神社といえば、伊勢神宮ですが、二見浦からスタートして伊勢神宮へ

伊勢神宮に行ってみたいと3年くらい前から思っていたのですが、やっと実現できたので、そのご報告を兼ねてブログを更新です。

それにしてもブログ更新を怠っていまして、下書きだけがたまりにたまっています。今、数えたら12記事も途中で止めていたわ。

この伊勢神宮の旅を書きましたら、少しつづアップしていきたいと思っています。

第1回
二見浦駅からスタートの伊勢神宮めぐりの旅

第2回
伊勢神宮の外宮から内宮へ

第3回
猿田彦神社と伊勢神宮の内宮へ

第4回
月讀宮、月夜見宮、倭姫宮など別宮も参拝(伊勢神宮の別宮編)/a>

第5回
瀧原宮で御朱印を!最高のパワースポット伊勢神宮の旅その5
 

今回の旅で参考にしたのは、以前にも書いたかもしれませんが、合田道人さんの「さらにパワーをいただける神社の謎」の本です。

 

合田道人氏の書籍は他にも持っていたはずですが、とりあえず、今回の旅で参考にしたのがこちらです。

余談ですが、この本は、嵐ファンの方もよく読んでいるようですよ。大野くんファンなら知っているでしょうが、大野神社など取り上げていますので、嵐ファンでしたら、まずは、242ページを先に読んでおいてください。余談はここまで。

>>>>>さらにパワーをいただける 神社の謎

こちらの本では、遷宮の翌年のほうが「おかげ参り」として特別なご利益を授かれるということでしたが、それよりも遅れることになってしまいました(しかし、遷宮の頃の2013年はものすごく混雑していたようですよね。それに比べればいいかな)。

 

ちなみに、上記の合田道人氏の本によると、2013年の内宮、外宮の遷宮がスタートしていますが、多くのお宮さんが遷宮されますので、順次となりまして、すべての遷宮が終わった翌年、2016年までおかげ年になるそうです。私が行ったのは、すべて終わって落ち着いた時と言えそうです。

 

とにかく伊勢神宮周辺には125社もあるそうなので、混雑時ならなおさらですが、私の時でもピンポイントでお参りしてきました。

二見浦駅に泊まってお伊勢参りをしました

新横浜駅から新幹線に乗りまして、名古屋で乗り換えました。「快速みえ」に着いて、二見浦駅を降りました。

 

驚いたことに、この駅は無人駅なので、車掌さんに切符を渡しましたよ。それで一抹の不安を感じたので駅の時刻表確認しました。翌日は、電車に乗って、伊勢神宮のある伊勢市駅に行こうと思っていたからです。

 

そうしたら、ここは参宮線といいまして、思った通り本数が少ないのです。朝の時間帯が1時間に1本でしたので、遅刻はできないぞと思いまして、スマホに写真を取っておき、明日にそなえました。

伊勢市駅はけっこう大きな駅でしたが、ひとつ隣の二見浦駅は無人駅ですし、駅前は、このような感じです。

それでも昔から旅館街だったみたいですよ。二見浦があるからかな。

駅を出た前には、民宿ヤマトの文字がありましたが、他にも旅館がありまして、古くからあるような旅館もあったのです。

 

 

まずは、二見浦にあった観光案内所に行きまして、丁寧に観光の説明を受けました。

 

私が今回宿泊したのは、御塩殿神社の隣にある「ぽかぽか村」です。

 

なんでも合田道人氏によると、御塩殿神社は「違う空気を感じる」神社だとのことでした。「罪穢れを取り除く絶大な力」とのことです。お祓いするには、いい場所かなと思いまして、その隣に宿泊しました。

 

そこへ向かう途中に、民宿まるやがありまして、なんと、「日帰り温泉」やってますということでした。キレイな建物なので、建て替えしたばかりでしょうか?

 

観光案内所に聞きましたら、このあたりで温泉というと、ホテル清海か、この民宿まるやだとのことでした。

 

このように二見浦のあたりは至る所に、標識が立っていて、二見浦駅はこちら○メートル、夫婦岩はこちら○メートルとわかるようになっていました。

 

まずは御塩殿神社でお参り

宿に行く前に、御塩殿神社に行きまして、旅の安全を祈願しました。

 

空気が違うと言われる、御塩殿神社です。

まずは、ここにお参りです。誰もお参りに来る人もいませんでした。

ここまではチェックしていないのかもしれませんね。

まずは、お宮さんに参拝しました。

そして後ろに歩いていくと、なんと海が見えるではないですか。海水から塩を取っているのでしょう。

ここが塩を作る場所のようでした。

御塩殿神社を出ますと、このような石碑がありました。

鴨長明も、御塩殿神社を「神々しいたたずまい」と言っていたとのこと。

 

荷物がありましたので、まずは、御塩殿神社の隣の宿泊先に行きました。

ここで荷物を置いて次の神社へと向かったのです。

 

ちなみに、私が泊まった部屋からは海が見えました。

ベランダには、ハンモックがありまして、隣の木々は、御塩殿神社の境内の木々でしょうか。

この部屋なら、御塩殿神社のお祓い効果も出そうです。

 

 

次に向かったのは、二見興玉神社です

 

ここも、二見浦での禊の場所で有名みたいですよ。夫婦岩が目的の人も多いみたいですけどね。

 

ぽかぽか村の宿のご主人が親切な方だったので、自転車をお借りしまして、夕方近くに二見興玉神社へ行きました。

 

歩いていくと、30分はかかりそうです。海岸沿いに行けばもう少しショートカットできたのかもしれませんが、旅館街を通って自転車で行きました。

昔は、この二見浦で身を清めてからお伊勢参りをしたそうで、こちらも、塩に関係があります。

先ほどの、塩草は、海藻なのですが「むくしお草」とのことです。

海水に浸かるのが本来の方法らしいのですが、この「無垢塩草」という海藻でお清めができるようになっているそうです。

ちなみに、この「海藻」ですが、二見興玉神社で売っていますよ。

夫婦岩でも有名な場所

二見興玉神社は、神社でお祓いというよりも、夫婦岩を目的の人が多かったみたいです。

夏の間は、この岩と岩の間から朝日が登るとかで、早朝から見に来る人が多いようですが、夕方も夕方で人気があるようです。

夫婦岩は綱でつながっていますが、その周りにも岩があって、屏風岩、獅子岩があります。烏帽子岩というのは、江ノ島でもありますよね。この烏帽子岩が長年の波の影響で、今は、蛙のように見えるのです。

 

それだからか、神社の中は、蛙がいっぱいです。

 

手水舎のところに、「水願授け蛙」がいるようでした。満願蛙は、手水舎の水の中にいるのがそうです。

水をかけるとお願いことが叶うのかしら。私はやらなかったのですが。

 

 

神社の本殿にも、横に蛙がいました。

 

夫婦岩の先に、猿田彦神社ゆかりの興玉神石が沈んでいるそうです。

夫婦岩の上には、鳥居がありました。興玉神石のための鳥居のようです。

ここから、日の神、皇居への遥拝所になるみたいでした。興玉神石もその先に沈んでいるかな。

すごいですね。昔はそうそう旅に行けないので、遥拝所もあったのでしょう。

 

ここで再度、参拝しました。

帰り道、参道に天岩戸神社がありました。

自転車を止めて置いたところへ戻り、次は、温泉へ。

車なら近いのですが、ここからが遠かったわ。自転車でけっこうありました(地図では近くに見えたけど)。かえって歩きだったら、海岸沿いの近道があったのかな?

 

二見浦で温泉に。ホテル清海の「二見温泉」へ

 

 

民宿まるやも良かったのですが、二見興玉神社に近かったことと、まるやの温泉は、どこか別のところからくんできたものらしく、下から湧き上がる温泉は、こちらだと聞きまして、ホテル清海を選びました。

 

私が行った時、まったく誰も温泉に入っている人がいませんでした。このように海も見えます。

 

夕日になる前だったのが良かったのでしょう。その後、人が入ってきましたので、一瞬だけ、独り占めできました。

 

ここは、タオルは持参しないといけませんし、ロッカーもお金が戻らないタイプですので、宿泊の人優先ですね。私も、観光関係のポータルサイトみたいなところを見なければ、ここに温泉があることをしらなかったと思います。

 

観光案内所の人も、宿泊の人が多かったら、入れない場合もありますよ、と言っていましたから。土日とか、参拝客が多い時期は、予め、日帰り温泉可能かどうか、電話して聞いてから行ったほうがいいですね。

 

こういうこともあるから、遷宮の年のような観光客が多いときよりも閑散とした時に行ったほうがいいですよね。

 

ということで、二見浦の話だけで終わったので、伊勢神宮の旅は続きますよ。