おそば屋さん(玉乃屋さん)の写真。

最初に、情報を。

深大寺は令和2年に特別開帳がありますよ。

令和2年4月18日から5月17日までのこの1ヶ月間だけです。

秘仏・元三大師像の特別開帳が執行されます。
あの角大師とか、豆大師として知られる元三大師です。

 

なんでも霊力がすごいとして、この豆大師の御神影を飾っている人が多かったくらいなのですよ。

 

お正月1月3日にお亡くなりになったから元三ですよね。

今回の開帳は、建築150年を経過した元三大師堂という御堂が修繕の必要があるためという意味もあるそうです。

お像の厨子を始め、防災面からも各所の修繕が必要となったための「大師堂修繕勧進」と、2033年開創1300年に向けた記念事業の核となる、国宝「釈迦如来像」を奉安する「南岳・白鳳院」の建設勧進の一環として

として書かれています。
10年ぶり、この時期のみ。
本来は、元三大師像は25年に1回開帳だったそうですからね。

以前は、50年に1回だったくらいの貴重な機会です。

私は行く予定です。

拝観時間:10時~16時30分

拝観料 :1,000円
※国宝「釈迦如来像」も拝観いただけます

釈迦如来像と一緒に見ることができる良い機会ですよ。

なんせ、霊力が半端ないという噂の元三大師ですからね。

これはご利益ありそうです。


深大寺といえば、蕎麦が有名ですが元三大師の霊力に注目

 

お寺のまわりには、おそば屋さんが多い深大寺ではありますが、行ってきたのはあくまでも厄除けのためです。

ちなみに私が厄年というわけではなく、姪っ子なのですけどね。護摩焚きというものをやってみてもいいんじゃないかと参加しました。

 

深大寺は深大寺蕎麦と言われるくらい蕎麦が有名ですが、かなり広い敷地をもっています。私たちは車で行ったので、全部を歩いてみたわけではありませんが、地図をみていますと、かなり広いことがわかります。1日かけて行ってみてもいいくらいです。

特にまわりの林をみていますと、夏の暑い時期に行ったら涼むことができそうだなと思ったくらいです。
深大寺の裏手には都立の神代植物公園もありまして、ばらの季節には薔薇を楽しむこともできます。

とにかく広い!が第一印象です。

 

元三大師堂へは神代植物公園のほうから入ったので北側の門(乾門)から

 

護摩焚きの祈願は元三大師の元三大師堂のほうだと聞いていたので「元三大師堂」の文字を見つけて入りました。

閼伽堂と書かれた手水舎のようなところです。

仏教では仏様に捧げる水を閼伽というそうです。ここで手を洗い、口をすすぎます。

 

深大寺のまわりは湧き水も多く、池や小川がたくさんあります。水がいいことも蕎麦がおいしくなる秘密ではないかなと思いました。深大寺では水神信仰である深沙大王に由来して深大寺と言われるそうです。

 

しかし、ご覧の通り、長蛇の列だったので、人を待たせていたために省略してとりあえず、ご祈願申し込み受付のところに行きました。

 

三が日は仕方がないですね。人が多すぎます。

こちらがご祈祷が行われる元三大師(がんざんだいし)堂です。

厄除けの神様は、元三大師と弘法大師が有名ですが、深大寺は元三大師なのですね。

上野の両大師も元三大師でした。

 

参考記事

【厄除けグッズにおすすめ】七色が入った厄除け財布を贈ろう

こちらの記事に、弘法大師と元三大師について書きました。

 

 

まずは、元三大師堂に向かって左手にある受付で、ご祈祷の申し込みをします。

ご祈祷の料金を払いまして、何時何分の回と指定されます。

 

そうしたらすぐに並んでもいいのですが、私たちは本堂のほうへ行きましてお参りしました。

 

その後に並びました。開始10分くらい前には行っておいたほうがいいです。

指定された時間にはすでに行列ができていました。

元三大師堂でのお参りの列と、護摩焚きの祈願の人の列は違いますので注意が必要です。

 

ご祈祷が終わった後には御札を取りに行きますが、それが写真のように元三大師堂向かって右側にあります。

 

元三大師堂はすぐその横で御札受け取り

 

それにしても厄除けをするなら、それも、初詣の時期には、行列は覚悟しないといけませんね。

 

縁結びの寺だった深大寺

こちらが本堂となります。正月飾りもついていますね。

熊手のようなものも見えます。

 

 

本堂は、慶應の大火の後に大正時代の再建だそうです。

深大寺は奈良時代に満功上人が開山したと言われます(開山というのは、お寺には○○山という名前があるため)。

満功上人の父は福満という渡来人で、この地の長者の娘と恋愛したのですが、娘の親に反対され娘と離れ離れになったそうです。

しかし、福満という人は深沙大王に祈願したら霊亀が現れ娘のいる場所に連れて言ってくれたそうです。このことを知った娘の両親は二人の仲を許して、生まれたのが満功上人ということです。

 

その満功上人が出家して唐に渡って学び、帰国してから開いたのが深大寺です。

この二人の仲のことがあったので、深大寺は縁結びのお寺として知られるようになったとのことです。

 

お寺で、縁結びというのは、珍しいなと思いました。神社なら縁結びの神社というのは聞いたことがありますが、お寺ではあまり聞いたなかったものですから。

良縁成就の祈願にもいいですね。

 

本堂の右手にムクロジの木


本堂の向かって右側にあるのがムクロジの木です。無患子とも無患樹とも書きます。

この木になる実は、羽つきの追い羽根の玉です。とても固い実ですよね。知らなかったのですが、果汁は石鹸のかわりになるそうですよ。

この実を鬼に当てると、鬼も厄も退散するそうです。

 

こちらは、鐘楼です。

この梵鐘は平成13年に鋳造されたものだそうです。深大寺では毎日朝、昼、夕方の3回なるそうです。

お正月3が日は人があまりにも多いので、山門からの出入りができないようになっていました。

山門から出て、不動の滝や、弁財天池にも行きたかったのですが、もう少し人が少なめの時期に再度行ってみたいと思います。

 

こちらは、御朱印をいただいた脇にあった本坊旧玄関です。「感應」の文字が見えます。仏様のご加護です。

3が日の中でも一番混雑している昼の時間帯に行ったので、護摩祈願も人が入り切れないと思うほどの多さでした。

観音経、真言、般若心経を唱えてから、法話聞きました。

この元三大師堂にある、元三大師像は25年に1回開帳となるそうです。以前は、50年に1回だったのですが、それでは一生に1回あるか、ないかになってしまうため、短縮されたそうですよ(これについては、冒頭に最新情報あり)。

 

 

今は、国宝の釈迦如来像の特別拝観もできるようになっていました。しかし、これも時間がなくて断念しました。

銅造の釈迦如来像(白鳳仏)は平成30年3月31日までの特別拝観を実施しているそうです。

今のうちに見ておきたいものです。

 

お正月の深大寺は緑は少なめになりますね。

今度は緑が多い季節に来たいものだと思いました。

 

下の写真は帰り道、元三大師堂の横にあった白山社です。本堂のほかにもいくつか小さな社、祠がありますが、そのひとつです。

稲荷、白山、山王の三神を合社したものです。白山権現、稲荷大明神、山王権現の三社です。

白山権現は縁結びの神様だそうですから、縁結びを願う人はお参りするといいですね。

 

それにしても人酔いするくらいの人出がありまして境内はごった返していますが、深大寺の敷地は広いので、本堂や元三大師堂以外に出ていくとそれほどでもなくなります。

 

三が日を過ぎると少しは落ち着くかなと思います。それでもここまで大きなお寺さんですから、休みの日は次から次へと参拝する人は来るのでしょうね。

 

 

 

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