鎌倉の寺院、神社めぐりで、少し早い梅も

鎌倉の宝戒寺に行きました。実は、次回にご紹介予定の荏柄天神社に行く途中で、立ち寄ったお寺さんですが、鎌倉七福神のひとつだそうです。

 

こちらでお祀りしているのは、毘沙門天様です。夕方行ったので私が最後かと思っていたら、七福神巡りをして御朱印を集めている人たちが入ってきたので七福神のことを知りました。

 

ちなみに、私がいただいた御朱印は、鎌倉地蔵尊の印となっていました。墨書きも、子育との文字がありました。宝戒寺の御本尊様は、子育てのお地蔵様だそうです。ですから、七福神の印とは別かもしれません。

 

拝観料は、100円でした。鎌倉では、拝観料を取るところと取らないところがありますね。拝観料を取るだけあって、お寺の建造物は、古びて歴史を感じさせる建物でした。歴史を感じさせる建物と白梅は、合いますよね。

宝戒寺裏

私は、Googleマップを頼りに行ったのですが、なんと道案内が宝戒寺の裏手でした(川があるほうです)。わざわざ住宅地の裏手から歩いて行きましたが、鎌倉八幡宮からの表通りがあります。

しかし、裏手から見ても梅がキレイですね。
宝戒寺石

このように、かなり渋い感じのお寺です。梅も美しいのですが、こちらのお寺は、無患子(ムクロジ)の花が見られるそうです。6月頃でしょうか。

それで、こちらの御本尊様が子育てのお地蔵様であることから、この無患子をつかったお守りがありました。無患子は「子が患わ無い」と書くので、羽子板の羽根に使われる等縁起物なのだそうですよ。あの羽根についた丸いものがそうなのですか。子どもが、すくすくと育って欲しいとの願いを叶えてくれるお地蔵様なのでしょうね。

お地蔵様は、かなり位の高い存在なのですよね。

 

宝戒寺鐘

この宝戒寺には、このような鐘や、庭木が見応えあります。おそらく、四季おりおり別な花が見ることが出来て楽しませてくれるはずです。本堂の他にもお堂がありましたよ。

 

宝戒寺白梅

こちらは、本堂前の白梅です。

2月7日現在では、このような開花状態ですので、参考になさってみてください。

宝戒寺本堂前

全体的にみて、まだ3分くらいでしょうか。本格的な満開ではないことは確かです。それでも鎌倉の中では早いほうではないかと思います。鎌倉は町中のみならず、小高い山もありますので、そちらの山のほうにある梅の木は、開花がもっと遅いと思います。

有名ドコロだけでなく、お寺、神社など梅の木を楽しめる場所はありますから、調べてみるといいかと思いますよ。穴場を調べるのも面白いでしょう(それに、あまりに有名ドコロだと、休日は人も多いし)。

 

宝戒寺しだれ梅

本堂前のしだれ梅です。このしだれ梅が有名なようですよ。

おそらく、2月中旬以降が見ごろではないかと思います。7日現在では、まだまだと言ったところ。

 

宝戒寺聖天堂前

宝戒寺には、聖徳太子堂など、いくつかお堂がありますが、こちらは聖天様、大聖歓喜天堂前です。写真ではわかりにくいですが、ここの前は、紅梅ですね。実際に見た時は、もっと紅梅の花が多く咲いているように思いました。

さて、次回、写真をアップしようと思っている荏柄天神社の梅です。

鎌倉の旅第2回に本格に書きますが、ちょっとだけお見せすれば、本殿の両脇の梅の咲き具合がわかるかなと(同じく2016年2月7日現在)。
荏柄天神社梅

こちらの境内にある梅の木は、思ったよりも咲いていました。