。おそらく、昔からある神社ではないかと思い、立ち寄ってみることにしました。
こちらが、2つ目の鳥居です。
階段を登って、高台に行きました。私の知っている愛宕神社は、みな、高台にあって、階段がキツイのですよね。
お正月飾りが残っているようでしたが、人はいないようでした。2つ目の鳥居のそばには、太い幹の切り株がありまして、その地には昔からある神社ではないかと思います。
ひっそりとしていましたが、由緒ある神社のような気がします。地元の人には、初詣やお祭りで、よく行く神社なのでしょうね。
長泉寺も愛宕神社も、入間市駅から歩いて行ける範囲ですので、お散歩がてら行ってみてはいかがでしょう。
特に、大黒祭りの日はいつもかどうかわかりませんが、商店街で割引などあるようです。私が入った喫茶店も、ワンコインランチをやっていました。
大黒様の御縁日にお参りに行きたい方は、都内だけでなく、埼玉県もどうぞ。