思い立ったが吉日とばかり、台湾の台北市へパワースポットめぐりをしてきました。
九星気学でいうところの吉方位旅行も兼ねてです。吉方位旅行といいますと、温泉に入る、神社をめぐるが定番ですが、私の場合、温泉は足湯に、神社は寺院に(ただし、前もって調査してパワースポットらしき寺院を選択)したうえで、行ってきました。
吉方位旅行ではなくても、台湾に何度も行っている人が、今度は、パワースポットめぐりをしてみようかなと思いましたら、どうぞ今回のブログを参考にしてみてくださいね。
この記事を読めば、一味違う台湾、台北市(新北市も)がわかるかもしれませんよ。
第一回は、羽田空港から松山空港、そして中山駅近くのホテルにチェックインして、台湾新北市(南勢角駅)にある「烘爐地南山福德宮」という金運アップ、財運の神様のところに行った話までを書きました。
目次
台湾へはエバー航空を使って松山空港(松山機場)へ
今の羽田空港内は、日本らしさ満載で「ほうずき市」のようになっていました。ちょうど、浅草などでやっているほうずき市の時期だったのです。ここは、伊藤園の喫茶店です。
エバー航空は、成田からも出ていると思いますが、私は成田空港から台湾に行ったことがある(ただし、ずっと前のことだったので、桃園国際空港ではなかったような気がします)ので、今回はあえて、羽田空港→松山空港の路線を使うことにしました。
こちらの路線は東京から近いこと、台北市から近いこともあって、旅行代金としては高くなってしまいますが、ピーク時のゴールデンウィーク、夏休みを外したので、比較的低額で行けたかなと思いっています。
台湾に何度も行っているようなリピーターの人なら、成田空港から桃園国際空港の路線を使う、もっと格安航空券を使うなどして料金を低く抑えるのがいいでしょう。
私は、今回はまだ使ったことがなかった松山空港を使ってみたかったこともありまして、羽田→松山空港間のエバー航空を選びました。
何事も経験です。それに久しぶりの海外旅行、それも一人旅だったもので(留学から帰国してからずっと日本国内ばかり旅行していた)、格安航空会社ではなく、エバー航空にしましたよ。
いつもながら、飛行場って、わくわくしますよね。私だけではないと思います。
入国審査も早めに済ませて、羽田空港の出発ロビーで歩き回りました。
出発ロビーの免税店のところで、おそらく韓国の芸能人だと思うのですが、カメラマンがたくさん来ていてバシバシ写真を撮っていました。
その有名人らしき人(若い女性数名)は買い物を済ませると、VIPルームのほうへ行きました。若いうちにVIPルームを体験できるのだなぁと庶民の私は思ってしまいました。
でも、それはそれでいつも監視されているというのか、プライベートの時間(買い物など)もあったものじゃないですからね。
余談ばかりになってしまいましたが、機内では窓側の席になったので、スマホで写真を取りまくりしました。
7月の台北市は雷雨が多い時期で、台風にも注意
これは松山空港が近づいている時だったので、高度を下げながらでした。まるでドローンで撮っているような写真です。
こちらが私が今回、旅行する台湾、台北市です。
台風が高雄のほうに来ていたとかで、風は毎日強かったですが、雨に降られることもなく、このように遠くに雲がみえるだけで、概ね晴れの日ばかりでした。
天気ばかりは、前もってわかるわけでもないので、現地で調べるしかないですが、日本も7月は暑いですから同じように35度くらいは行くと思っておいたほういいです。
私の場合、ラッキーなことに、台風が近づいていると聞いたのですが、直撃することなく、台風が風が来ていただけで、毎日、快晴ただし、風強し、でした。
風があったおかげでなんとか、毎日、出歩くことができましたが、風がなかったら、熱中症になっていたか、夏バテしてへたばっていたと思います。
この時期は、予定を目一杯いれずに、余裕をもって組んでいたほうがいいように思います。
機内では、台湾の新聞を読んでいたのですが、天気予報には、雷雨のことが書いてありました。
暑いことは暑いですが、昼の時間も長い時期なので、歩きメインの旅行には良かったです。女性の一人旅だと夜間に出かけるのが繁華街に限られますからね。夜7時くらいまでは明るかったです。
私の場合、到着した当日のうちにすぐさま、台北の中心地から遠い寺院に行きまして、帰りがタクシーが見つからずに、歩いて帰ったので、本当に日が長くてよかったなと思っています。
こちらが松山空港です。松山空港は、軍事空港も兼ねているとかで、軍事施設は写真を撮ってはいけないと聞いたことがあったので、民間の飛行機が止まっている場所を取りました。いわば、自分が飛行機から降りる直前ということです。
松山空港からは、すぐに地下鉄に乗りまして、まずはホテルのチェックインを、と急ぎました。
そういえば、台湾の地下鉄は、飲み物を飲んではいけないそうなのですよ。
ついつい忘れて、松山空港の地下鉄駅で、日本のパスモのようなカードを購入して、中に入ってから持っていたペットボトルで、水を飲んでしまいました。すぐさま、気付いたから良かったけど。
ご老人たちだと、飲んでいる人もいるそうなのですが、やはりどの人も、暑くても飲んでいなかったのが印象に残っています。
病人とかだと、飲んでもいいらしいのですが、郷に入れば郷に従え、ですからね。台湾の「文明」に従います。
しかし、短距離ならいいけど、端から端まで地下鉄を乗るときは、暑い日なんか熱中症にならないのかな。
たしかに駅も地下鉄内も涼しかったですけどね。
乗り放題の悠遊カードを買い地下鉄で舞衣新宿ホテルに泊まる
地下鉄の中山駅からも近く、三越百貨店も歩いていける場所にあるのが、舞衣ホテルです。
日本のビジネスホテルに近い感じです。私の場合、到着したら、部屋が空いているとかで、ワンランクアップの部屋にしてもらえました。
ひとりで宿泊するには、大きなベッドで、2人分あると思うくらいでした。だから寝相が悪くても大丈夫でした。
最初は、地理感がつかめなくてわかりにくかったですが、三越百貨店にも歩いて行ける場所にあり、グーグル・マップを使いながら行動できました。
繁華街の路地裏だったので、それほど車の交通量が激しいところではありません。
一歩奥に入るだけでも違ってきます。近くにはセブンイレブンだったと思うのですが、コンビニもありました。地下鉄の駅の中にもコンビニはあるので、買い忘れがあっても、コンビニに立ち寄ればいいだけなので、便利です。
こういう便利さってアジアだからこそ、でしょうね。ヨーロッパだとか、繁華街でもちょっと歩けばコンビニという便利さ、あるのでしょうか?20年以上、ヨーロッパに行っていないので、わかりませんが。
ちょっと歩けば、サイゼリヤ(薩莉亜)もあります。残念ながら、地元のお店ばかり行って日本式のレストランには行かなかったですが。
地元民にも知られている財運アップのパワースポットへ行きますよ。
南勢角駅から烘炉地南山福徳宮へ
台湾に到着した当日から、パワースポットへ行きました。遠くに見えるのは台北101ですね。
烘炉地南山福徳宮の住所:新北市中和区興南路二段 399 巷 57 弄 20 号
舞衣ホテルでチェックインを済ませて、まだ日も高かったので、ちょっと遠いなとは思ったのですが、地下鉄の終点駅になる南勢角駅まで行きました(古亭で乗り換え)。
南勢角駅前にタクシーをみつけましたので、駅前からタクシーに乗って、烘炉地南山福徳宮へ行きました。
こちら南山福徳宮は、山の中腹にあるので、行きはタクシーをおすすめします。山の中腹にあるだけに、台北市全体をながめることができます。
(余談ですが、タクシーの運転手に最初、「南山福徳宮」と伝えたのですが、なんだか通じなかったみたいで、地図を見せたのですよ。地元民はどうも「土地公」と呼んでいるみたいです)
小高い山の中腹にある福徳宮まで山登りになりますからね。タクシー使えば、寺院まですぐのところに止めてくれます。
バスだと途中までだそうで、山の下の駐車場で降りることになりますが、タクシーなら寺院下まで連れて行ってくれますよ。
寺院下と言っても、階段でお寺までさらに登りますが。
帰りは流しのタクシーがつかまらず、歩いて下山したのですが、けっこう急な坂道でした(バスも平日はないらしいとの情報をその後、得ました)。
とにかく、行きはぜったいタクシーです(徒歩は登山が趣味の人だけで)。バスも本数がほとんどないような場所です。地下鉄の駅からは2キロくらいありましたね。
ここ烘炉地南山福徳宮ですが、地元でも知られている金運、財運アップのお寺です。
それっぽいものがいっぱいあります。遠くからでも目立つのが、どでかい神像とのことなのですが、私が行ったときは改修工事中だったみたいで包まれていました。今、行けば、遠くからでもみつかる巨像をながめることができるでしょう。
「蟠龍土地公」(土地の神様)と言われています。なんでも巨像の大きさが東南アジア1位(180メートルあるらしい)だというのですから。
これは、その「蟠龍土地公」の「土地公開運招財包」です。中国語がわからない人でもなんとなく、開運だとか財を招くだとか書いてあるのでわかりますよね。
土地の神様、守護神なのですが、せっかく来たので購入しました。自分でお金を入れるタイプです。私はお土産分と自分の分で、合計2つ、60元入れました。
紅い包で、縁起が良さそうですわ。「土地が豊かで財を成す」そうです。
紅包の中には、「茉草、香草、糯米、粗塩、土地公発財符」が入っております。
あとで書きますが土地公からいただいた「母銭」を紅包にいれ、炉にかざして、机の引き出し、バッグ、財布などに入れておけ、とのこと。
金運アップには夜来るのが縁起がいいらしいが遠いので昼をおすすめ
台湾のお寺は夜も開いているとろろがあるそうですが、ここの南山福徳宮は、24時間開いています。宝くじに当たるなど金運アップには、夜がいいのだと聞きました(それも夜11時とか!)。
あとで、こちらの台湾のテレビのユーチューブをみたら、365日、24時間オープンで、福徳宮の人がいうには、一部の人は真夜中の12時がご利益高いと、それは、子の刻が夜11時から1時の間だからと言っていました(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥で、子の刻がスタートだから縁起良し)。
しかし、自分で車を運転して行くのならともかく、夜の外出は女性の場合、おすすめできないので、なるべく昼に行きましょう。
現地に友人がいるのなら、連れて行ってもらえるでしょうが、いくら夜が開運!といわれても、やめておいたほうが無難かと。たしかに、夜来たら、山の中腹だけに、夜景がきれいだろなと思いますよ。
金運向上を願いながら金の土地公の像の馬蹄銀を触る
南山福德宮の中でメインと言われるのが、「土地公」の金色の彫刻像です(巨像は外にあるが、メインはこちらの彫刻像)。手の上にある「馬蹄銀に触れて願い事をすれば叶う」との言い伝えがあります。
触られ続けてきた馬蹄銀はすでにピカピカになっておりました。「土地公に銭母を借りることによって財運を呼び込んで」くれるとのことです。
土地公のひげを触ると長寿に、杖を触ると健康になるそうなのですが、圧倒的に「馬蹄銀」触るのが人気です。
馬蹄銀から自分で小銭を入れると、中を通って土地公の袖口から母銭が出てくる方法でした。イマイチよくわかりませんが。まわりの人のマネをすればよろし。
馬蹄銀、ピカピカでしょ?
すぐ隣にあった、ダブル馬蹄銀です。これもイマイチわからないものですが、烘炉地南山福徳宮と書いてありますね。
ここの拝殿の裏にも土地公の小さな祠がありますので、そちらもみなさん行くようです(こちらを参拝するのが本当らしい)。
一通りながめて、売店で飲水を買ってから下の財神殿に行きました。その途中で、下に大歳殿もありました。
大歳殿には、神様の像がいっぱいありました。
大歳殿から階段で下に降りて行きましたら、「財神殿」がありました。
財運アップの財神殿でパワースポットらしきものが
そこで参拝です。
「祈福牌」という日本の絵馬みたいな下げておくもののようです。
とにかく、福だとか、財だとか、パワースポットらしいグッズが多いです。
ここも上から種銭を入れると、下の虎の口からお金が出てくる形式のものです。
やり方は忘れてしまったのですが、そばに写真付きで書いてあります。
なにかと母銭に換えると書いてありますね。母銭で大金を儲ける、みたいなことが書いてあります。
先に、財神橋という場所があって、紅包と平安符を取ります。
橋を渡り、鐘をつきます。その後、紅包と平安符を持って虎の口の上にある馬蹄銀をなでます。
その後に上から小銭を入れて、母銭に換えたような記憶があります。いや、このお金を入れたのか?
ちょっと記憶があいまいですが、やり方は看板に書いてあります。
ということで、到着した当日からパワースポットに行った、それも金運ピカピカの南山福徳宮に、です。
パワースポットでパワーみなぎったので、帰りは、先ほども書いたように徒歩です。
どうしても流しのタクシーが来そうにもなかったので。ただし、自家用車やバイクは登っている人がいましたから、やはり夜は人気のスポットなのだろうな。
いざ、徒歩で下ってみると、思ったよりも距離はありましたし、下りだからいいものの、急な階段や坂道ばかりでした。
グーグルマップがなかったら、地下鉄まで帰ることができたかどうか。
南山福徳宮の財神殿にいたときは、まだ日が出ていたのですが、地下鉄駅が見えたときは、まわりは真っ暗でした。
しかし、台湾の人たちは、夜も出歩いていますので、南勢角駅、地下鉄駅近くまで来ると賑やかでした。その途中では、淋しい道もあったけど、車やバイクは通っていました。
女性の場合は、なるべく昼間がいいと思った次第です。
現地に知人がいる人は、ぜひ、夜の参拝で、金運アップをお願いしてみてください。
さらに、台湾旅行記は続きますよ。またもやパワースポットに行くのです。
第2回目>>関渡宮へ参拝に行った話をブログに。指南宮も追記!台北パワースポット
第3回め>>台北の猫空(マオコン)ロープウェイと台北101(高い場所から見る台湾)
第4回目>>台湾の新北投温泉で足湯めぐり(復興公園、泉源公園、硫磺谷)吉方位旅行に温泉
最終第5回目>>寧夏夜市でグルメ、永康路(東門)付近で買い物、松山空港