台湾初日は、台北市に到着したばかりだというのに、新北市まで行って金運、財運のパワースポットを訪問いたしましたが、翌日は、台北市のパワースポットです。
台湾旅行初日に行った新北市(南勢角)の烘炉地南山福徳宮(金運、財運アップ)についてはこちら→台湾(台北市、新北市)でもパワースポットめぐりに行ってきた!初日は南山福徳宮
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【台湾のパワースポット特集】
第3回目>>台北の猫空(マオコン)ロープウェイと台北101(高い場所から見る台湾)
第4回目>>台湾の新北投温泉で足湯めぐり(復興公園、泉源公園、硫磺谷)吉方位旅行に温泉
最終第5回目>>寧夏夜市でグルメ、永康路(東門)付近で買い物、松山空港
台北市のパワースポットというと、龍山寺や行天宮が有名かもしれませんが、中心街から足を伸ばせば、台湾の有名人も通うといわれるパワースポットにいけますよ(財界人も有名になる前に参拝していたらしい)。
関渡宮へ行く前に、北投に行って「足湯」めぐりしてから行きましたが、パワースポットめぐりがメインの私のブログなので先にお寺の参拝の話を書きましょう
(九星気学とか、旅行風水と言われるものは、運気を上げるのに「温泉」に行きますので、足湯温泉の話もパワースポットといえば、パワースポットなのですが)。
こちらは、日本人にもよく知られている関渡宮です。
今回は、前回と違い平坦な道、登山にならないので地下鉄の駅から歩いていきました。
しかし、ちょっと距離はあったかな。20分くらいは歩いたと記憶しています。おばさんの私でも歩いて行けましたので、ぜひトライを。
北投の足湯に入っていた時、地元のおばちゃんたちに「関渡宮」に行くなら、関渡宮へは、レンタサイクルを使え、ついでにそのまま自転車乗って「淡水」に行け、と言われてたのですが、関渡宮の駅からレンタサイクルはどこで借りるのか、よくわからなかったので、駅からは歩きました。
もしかしたら、淡水からレンタサイクルという手もあったのかもしれません。
関渡宮は淡水に行ったことがある人ならわかりますが、あの大河のような淡水河に面しています。お寺の裏側には、川沿いの道路やサイクリング道路がありました。だからサイクリングを使うとしたら、淡水を観光してから、のほうがいいかもしれませんね。
目次
金運のパワースポット関渡宮への行き方は関渡駅から歩きで
場所:台北市北投区知行路360
関渡駅をでたら、まずはスタバを目指します(私は、スタバで休憩してアイスコーヒー飲んでから出発しました)。
写真では、わかりにくいのですが、電信柱のところに、「関渡宮」と書いてありまして、→矢印があります。それに沿って歩いていくわけです。だから、この黒い看板を見落とさないようにします。
ところどころに掲げてあります。たいていの人は、道案内はグーグルマップ使うでしょうが。
住宅街の中を歩いていきまして(途中、台北市立の関渡医院(病院)のそばが中間地点でしたね)、やっと関渡宮に到着です。
20分は歩いたと思います。
そばまで行けば、派手な屋根の飾りもありますから、間違うことはありません。
関渡宮のお参り
正面に媽祖様(大媽祖)です。
前回の南山福徳宮よりは一見すると落ち着いた感じの寺院です。しかし、中を巡ると金ピカの仏像に会えますよ。
道教と仏教の神様がたくさん並んでおります。聖母殿、観音殿、文昌殿以外にも、古仏洞,広渡寺、鼓楼、鐘楼などがあり、広大な敷地です。
こちらは観音さまですね。
ここで1日つぶせるくらい見どころ満載です。
あとで知ったのですが、霊山公園まで行くともっと景色のいい眺めがみえたとか。
関渡宮は、媽祖廟のお寺です。横浜中華街で媽祖廟に行ったことがあります。海の神様ですよね。
台湾には、他にも朝天宮、鹿港天後宮があって、これらを3大媽祖廟というそうです。
台湾のお寺は、開放的で誰でも入っていいウエルカムなところがいいですね。
南山福徳宮のように24時間開いている寺院もほかにもあるのではないかな。
関渡宮は何時まで開いているのかわからないけど、きっと夜の参拝もできるのではないかと思います。
たしかお寺の中に図解で、どこで焼香するように、ということが書いてあったと記憶しています。
4本全部焼香します。線香を頭上に掲げて3回礼をし、心の中で自分の氏名・生年月日・職業・住所・願い事を伝えます。どこの誰だかわからないですからね。
台湾の焼香は無料でしたよ。でも、お賽銭を入れるところがあったら、入れておきましょう。
ここは、表の入り口近くの焼香炉です。それにしても至るところに龍です。
香炉に線香を刺すやり方は、日本とほぼ同じです。いや、投げ入れている人もいたかな。線香が長いのです。横浜中華街などで中華街にある寺院に行ったことがある人なら、すぐにわかると思います。
わからなければ、まわりの人のマネをしましょう。
最強パワーは黒い顔の媽祖
黒い顔の媽祖様がいらっしゃるのが、関渡宮です。ここには、線香を刺すなと書いてありますね。
この黒い顔の媽祖が最も強力パワーなのだとか(帰国後に知った私)。
なぜ、黒い顔なのか?
この媽祖様がたいそう霊験あらたかで、多くの人がそこで焼香したと。その煙のためなのか、顔が黒くなったのだとか。その後、媽祖像を作るときは、先に顔を黒くするのだそうです。
出世運にも良さそう郭総裁も有名になる前には通っていたという関渡宮
拝殿の後ろには、財運の神様がたくさんいる「財神洞」があります。長い廊下には、神様がいっぱいです。
ここは自営業の人、商売をやっている人が多く参拝する場所なのです。
鴻海科技集団の郭総裁がまだ有名になっていなかった頃、この関渡宮に来て財神に参拝していたそうです。
スタートアップのみなさんも、ここを参拝すれば、将来は鴻海科技集団のようにビッグになれるのかも?
こちらは布袋様と千手観音でしょうか。
関渡宮では、有名なのが、天官財神です。文比財神、武明財神、萬山財神、季倫財神などです。
どれも金ピカで、金運アゲアゲになりそうです。
ガラスで守られているので触ることはできませんが、財を急いで求めたい信徒は名刺をガラスケースの下に入れるのだそうです。忍び込ませるようにして置くらしいですよ。
だから地元民に財神に会いに行くと言ったら、名刺を持っていけと言われるはずです。
天官財神は特に人気で、旧正月の時、天官財神の前にある馬蹄銀を触る人が多いのだとか。天官財神は、外に出ているので、看板とか、灯籠で近くに行けないようになっているのに、です。本来は近くにいけないようになっているのに、です。
月に2回、天官財神の前で儀式をやっているそうです。
観音さま、財神のほか、たくさんの珍しい宝物がいっぱいです。木の彫刻、石の彫刻、屋根の飾り物もみるべき価値があります。
黄色の鯉の彫刻、媽祖殿にある石の龍の彫刻があります。
国宝級の扉にある木の神様の彫刻も素晴らしいです。もちろん、外の飾りも素晴らしいです。
屋根の装飾は、龍はもちろんのこと、三国演義、封神演義、忠孝結義に出ている登場人物たちの飾りです。
この飾りものは、かけことばとして象徴する意味があります。どれも縁起がいい意味が込められています
おみくじの引き方が書いてある紙です。
陰陽五行説の陰陽の考え方で、それが揃わないとおみくじの番号を言えない仕組みになっています。
膨らんだほうが「陽」で、平らなほうが「陰」だったと思います(逆だったら、ごめんなさい)。
これを投げて、ひとつが陽、ひとつが陰ならOKです。表と裏が出たら引いたおみくじの数字でOKとのことなので、おみくじの入っている棚に行ってよし。その番号のおみくじを見ます。
これが表表や、裏裏で、そろってしまうと、その質問は駄目ということなので、別の角度から聞いてみます。
私は、ここでは引かないで、奥の洞のほうで引きました。そこでは数字ですぐわかるようになっていました。
おみくじは、まさに漢文なのうえに、意味がよくわからないので、そばに解説書がおいてありまして、そこで意味を知るようになっていました。
中国語がわからない人でも私達には「漢字」という共通の文字があるので、なんとなく意味はわかるはず。
裏手には淡水河が見えて景色良し
裏手に行ってから、北投の足湯でおばちゃんたちに教えてもらったサイクリングの意味がわかりました。遠くにみえる山と関渡大橋です。
これは淡水河に沿って、サイクリングしたら気分がいいではないの。
お寺から見るだけなく、道路に行ってみました。
帰国後、知ったのですが、この道路沿いに、サイクリングの自転車を借りられる場所があったようです。
それにしても下準備が不足していて台湾に行ってから行く場所決めるようでは、このような情報もあとから知るようになるのですよね。
出たとこ勝負は、このような時、あの時あそこに行けばよかったを繰り返すのです。
それはそれで楽しいのですけどね。
お寺はこれだけではありませんよ。私が今回の旅で行ったのは、パワースポットの場所も他にいっています(今回は主に高い場所へ)。
どんだけパワースポットに行っているのだ!という話になりますね。
これだとどこへ行ったから金運アップしたとか、本当のパワースポットがわからない、と言われればそうなのですが。。。
ということで、猫空に行った時、指南宮も行ったので、それも一緒にご紹介。
指南宮でお土産や金運グッズも買った
ここで、台湾の旅の寺院関係のパワースポットを集めておこうとおもいまして、ここで指南宮もご紹介します。この写真は、指南宮へ行く途中のロープウェイの下がガラスとなっている(水晶と書かれています)高所恐怖症の人にはスリルのあるほうのロープウェイからの眺めです。
私が開運お土産をいっぱい買い込んでしまったのが、ここ指南宮です。
猫空は、ロープウェイが有名ですが、その話は後回しにしまして、まずは、頂上の猫空の途中にある指南宮です。
それにしてもロープウェイはけっこう長い時間乗るので、まだ到着しない、まだ到着しないと思いなが行きました。お茶畑もたくさん見ましたよ。それから比べると、日本のロープウェイは短く感じます。
ちなみに、ロープウェイは天候によりますので、天候が悪いと運休になりますし(私が行った時は晴れていたが、強風だったのでちょっと心配した)、月曜日は休みなのだそうです。
それを知らないまま行ってしまいましたが、月曜日でなくてよかったです。
指南宮は、3つの本殿がありまして、私が行ったのは、凌霞宝殿だったようです。大雄宝殿、仙公廟もあります。
金運アップを願う指南宮
本来は、道教のお寺なので、金運だけとは限らないのでしょうが、きらびやかなもので、ついつい金運アップを願いたくなる寺院です。
私は、先に猫空ロープウェイで終点まで行って、山道を歩き、茶館に行ってから、帰り道に途中下車して、指南宮に行きました。指南宮の駅の回りも池があったり見学するのにいい場所です。
終点の猫空駅からも歩いて行けるそうなのですが、日差しも強くて断念しました。
駅を降りてから拝殿に行くまでも、日本の神社みたいな参道のようなものがあり、ある程度歩いたら到着しました。途中の木々に、御札のようなものが下がっていて、まるで絵馬のようです。いや、一見すると、七夕の短冊かな。
どうも、それはお守りのようで、願い事を書いて木にぶら下げるみたいでした。
私は、お守りグッズを買ったので、そちらはやりませんでした。
指南宮で、いただいたお清め。身を清めて福を呼ぶもので、霊草紙です。
指南宮で買ったお守りと共に。
黄色のおみくじは、関渡宮の時に引いたもの。
本殿は上の写真を見てわかるように、けっこうきらびやかですよね。
そういえば、帰国してから知ったのですが、指南宮では占いが人気だそうです。
よく当たる人は、曜日が決まっているらしいのですが、占いをしてもらう場所(そこからまたさらに歩く)まで行っていないので詳しいことがわかりません。
そういえば、私、台湾に複数回行っていますが、いつも占いをやってもらっていなのですよ。
今度は、参拝目当てだけでなく、占い目当てで行きたいと思います。
占いをやっている場所の近くには、お守りを売っているおばさんがいるらしいのですが、私は、凌霞宝殿横の売店で、パワースポット的なお土産を買いました。
日本人は占い目当てらしいが、私は歳神様を
お寺の係員であるおばさんに、自分の生年を伝えたら、生まれ年を守ってくれる神様のところ(大歳殿)へ連れて行ってもらえましたよ。その前には、体を清める儀式も教えてもらいました(上の写真の霊草紙)。
道教の知識がないので、イマイチわかりませんが、これはきっとパワースポットだろうと感じる次第です。
このような感じに、神様ずらりです。聞くところによると、道教だけでなく仏教の神様もいるのだとか(仏様?)。この神様の上に、「戊戌」と書いてあるように、十干十二支の組み合わせの神様ですから、60人いらっしゃるようです。ちなみに、私は戊戌の生まれではありません。
大歳神は、生まれ歳ではなく、凶となる場所の神様のようです。
父親と母親と自分の歳神様から分かるのだと言っていたような記憶があります。
おばさんがいろいろ説明してくれます。英語でも話ができるようですが、私としては中国語(国語)のほうがわかるので、そちらで話をしてもらいました(おばさんの英語がよくわからなかったこともあって)
山の中腹というのか、崖に建っているというのか、眺めはいいです。でも、私としては、前回書いた南山福徳宮のほうが台北全体を見渡せたなと思っています。
思ったよりも見るところはいっぱいあります。
これは、拝殿隣の橋です。これ、日本でもよく見る方位ですよね。
年月日によって東が吉方位だとか書いてある時のあの図です。
橋の上には、御札も貼ってありました。
なんだか運気がよくなりそうな場所だったので、通ってみました。
高い場所で龍の気のパワースポットとして
私が参拝していた時、拝殿向かって左手のほうで、儀式をしていました。
その後に庭のほうに出てきましたよ。道教の道士の方々です。鐘やら何やら音を鳴らしていました。
男の道士は乾で、女の道士は坤だそうです。すべて女性ばかりでした。ガウンのところに、易の棒線がありますね。
回りのきらびやかな飾りもわかりますでしょうか。日本のお寺とはまるで違います。
龍の飾りも多くあって、おそらく龍の気の流れを意識しているのでしょうね。
それにしても、帰国してからわかったのは、指南宮の占いのこと。
みなさんのブログを読んだら、「祭改」「問事」「驚収」(特別なお祓い)の文字があったので、今度はコレですね。
「祭改」とは台湾での説明をユーチューブで聞いたところ、人間の体は毎日、お風呂に入って体を清潔にしている、血液もお風呂で循環が良くなっている。しかし、霊体(魂のことかな?)はいつもそのままなので、それをたまにはお掃除してキレイにして、元気を取り戻すことなのだそうです。
そうすることで、運気をパワーアップさせるのです。これは、日本人が神社に行って、気を浴びて運気を良くするということに、似ているではないの!と思いました。
「問事」は文字どおり、聞きたいことでしょう。事業がどうなるか、恋愛はどうなるか、この人と結婚してよいのか。病気は治るのかなどなど。
「驚収」のほうは、台北の中心にあるようなお寺でもよくみる特別なお祓いのようでした。
日本では「占い」となっていますが、占いだけではなく、そこで運気を変えるという意味合いがあるのかなと思った次第です。
台湾旅行記の記事は、こちらが第1回
>>台湾(台北市、新北市)でもパワースポットに行ってきた!南山福徳宮などおすすめの場所